がんがん新しいことに挑戦すること
たくさんいろんな知識を持っている人っていうのは、新しいことにどんどん興味を持って挑戦している人が多いように感じる。そうでなくても、興味が広く、本を読むなど情報収集に余念がないイメージ。でもね、今日は、どんどん新しいことに手をつけようとする子に、新しいことに手をつけようとするのは一旦やめて、と伝えた。というのも、とある教科において、「学校で演習→復習・確認作業をする」+「自分で決めた自習→復習・確認作業をする」という形をとっていた。そこそこの回数をこなしてきたのに、どうも全然点数に反映されてこないという。そこで、問題用紙を持ってきてもらい、いっしょに分析。そこで気づいたことをひとつひとつ質問していった。時間配分に気をつけていること、問題集で類題を探してさらに勉強していること、そんなことがわかった。が!時間が足りず手を付けられなかった問題をそのまま放置していることが発覚。時間が足りなかっただけで、解く力がなかったわけではない、というのを確認さえしていなかった。放置の理由は、大変そう・難しそう・面倒そう、だった。単純に、数学が嫌いなのだ。でもさ、演習の目的って、それまでに勉強してきたことが、ちゃんとできるかを確認することだよね?覚えているかを試す場だよね?どうしても最後の1割くらいがわからなすぎて放置、ならまだ理解する。(目標点数によってはそこまでやるメリットがないから)そうでないのなら、なぜ確認しないのか。確認しないと、放置していいかどうかもわからないし、その後の繰り返しを必要とするのかどうかもわからない。新しく先へ先へと進んでいる場合じゃない。やることやってから進まないと。ということで、新しいことに手をつけるのを一旦ストップしてもらいました。勉強じゃなければ、今やっていることを中途半端に放置したっていいと思うし、状況が変わって、次へ進まないといけない状態になったというのであれば、放置になるのは構わないと思う。こういう子、結構多い。1周しかしてない上で、出来ていない問題だらけなのに、次の問題集を求める子も同じタイプだな〜と思う。大抵の出来る子たちは、1周して、次!次!みたいにはなってない。出来ている場合は2周目をやらないこともあるが、出来てないのに2周目やらないことはない。ちゃんと理解してくれたから、きっと今後は大丈夫だね!