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カテゴリ:春抱き 他 新田作品
届いたのは昨日(2/22)になりますが、とにかく見てからと思い、感想が今になりました。
用事があって地元の繁華街に出たんですが、用事が全部済んだところでお馴染みメイトさんに足を伸ばしましたら、既に「冬の蝉1巻」が並んでいました。 綺麗な・・・これは寒椿なんでしょうか?の絵柄が印象的なパッケージでしたよ!(限定版バージョン) 冬蝉のサイトに行かれた方はもうご存知でしょうが、限定版と通常版では内容だけでなくパッケージも違います。 これは以前出た「春抱き」のOVAとは違う試みですよね。 『冬の蝉~江戸恋唄~』 「初回限定版」 「通常版」 こんな感じです。 だいぶ雰囲気が変わりますよね。 さて、ここからはネタバレ込みの感想になっています。 自分の目で確かめてから!という方はここで回れ右して下さいね。 さて、内容のみに絞って感想を書いてみますね! コミックから始まってCDになり、そして今回のOVA化。 本当にこの作品は重みのある内容で、涙無しには語れない、それでいて春抱きの2人の前世編ということもあって切っても切り離せない作品だと思っています。 また私の周りの友人でも、「春抱き以上に冬蝉は好きぃ~♪」とまで言う人が何人もいて。 森川さんも三木さんも本当にこの作品に対する情熱は凄い!といつも思っています。 この作品がOVA化することになって、コミックからCDになった段階でも加筆されましたが、今回のOVAで更に加筆されると聞き大変楽しみにしていました。 それまでの音のみの媒体(CD)がアニメになるわけですから、補足させる部分もあったでしょうし、それ以上に新田先生が語り尽くせていない部分を映像でという思いがあったんでしょうね。 とにかく冒頭部分からしてコミックにもCDにも無かった巨大な二隻の船がぶつかるという場面で始まり度肝を抜かれました。 場面は秋月がいる旧幕府軍は既に北の大地に移動して蝦夷共和国を設立していて、草加や相沢がいる新政府軍の攻撃でもう抜き差しならない状況に・・というところから始まってます。 そして津軽海峡をはさんで2人は出会った頃を思い出していて。 「生きていて欲しい・・・生きてさえいてくれてたら」 この草加の言葉に心が痛みます。 また細かな部分でもコミックにもCDにも存在しない場面が出てきました。 限定版1巻の特典でもある匂い袋。 これはコミックでは戦後草加邸に秋月が囲われるようになってから出てきたのに対し、OVAでは事ある毎に秋月が眺めているという設定になってます。 またコミックやCDよりも相沢の出番が多いです(笑) 最初寺で行っていた英語の勉強場所がどうしてあの水辺に移ったか・・とか。 これはもうデートよね!って感じですが、茶屋で団子を食べたり両国に出かけていったり。 見世物小屋では話題になった象が出てきましたよ!(爆) またその両国の時に、本屋で春画を見て真っ赤になって立ち去るなど、実は秋月はかなりウブな人だったことも判明。 その時の草加のなんともいえないニヤニヤっとして「可愛い・・」と微笑む顔が印象的でした(笑) また、2人には当時各々に許婚がいたことも判明。 草加はどうも幼馴染のようだが、秋月は未だに顔すら見たこともない模様。 そんな秋月に 「草加・・・俺は時々不安に思うんだ。顔を見たことない人を愛せるのかと。」 暫く動かない2人。 そしてそんな思いを切り替えようというかのように首を数回振った秋月が善哉の餅を食べたところを見た瞬間、多分以前にも感じていた秋月の唇へ色気を再び感じたんでしょうね。草加は自分が恋に落ちたことを実感するんです。 こんなように、感情の動きなども加筆されたことでよりスムーズにわかりやすくなっているんじゃないかな?と思いました。 ここの場面に至るまでにも何回も草加が秋月に対し、時々説明がつかない気持ちになっていたところが何箇所か出てきていますし。 CDの様に心の声という形で表現するのももちろん良いですが、やっぱりアニメの利点を生かした表現は良いものですね。 しかし、茶屋を出た時に相沢に出会ってしまったことによって秋月と会い英語の勉強が出来る今の状況に無防備に浮かれていたことに気付きます。 「本来なら交わることのない人間なのだと」 ・・・と1巻はここで終わり。 京都では新撰組やら見回り組とかお馴染みのキーワードが飛び出していておかしげな状況になっていることは匂わせつつもまだまだ余裕がある感じ。 一気に緊迫してくるのは2巻からでしょうね。 さて肝心の主人公の2人の顔はご覧になった皆さんはどう思われたのでしょうね? 私はもう少し経ってからこちらに関しては機会があったら書こうかな? では今夜はこの辺で寝ますzzz お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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冬蝉スタッフです
一巻の詳細な感想コメントありがとうございます。 なかなか生のお声を聞く機会が少ないので、非常に参考にもなり、また励みにもなります。 画につきましても鋭意努力中ですので、今後とも応援よろしくお願いいたします。 本日公式サイトで二巻の映像をいれたPVをUPいたしましたので、遊びにいらしてくださいね! (2007.03.09 23:38:50)
>冬蝉スタッフです
>一巻の詳細な感想コメントありがとうございます。 わわっ、はじめまして! いつもスタッフ箱、楽しく読ませて頂いております。 こんな僻地ブログにコメントを残して頂いて感激です。 >なかなか生のお声を聞く機会が少ないので、非常に参考にもなり、また励みにもなります。 >画につきましても鋭意努力中ですので、今後とも応援よろしくお願いいたします。 感想というよりは流れの説明だけだったような・・・説明にもなっていないような(>_<) でも、本当に出来上がりを楽しみにしておりました。 なので一巻を手にした時は興奮しました!!! >本日公式サイトで二巻の映像をいれたPVをUPいたしましたので、遊びにいらしてくださいね! はい!既に3回も見てしまいました(^^ゞ 二巻も既に出来上がっているみたいで、草加の絵にドキドキしています。 早くこちらも手にしたいです。 そして、三巻の発売が少し延期になったのですよね? すごくスタッフの皆様のこの作品に対する熱意と拘りを感じさせて頂いてます。 ファンの間でも特に思い入れがある方が多いであろう冬蝉。楽しみにしておりますので、是非ラストまでとことん宜しくお願いしますm(__)m 書き込みありがとうございました。 (2007.03.11 00:30:56) |