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テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:英國戀物語エマ
英國戀物語エマ第二幕 第8章「居場所」
ウィリアムが婚約破棄をしたという噂をメイド仲間たちから聞いたエマはショックを受け生まれ故郷の村に戻ってきていた。 夕暮れの海の波打ち際まで近寄っていくと、後ろから「バカなことはやめろー!」という怒声と共に止められる。 エマをロンドンから追ってきたハンスだった。 近くの小屋で温まりながら、ハンスは公園でした自分の子供の頃の話を。 エマはウィリアムとの出会いがとれだけ自分を幸せにしたのかの話をする。 「だからこそ自分が身を引かねばならない」と。 「自分(ハンス)と同じような生き方をしてきたんじゃないか」と。 一方、ロンドンのメルダース邸ではエマが飛び出してしまったことで大騒ぎになっていた。 そこにハンスに連れられて来たエマの姿が。 自分にとって良い思い出など何もない筈の故郷。 それでも何かあったらここしか帰る場所がない・・・ そんなエマに、ラストのハンスの 「帰る場所ならここにあるじゃないか」 という言葉がとても胸に沁みて温かい気持ちにさせられた回だった。 とにかくエマにとって【救い】のある回だったと思います。 それにしても、あれからハンスがエマの後を追っていたとは!! それと、私も先週勘違いをしましたが、エマに自殺の意思がなかったこと。 でも、ハンスは勘違いをして背後から抱きかかえるようにして止めるんですね。 そんなシーンに胸がキューンとなったりして でもエマは、無意識にでも心の片隅に自殺しようかという気持ちがあったかもしれないとハンスに告白した時は見ていて辛かったです。 ハンスは、規律に縛られるのが嫌いな父親が勝手に没落していったのを見ていたので、最低限の食事と寝床を確保出来る仕事にありつきたかったとエマに告白します。 そしてそんな自分とエマは似ているんじゃないか・・・と。 確かに、ケリーに「うちに来る?」と言われて即決してロンドンにきた頃は、貧しくて食べるものもろくに無く、ヘマをすれば叩かれてという幼少期を過ごしてきた上に、確か記憶が確かなら売られそうになった筈。 その頃のエマはとにかく温かい寝床と食事が取れればと考えていたかもしれませんね。 でも、そこは追い出されてしまえば決して戻ることは出来ない不確定で不安定な居場所。 だからこそメルダース家にはもう戻れないと考えていたようですが、最初こそ紹介状も無いのに勝手に家に入れてしまったと陰口をたたかれていたエマが、いつの間にか仲間に受け入れられ始めていて、今回のことも頑なに理由を喋ろうとしない理由も結局聞かれることなく(ハンスが弁護したことが大きかったですが)再び戻ることが出来た事、そして仲間たちから大歓迎を受けたこと。 そしてハンスの言葉。 ケリーが死んで居場所が無くなったと思っていたエマに再び居場所が出来た瞬間でした! ・・・とまぁ、エマの方は一件落着。 しかし、ウィリアムの方は・・・というと、 何を焦っているのか? 何を急いでいるのか?? とにかく寝る間も惜しんで働き詰めの毎日を送っている様子。 しかも、あまり大きな成果を生んでいないみたいです それだけじゃなく、婚約破棄のことがどうしても納得出来ないエレノアが、たまたまロンドンに戻ってきたハキムの導きでジョーンズ邸に乗り込んできます。 しかし、 「ウィリアム様の為に強くなりたいと思っています!」 「何がいけなかったのでしょう?気に入らないところがあれば直しますから」 という必死な声にもエマを愛する気持ちは変わらず、 「あの芝居を見た日から、貴女を愛しく思った気持ちに偽りはありません」 「忘れられないとわかっていたのに・・・僕のわがままです」 とエレノアの気持ちに応えられないことをハッキリと告げてしまい、エレノアは泣きながら飛び出していってしまいます。 ジョーンズ家に向かう道の途中で、ハキムの 「人の気持ちというのは止められるものじゃないだろう?」 という言葉に対し、エレノアは 「でも気持ちだけでは・・・」 という会話を交わしているんですが、確かに相手にも気持ちというものが存在している限り、ただ思う気持ちが強くても、どうにもならない事があることを考えさせられます。 確かにそれで一緒になれるのならエマとウィリアムだって別れずに済んでいたでしょうからね。 格式の違い、 制度、 でもそれ以上に人の気持ちは儘ならない・・・ だからこそ面白くもあり辛くもあるんですよね。 うーーーん、まだまだウィリアム君の道は遠く険しそうです。 でも、なんとなくキリッと凛々しい感じになってきたかも・・・>ウィリアム 早くいい方向に向かって欲しいですね。 しかし、それにしても「どうしてここに?」というエマの問いに対して、公園で(何言ってんだ・・・俺は)と反省していたにもかかわらず、 「アデーレに呼び戻してこいって言われたから・・・」 と、再び同じヘタレな台詞を言ってるし、 小屋の暖炉の前で寝てしまったエマに落ちかかったコートをかけ直してやり、自分はそのまま暖炉の前で火の見張りをしているハンス。 「ええーーーい!エマに対してどう思ってるんじゃーーーーーーっ!」 とハンスに対して少々焦れてしまったのも本音なんですけどね でも、先週に引き続き・・いえ、先週以上にたくさん東地さんの声が聞けたのは嬉しかった~~~♪ 相変わらずイイお声でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.05 03:29:50
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