テーマ:暮らしを楽しむ(389989)
カテゴリ:ホームシアター
昨日、マイ・ホームシアターでレンタルDVDの上映会(ちょっと大げさ?)を開催した。
夜の8時近くより開演。 友人夫婦2人と家族4人の計6人で楽しんだ。 友人夫婦はすでに映画館でも観ていたのだが、もう一度観たいということだったので、一緒に観ることになったのだ。 それほどいい映画だということだろう。 なるほど映画が始まると、液晶プロジェクターから投影され、100インチ画面に広がる昭和初期の世界と、そこで繰り広げられる人間ドラマにすっかり魅了されてしまった。 本当に素直に感動した。 そして観終わった後に、「あーいい映画だった。」という満足感が押し寄せてきた。 この映画は漫画雑誌に掲載されていた短編漫画が原作だと思うが、私はこの漫画のそれほど熱心な読者ではなかった。しかし読んではいた。独特の絵と世界をもつ漫画だった。 この漫画がこんなに素晴らしい映画になるとは、その当時は夢にも思わなかった。 厳しい現実はあるけれど、何か明日は今日よりも良くなる、と思える時代だった。 テレビがうちに来るまでの期待感・高揚感。 そして来た後のお祭り騒ぎ。 今これほどまでにうれしがることがあるだろうか? しかも隣近所でその喜びを分かち合うのだ。 まさに失われた光景だ。 しかしこの映画は単なる時代回顧の映画ではない。 魅力的な人間がしっかりと描かれていて、素直にそのドラマの世界に入り込める。 細かいことを言えば、欠点とかもあるだろうが、しかし濃密に過ごすことのできた時間が、そして頭ではなく心が感じている満足感がすべてを物語っている。 また何時の日にか再び観たい映画だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ホームシアター] カテゴリの最新記事
|
|