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今日は少し普段と違うことを。
いつも5時ごろには必ずくる七尾高校2年生が来ない。塾にきたのは6時ごろなので、理由を聞いてみると、本屋で本を読んでいたということだ。そこで何を読んでいたか、と尋ねると、「村上春樹」という。そこでいろいろ村上春樹について聞いてみる。 私も実は10年ほど前から村上春樹を読み始めて、彼の作品が好きな類である。特に「1Q84]なんかは面白くて、あの厚いハードカバーを3冊出るとすぐに買って読んでしまった。久しぶりに面白い小説を読んだという記憶がある。そして、当然、本は塾の書棚に置いているので、当時、中学生の生徒が読んでいたのを思い出した。すこし、大人向けのシーンがあるのだが、そんなことは関係なく読んでいた。その中にうちの長男もいたが、彼は、村上春樹にかなりはまっている。 村上春樹の文章はわかりやすいが、その中には深く考えさせられるものがありおもしろいと先の2年生が話していたが、まさにそこが村上春樹の魅力だと私も思っている。その生徒はハルキストになりつつあるようだ。高校生で村上春樹のよさがわかる人はあまりいない。 話しは少し変わるが、七尾高校生の読書の実態はわからないが、それほど本を読んでいないと思っている。うちの子供が七尾高校にいたとき、図書室の先生が、月に読む本の数で1位から10位くらいまでの生徒をランキングしていた。その中にうちの子が3位くらいにいつもいたのを覚えている。それでも月に10冊も読んでいなかったと思う。高校生自体でも今のスマホ事情の影響で、月に1冊読めばいい方だと思う。 しかし、高校生の読書はとても大事である。 私自身の経験をいうと、私は浪人して、昭和戦後の作家の小説やエッセイをかなり読んだ、単行本を100冊以上、1年間で読んだと思う。その結果、文章読解力はついたが、それ以上にいろんなことを考える習慣がついたと思う。頭の中のレベルも上がった。 今、七尾高校生に必要なことの一つとして読書であると考えている。そして、頭のレベルを上げてほしい。 無料受験相談を受け付けています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.11.13 19:22:02
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