カテゴリ:イーズ予備校 チュートリアル
模試の分析を聞いていると、
やたら計算ミスが多い子がいる。 もちろん、本当に計算ミスが多い場合もあるが、 普段の問題を見ているとそれほど計算ミスをしていなかったりして、、、 じゃあ、いったい何が起きているのだろうか。 模試のときだけにする特殊な計算ミスがあるのだろうか。 普段はぜんぜんしない計算ミスがあるのだろうか。 実はこんなパターンがある。 「そもそも計算ミスではない」 というやつだ。 数学において、 まず問題を見て、解法を考える。 易しい問題なら、すぐに正しい解法が浮かぶ。 難しい問題だと、可能性を考えつつ、推測していくことも必要になる。 センターだと、わりとパターンそのまんまというのも少なくない。 この段階でのミスは計算ミスの手前となる。 1、解法のミス 解法が間違っていれば、そのあとの計算を正しく行っていても、 出てくる答えは、間違いとなる。 これは、計算ミスとは呼ばない。 2、立式時の数値ミス 解法があっているのに、数字の写し間違いや書き間違いなどをして、 そのあとの計算はあっているというのに、出てくる答えは間違いとなる。 これも計算ミスとは呼ばない。計算自体は正しく行われている。 和差積商のミス、 移項ミス(符号とか)、 式の変形ミス、 こういったものが「計算ミス」に分類される。 自分のミスのタイプを正確に言えない子は、 自分のミスがどういうミスなのかがわかっていない、ということだ。 自分のミスのタイプがわからない =自分のミスの原因も見えていない =ミスに対する対策もわかっていない というところまで言える。 認識しないミスは、いつまでたっても間違い続けるよね。 ずっと同じミスを繰り返している人は、 原因にフォーカスして、解決策を見いだせていないんだろうね。 あなたのミスはどこから来るのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 16, 2019 10:03:34 PM
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