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カテゴリ:映画
黒澤明監督映画「生きる」(1952年)を観た。
この映画はだいぶ前に録画してあったのだが、なんとなく観ないまま今日に至った。 (ハードディスクにはこの他にも観ないままの映画がたくさん眠っている。) 実は、先日オリジナルより先に、Amazon prime videoでリメイク版の「生きるLVING」(2023年)を観ることができた。それで順序は逆になったが、今回さっそく傑作との呼び声高いオリジナル版の「生きる」を観ることにした。 胃がんのため余命が限られていることを悟った主人公は、自分の人生を見つめ直し迷走するが、最後は公務員の無気力事なかれ主義を排して自分の信念を貫き通し、そして俺はやりきったという満足感を得てこの世を去る(ブランコでの歌唱シーンは哀愁がただよってとても切なかった) これが脳梗塞や心筋梗塞などであったら、主人公は自分の人生をこれほどまでに真剣に見つめ直す期間を過ごすことなく、ある日突然人生を終えることになってしまっただろう。 しかし死の恐怖と戦いながら過ごす日々を考えると、こちらのほうがよいという人もいるだろう。 この映画を観てそんなことを考えてしまった。 そう言えば、オリジナル版では癌の告知はなされず胃潰瘍などとごまかしていたが、リメイク版では舞台がイギリスだけに本人にはっきりと癌だと告げていた(この辺の違いも面白い) いずれにしても毎日を悔いのないように生きたいものだが、つい流されてしまいがちな私には良い刺激になった良い映画だった。 あえて二作品を比較すると、どちらかというと私はリメイク版のほうが好きかもしれない。 主演のビル・ナイがとてもよかったからだ。 志村喬のほうはあまりに弱弱しすぎて感情移入できなかった。 若い女性役は断然小田切みきがよかった。小田切みきを観るのは初めてかもしれないが、よい女優さんだと思った。チャコちゃんの母とは驚いたが。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026/04/28 06:56:13 PM
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