|
カテゴリ:映画
役所広司がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した、2023年公開の主演映画「PERFECT DAYS」をAmazon Prime Videoで見ることができた。
![]() 東京渋谷でトイレ清掃員として働く、何やらわけありの過去を持っていそうな主人公平山(役所広司)の、静かで規則正しい淡々とした日々を描いているだけの映画だったが、人間が生きることの意味を問いかけられているようでずっと心は重かった。 朝起きて植物に水をあげ、仕事にでかけ、昼は公園で木々を撮影し、仕事を終えたら行きつけの店で一杯やって、時には書店によって本を買い帰宅し、そして読書してから就寝する。 仕事は丁寧で決して手を抜かない、部屋は見事に整理整頓されて片付いている。 そして水やりと読書を欠かさない。まさに清貧ではないか。 一世を風靡した中野孝次著「清貧の思想」を思い出す。 人間が生きていくのにこれ以上の何が必要というのか? しかし、実際には欲望と煩悩をコントロールすることは難しく、思い通りに行かない現実とのギャップに心は乱れ日々の幸福感は薄い。他人と比較しては落胆し落ち込む。 実際平山はどんな気持ちで日々を過ごしているのかはわからないが、自分を律して過ごしている。 そして読書を欠かさない。これが平山の人生が豊かそうに見える肝ではないか。 ここまで生真面目に生きることは私には難しいが、定年退職後に始めた水彩画とクラシックギターだけは生活の中心としてやり続けようと思う。そして読書も。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/01/29 11:16:57 AM
コメント(0) | コメントを書く
[映画] カテゴリの最新記事
|
|