「なぜ」がわかるとスッキリする感覚。
なーるほど、そういうことか〜!!!テンション高めにこの言葉が出るとき、とてもスッキリした気持ちだろう。なんとなく、ぼんやり霞んで、ふわっと、ぬめっと、したものが、とてもクリアになる。なかなか覚えられないものとか、なぜそういう意味なのか、なぜそうなるのか、語源だったり、理屈だったりがわかると、覚えやすさが加速することも多い。なかなか点数があがらないとき、そういうときも、なぜ、なかなかあがらないのか、を考えるのは大事。勉強量が莫大なのに成績に反映されない人は、なぜ反映されないのか、ちっともわかっていない。分析して、「なぜ」を読み解きたいのに、ちっとも分析しない。そして、そういう人ほど、丸暗記型の勉強をしていて、理屈でものを捉えようとしていないことが多い。理屈がわかれば、意味もわからない丸暗記から脱却し、記憶を引っ張り出す技術をみにつけることになる。もはや、覚えている、という感覚ですらない。ただ、この「なぜ」を問うことは、いきなり、やれと言われてやれるものではない。「なぜ」に対して、どう考えて、どう答えるのか、を知るところから始めないといけない。そのプロセスを知らない人は、考えることすら放棄することもある。模試の復習で、「なぜ間違ったのか」を考えることも、やったことない人は、見当違いな返答をする。「なぜ」と聞いたのに、「どのように」とか「何」を答えてくるのだ。口頭での即時応答が苦手な場合もあるが、自習でやらせても、全然できない場合もある。時間かかるがゆえに、面倒臭がる人もいる。時間かけないと身につかないことがあるとしたら、全然身につかないことになる。もし、「なぜ」がわかって、スッキリする感覚がわかるなら、次はいろんなものに応用してみよう。もしかしたら、思考が進むようになって、どんどん物事が解決するかもしれないよ。