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バルコニーでガーデニング

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2015/04/21
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カテゴリ:映画
この土日で観た映画も結局は重たい作品になってしまった。
次回はもっと軽い気持ちで観ることのできる作品を選ぼうと思っていたが、なぜか二作とも軽くない作品になってしまった。

「聯合艦隊司令長官 山本五十六 太平洋戦争70年目の真実」は、役所公司主演の2011年公開の作品だ。
映画は米国との開戦前夜から山本五十六が撃墜され、そして終戦を迎えるところまでを描いている。
山本五十六は誰よりも米国との戦争に反対し、開戦後は短期決戦で講和条約締結を目指した人物として描かれている。
いささか美化しすぎているようにも感じたが、実際この映画のような山本像に異論を唱える人もいるようだ。
映画には人間山本五十六を垣間見る小さなエピソードが所々に見られたが、もう少しそこに焦点を当ててもよかったのではないだろうか。後は真珠湾攻撃とミッドウェー海戦という戦闘シーンに費やされることになるが、何か物足りなさを感じてしまった。戦争の悲惨さがあまり伝わってこなかったのもその一因かもしれない。

日曜日に観た「おろしや国酔夢譚」は、井上靖の長編小説を原作とした緒方拳主演の1992年公開の作品だ。
映画は、大黒屋光太夫ら17人を乗せた船「神昌丸」が江戸へ向かう途中に嵐に遭い、8か月の漂流後にロシア帝国の属領だった島に漂着するところから始まった。
ここから異国の地での苦難の生活が始まることになる。
そして幾多の試練を経て最後は当時のロシア女帝に謁見して日本への帰国許可をもらうことに成功し、日本に帰ることができるのである。
だがそれが本当にしわせだったかどうか・・・
当時の世界情勢と鎖国日本が置かれた立場が絡み合う中、漂流者としてロシアの地で暮らしながらも故郷日本へ帰ることをひたすら願う主人公たち、そして、最後に待っている運命・・・。
切ない。
時代に翻弄された男たちの物語として面白く観ることができた。





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Last updated  2015/04/21 11:57:52 PM
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