2007/11/30(金)15:32
新東京タワーはどこまで見えるか
できた頃は、物議を醸した京都タワー、
今ではすっかり定着した感がある。
もっとも京都駅から見にくくなったのは
残念。
このタワー、高さ131m、半径20~25km
宇治市辺りまで見えるらしい。
本当かな?
地球の半径をR、展望台の高さをh、
見える範囲をdとすると、
d^2+R^2=(R+h)^2
d^2+R^2=R^2+2Rh+h^2
d^2=2Rh+h^2
R>>hなので
d^2=2Rh
d=sqrt(2Rh)
R=6378km=6378000m
h=131mとすると
d=sqrt(6378000x131)
= 28905 m
=28.9km
ほうほう、あってる。
じゃあ、東京は押上にできるという新東京タワーは
平地でどこまで見えるか。
展望台の高さは450m
d=sqrt(6378000x450)
= 53573
=53.6km
ざっと見ると、横須賀、逗子、鎌倉、厚木、高尾山、
青梅、行田、古河、下妻、土浦、霞ヶ浦、佐原、
成田、東金、茂原、富津辺りがすっぽり収まる。
もちろん、山しか見えない方向もあるけど、それでも
大したもんだ。完成は2010年。
当初はかなり混むだろうけど、冥土の土産に見てみたい。