テーマ:暮らしを楽しむ(389059)
カテゴリ:ホームシアター
朝から小雨が降り続いている。
今日は10時近くに目覚めた。 それでも寝たのが4時近くだから、6時間ほどしか寝ていない。 実は夜中にBS放送で昔のロックライブの番組があったので、それを見ていたのだが、それが終わった後にすぐ映画が始まりちょっとだけのつもりで眺めていたら、これが面白くてついに最後まで観てしまった。 映画の題名は主人公の名前で、映画は18世紀のヨーロッパを舞台にして主人公の半生が描かれている。 物語は波乱万丈というわけでもなく淡々と進む感じだったが、何といっても映像が美しくてつい引き込まれてしまった。 それが、なんと3時間超の大作だったから、久し振りの夜更かしになってしまったのだ。 恥ずかしながら、この映画がキューブリック監督の作品だというのは後で知った。 ちなみに原作はウィリアム・メイクピース・サッカレーの小説で、主演はライアン・オニール。 映像が美しいといったが、キューブリック監督は、この時代のムードを忠実に再現するため、ロウソクの光だけで撮影できる、NASAのために開発された特別なレンズを探し出して、この映画のために使用したということだ。 そこまでこだわって初めて、中世ヨーロッパの暗さが美しく表現できたというわけだ。 完璧主義者であるキューブリックは、この映像に対するこだわりはもちろんのこと、時代考証、ライティング、美術、衣装に至るまで、彼らしいこだわりを見せ、18世紀ヨーロッパを見事に再現し、アカデミー賞の撮影賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞を受賞している。 観る人によっては退屈な映画とも言えるが、この映像美だけでも十分見る価値はあると思う。 ■バリー・リンドン / ライアン・オニール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/08/24 04:22:59 PM
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