welcome to kazunoko-life 店長裏日記

2012/01/16(月)13:24

…癌。

義母が亡くなって、今日で一週間。 これほどあっという間に過ぎた一週間も初めてかも。 せわしなく新潟と長岡を行き来したけれど 義母の宗派では初七日も、 四十九日もしないという事なので これでひとまず一段落か。 ずっと寝たきりだった義母が 病院に入院したというのが去年の11月。 先生から告げられた病名は「ガン」でした。 下咽頭がんというガンで、 のどの下の見えない部分に大きなガンが出来ていて 放っておけば窒息死する可能性が高いです。 一刻も早く喉に穴を開ける手術をする事を強くオススメします。 ただし、高齢な為、ガンの根本的な治療は出来ず、 喉を切開したとしても窒息死を回避出来るだけで、 ガンの進行具合からみて余命はあと1カ月程度でしょう。 …と先生。 義父とさとみ(嫁)と僕で、 病院の先生の部屋で説明を受けたのはたしか、 立川談志さんが亡くなった辺りの事だったように思います。 すっかり耳の遠くなってしまった義父は 何度も何度も先生に助かる方法がないか聞いていましたが 聞こえないうえに、頭が混乱して全く話になりません。 僕らが何とか説明をして、 ようやく状況が理解出来たようでした。 本人(義母)にはガンの告知はせずに、 治療の為に喉に穴を開けなくてはならないと説明したものの どうしても手術をしたくないと拒否。 大丈夫だから 早く家に帰りたいという。 家で寝たきり状態だった時は ほとんど食事を口にしなかったのに 大丈夫だから家に帰るとアピールしながら ご飯を食べ、トイレにも自分でいくようになった義母。 それを見て、仮に喉に穴を開けてしまったら 自宅介護はもう不可能。 このまま亡くなるまで病院に入らなければいけない。 痛い思いをして手術をしてもあまり余命が伸びないのなら このまま静かに見守ってあげるのが良いのではないか? そういう結論になりました。 念願の退院をして上機嫌な義母。 だけど、義父の表情は複雑です。 家には自分しかいない。 もしもの時、呼吸が出来ずに喉の器官がふさがったら どう対処すればいいのか? 願わくば苦しく呼吸困難で亡くなるのではなく、 ガンによって静かに最期を迎えて欲しい。 お正月に御年始に行った時、 義母は具合が悪そうでしたがベッドから起きて 大好きなお寿司とビールを飲んでいました。 でも、それがはっきりと意識のある義母を見た最後でした。 今、救急車に乗った。 病院に向かっている。 そう連絡をもらい 病院に到着して義母の顔を見ると、 とっても穏やかな顔の義母がいました。 とても厳しい義母だったので 僕は今まで見た事も無い優しい顔に 少しだけホッとした事を覚えています。 本当は苦しんで亡くなったかもしれないし、 喉に穴を開けていればもう少し長く生きていられたかも知れない。 だけど、自分の中では これで良かったのではないかと思えてなりません。 ただひとつ気になるのが 一人娘のさとみ(嫁) 覚悟していたとはいえ お通夜でも葬儀でも泣き崩れる事無く ずーっと気を張っている。 僕の前でくらい弱音を吐いてもいいのに。 それくらいの甲斐性はあるつもりだよ。 かとうせいか@ツイッターでも 日々つぶやき中 o○o。.。。o○o。.。。o○o。.。。。o○o。.。。o○o。.。。o○o カリカリ食感マヨおかき&贅沢カシューナッツ柿の種 当店の人気ツートップが送料無料セットにな...価格:2,415円(税込、送料込) 新潟の米菓屋だからこそ 原料のお米にこだわります♪ 新潟契約栽培米あられ 加藤製菓

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