数理進学予備校イーズ こばじいのブログ 〜つくば市竹園ときどきひたち野うしく〜

2020/01/15(水)14:52

センター利用の私立への出願と事務的手続きが不得手な子

イーズ予備校 チュートリアル(14)

生徒たちと話をしていると、 行動が1歩、2歩遅いなぁ、という子がいることに気づく。 例えば、センター利用の出願について。 そもそも出願の方法や期日をとりあえずセンター終わって一段落してからでいいや、と わかっていない子もいる。 センター利用の出願の多くは、センター試験前ですよーと。 それから、私立では、同一大学内における併願が可能だ。 同一学部内での併願が可能なところもあるし、 同一学科で、別日程併願が可能なところもある。 センター利用と、併用方式と、一般との併願が可能なところもある。 その分費用はかさむとはいえ、バラバラで受けるよりは安く受けられる。 自分の成績と比べてみて、そのあたりはよく判断したいところだ。 本来、こういうのも、HPや募集要項をちゃんと読んでおけばわかることだが、 勉強ばかりに集中している子の中には、 こういう一般的な事務作業が驚くほど苦手で遅い子がいる。 親がそれに気づいて支えるのか、 先生がそれに気づいて支えるのか(大手で言われるのか?) 本人が自覚して自分でやるのか、 やさしい友達が全部日程まで決めてくれるのか(ありえないか笑) 本人がダメそうなタイプの場合、 覚悟(事務的な失敗に対する)を決めて本人に丸投げするのか、 事務的なことは親(または先生など)がやるのか、 とても迷うところだ。 もちろん、親の場合は、 お金を払い、書類提出まですべて変わりにやることができる。 先生の場合は、 早め早めに状況を理解しておき、 本人に行動の促進と、期日の確認、期日前にやることが終わっているかの確認となり、 代わりに出願することはない。(やれなくもないけど超特殊な状況だと思われます) どちらにしろ、早め早めに把握しておいて、どのようにも動けるようにしておきたい。 センター利用の出願はセンター前だってことを本人がわかっていても、 そのために必要な書類がなにか、 必要書類を手に入れるのに日数が必要か、 いくらお金がかかるのか、 出願の方法はどうなのか、 など、 なーんにもわかっていない、ということがあるからだ。 常に先回りしていないといけない。 あ、 毎年配布する年間予定表に、 色付き&下線部で強調して、 そういう日程も書き込んでおくかなー もちろん、時期が近づいてきたら、 各チューターにもお願いして、必ず確認してもらうんだけど、 親御さんにも意識してもらっていたほうがいいかな。 意識していても、動くか動かないかは、家庭の方針に合わせてもらえたら、と思うし、 1年通して、やることがわかっている方が動きやすいと思うし。 言われても自覚できない子が、自ら動けるようになるのを待ってもいられないしね。

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