早一ヶ月
今日で1月も終わりだ。昨日からの雨が降り続き、今朝は大荒れの天気だったが、午後には陽が差してきた。今日はバルコニーには出なかった。風邪も治り、体調も今日はよいが、自重した。先日開花しそうな梅の蕾を紹介したが、今朝開花を確認した。恐らく昨日から咲いていると思われる。この梅の花のように、不況もやがて回復して好景気の花を咲かせてくれるだろうが、それが何時になるのか、まだ闇の中だ。日本の名だたる企業は業績の下方修正で、赤字のオンパレードという感じだ。そして、リストラという名の首切り・人員削減のオンパレードだ。この金融恐慌とも言うべき大不況の発生源である当のアメリカの金融界のリーダー達が、公的資金の援助を受けながらも、莫大なボーナスを受け取っていたというから驚きだ。オバマ大統領が怒りの会見をしていたが、どうやらあの人たちは本当に強欲の権化だったらしい。しかし、いつの間にか日が長くなり、午後の5時と言えば真っ暗だったのが、今日はまだかなり明るい。私たちも、あまり100年に1度の大不況だとか騒ぎ立てないで、気持ちだけでももう少し前向きに元気でいたいものだ。少なくとも、気分によってさらに落ち込んでいくという悪循環を断ち切りたい。その意味では、あの悪名高き定額給付金も全く意味がないともいえないかもしれない。気分を変えるという意味では・・・。それでも、私はやはり将来に繋がる政策を打ち出して欲しいと思う。ピンチをチャンスに変えるような、思い切ったエネルギー政策や医療改革など・・・。ただ、この大不況は、一面では人類の経済活動による地球環境への負荷を一気に軽減すると言う側面もあると思う。だから、この減速はもしかしたら、バブル崩壊という経済活動の破綻と言う側面とともに、地球が人類に対して発している悲鳴と警告なのかもしれない。