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カテゴリ:英國戀物語エマ
英國戀物語エマ 第二幕 第十章「窓辺」
「エマ、俺と結婚してくれないか・・・」 使用人たちの前でエマに求婚するウィリアム。エマは毅然とそれを拒絶するが、ウィリアムは諦めないことを告げメルダース家を後にする。 家族へ迷惑をかけている自覚や、エマとの将来を認めてもらうために、ウィリアムは食事も取らず仕事に駈け回る。現実を受け止め、エマと共に生きていくことを覚悟した彼にかつての覇気のない面影はもうなかった。 しかしキャンベル子爵の社交界への圧力から、商談は反故されるばかりだった。 その一方で、ウィリアムは来る日もメルダース家へ足を運び、時には手紙を送ってエマを待ち続ける。そんな彼の前にハンスが姿を現し・・・ やはりというか、ウィリアムの求婚に悲しげな表情を浮かべながらもきっぱりと断りましたねぇ~>エマ 確かにどう考えても今の状況でエマが求婚を受けられるわけもないし、手に手を取って駆け落ちするほどお互いに子供じゃない。 そうじゃなければ第一章の最終回のような悲しい別れもなかったわけで・・・ そして互いに捨て切れない絆や恩もあって。 そうだからこそ私はこの作品に惹かれたのかもしれないと思います。 どちらか片方でも子供じみた行動で周りを悲しませるようなことがあったらきっと興ざめだったでしょうね。 だけど心の奥底では好き過ぎる位好きだから、エマはきっぱりと断っても例えば他のお話なんかでよくありがちな 「(偽の)恋人が出来た」とか 「嫌いになった」 のような断り方はしていないし、 以前のウィリアムだったら簡単に凹んでしまっていただろうエマの拒絶もしっかりと受け止めた上で有言実行(エマを守れる基盤作りとエマに認めて貰える人間になる)しているし。 メイド長のテレサにもキッパリと言い切りましたしね。 ただ、キャンベル家との婚約破棄はウィリアムが思っている以上に支障をきたしていますけど。 それと気になるのは、ジョーンズ家が今一番力を入れている鉄道の事業のことがキャンベル子爵の耳に入ってしまったこと。 邪魔しにかかるのかな~? とにかく成り上がり的な目でジョーンズ家を見ているし(資金は当てにしていたくせにプライドだけは人一倍な嫌な奴!)娘のことがあるからなぁ エマを取り巻いている人々も いい意味でドロテアはワクワクしたお顔で静観するつもりにしているみたいだし、 ミセス・ヴィークもなんだかんだいって好意的に行く末を見ているみたいだし、 ターシャはウィリアムから届く手紙を「読むと辛くなるから」と言って読まないまま引き出しにしまってしまうエマのことを心底気にしているし、 さてそこに加わってくるというか切り込んできたのがハンス。 「あんたもいい加減にわかってやれよ! エマは会いたくないと言っている。 そうやって自分勝手な気持ちを押し付けるのがあんたの愛情か」 「エマさんが僕を拒絶するのはわかっていた。 だからといってはいそうですかと引き下がるわけにはいかないんだ。 貴方は僕を自分勝手だと言いましたね。でも僕が気持ちをぶつけなければエマさんは覚悟を決めることが出来ないんです。」 「大した自惚れだな。」 「自惚れだとは思いません。」 「だが人の気持ちは変わる。」 「君が変えさせたとでも言いたいのか。君にエマさんの何がわかっているというんだ。」 ハンスの言葉に毅然と応えたウィリアム。 でもハンスの「人の気持ちは変わる」という言葉に思った以上にショックを受けてしまうウィリアム。 エマの頑なな態度もウィリアムの気持ちを挫けさせているのでしょうね。 仕事も上手くいかないし。 でもそんなウィリアムが駆け込んで愚痴をこぼしたのはやはりハキム王子のところで、やっぱりそんなウィリアムの純粋なエマを思う気持ちを真正面から受け止めて背中を押してくれたのもハキムで。 ハキム!カッコイイぞぉーーーっ! そんなハキムもかつてはエマに「好きだ!」と告白した者の1人。 だけどエマとウィリアムが互いに好き合っていて、親友のウィリアムだからと引いてくれた人。 だからこそハキムの言葉は掛け値なしで心に入ってくるんでしょうね。 そしてそのハキムに応えるようにして取ったウィリアムの行動は・・・・・・ ロミオとジュリエットかいっ!ヾ(ーー ) オイッ 今回メルダース家に通うようになって知り合ったお隣の老婦人。 その方の家のベランダから再度の求婚と答えを2人の思い出の『クリスタルパレス』で聞かせて欲しいというお願い。 う゛っ!! これはちょっとウットリというより引いたというかこっ恥ずかしかったというか(^^ゞ しかしどうにも会ってくれないし手紙の返事もこないしで必死だったんですよね! なんとかして自分の思いが半端じゃないことをわかって欲しかったんですよね。 今回はとにかくエマを愛する男2人の直接対決(?)と まるでロミオとジュリエットのようなべランダと窓辺の会話と そして・・・!!! この日記の冒頭に書いた ハンスの告白。 「今日の俺の誘いをアンタは受けた。そりゃ期待もするさ。 今日だって気弱になっているアンタに付け入るようにして誘った。」 「だからアンタだってアイツと本気で別れようと思っているなら・・・俺を利用すればいい。 本気で考えておいてくれ。」 キましたーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー セコいのも付け入ってるのも全て理解した上でハンスがとうとうその重い口を開きました! 卑怯だと言われようともエマを手に入れたいという気持ちが溢れてきたんでしょうか? でも、辛そうにそれでも拒絶しきれないでいるエマを知っているからこその行動。 うん! エマの気が楽になるように「利用していいから」と言うハンス、男らしい~~~♪ 普段、無口で無骨な感じがするからこそこういう時の一言は効きますね! ますます気に入っちゃいましたよ。 もしかしたらエマは慎ましくともこういう同じような境遇で、エマの今までの人生を理解してくれる男性の方が本当なら幸せになれるのかも。 だけど、それじゃ物語にならないよね(苦笑) さて、エマはウィリアムの願いどおり一週間後にクリスタルパレスの噴水前に現れるのか? クハァーーーーーーッ! OPのウィリアムとエマのダンスシーンが実現するようただただ今は祈るばかりーーっ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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アニメから原作いっきにかっってしまいました。また続編をアニメでやってくれたら、みます
(2007.06.21 16:10:53)
こんばんは。
書き込みありがとうございます。 >アニメから原作いっきにかっってしまいました。また続編をアニメでやってくれたら、みます 原作をお買いになったんですね! 私も読みたいと思っているんですが、収納場所が無くなかなか手が出ないでいます。 続編、早く見れると良いですね(*^_^*) 相変わらずもどかしい展開ですが、不思議と惹き付けられる作品です。 (2007.06.22 23:05:27) |