知ってて説明しないのか、知らないのか
何事も、調べていくと、奥が深い。これでもかってくらい奥が深い。英文法も「暗記だよ」で済ませない説明にすると、奥が深いものがたくさんある。英語の先生をやり初めた頃、生徒の「なぜ」に答えられるくらいまで準備しようと、たくさん知識を得ることに力を入れた。まず、参考書をひととおり読むわけだけど、参考書読んでも、僕が望むような「なぜ」に対する説明が意外と載っていないことに気づいた。もちろん、勉強して成績をあげる上で、必ずしも「なぜ」が必要無いのはわかっている。ゴリゴリ暗記ができれば、それで十分通用することもあるし、それゆえに成績が上がりやすい子もいる。しかし、生徒全員がそうでないのだから、「なぜ」に対する説明は、僕にとっては必要だった。どうしても、「なぜ」の部分が気になって、うまく進まない、覚えられない子がいた。参考書に載っていないならどうしようか。参考書よりも詳しいものってなんだよ。そう考えて、実用書や学術書に手を出した。正解だった。高かった。(値段)読みにくかった。(ものもあった。全部ではない。)参考書の説明は、良い意味でも悪い意味でも、簡潔なんじゃないか、と思った。狙ってやっているんなら、すごいな!と。そうじゃないなら、雑なのかな?と。分量的には仕方ないのかな?とも。(最近は説明たっぷりの参考書も増えたよね)ベストセラーともいえるくらい売れている参考書・問題集の作者の方と知り合い、というわけではないので、正確なところは何も知らない。あくまで僕の勝手な予想です。いつかとても細かいところまで聞いてみたい。どこまで何を知っているのかを。説明できないものがあるのかを。あ、学校の先生はどうなんだろう?やっぱり、絶妙な取捨選択をしてるのかなぁ?今度、英語の先生をやっている友人に、学校の先生事情を聞いてみようかな。あ、ユーチューバーとかもどうなんだろう?一貫して、最初から最後まで、全分野の動画をあげている人は詳しそうだ。でも、中途半端で終わっている人はどうなんだろう?人にもよるのかな?知ってて、状況を考えて、うまく省いて説明しているのか、そもそも知らなくて、自分がわかっていないことも自覚していないのか、どっちなんだろう。人の知識の深淵を探ったことがないから、ちょっと気になるね。