|
テーマ:アニメ!!(3877)
カテゴリ:英國戀物語エマ
英國戀物語エマ 第二幕 第十一章「光陰」
ジョーンズ商会に思いもよらぬ危機が訪れる。キャンベル子爵の策略で、ジョーンズ商会が推奨していた鉄道株の資金を持ち逃げされてしまったのだ。 事態を打開するための手立てはただ一つ。それは損失した資金の補填と、改めて鉄道計画に必要な400万ポンドの確保という過酷なものだった。 ウィリアムは資金援助のため連日駆け回るが、指定された金額の集金までは程遠い。しかし、援助に協力してくれた人たちのためにも、そしてエマとの幸せのためにも、ウィリアムは決してあきらめるわけにはいかなかった。 とうとう、キャンベル子爵が表立ってジョーンズ商会に圧力をかけてきましたね! しかも、自分の手段に一役買った男爵を問答無用に切り捨ててましたし。 家柄云々より、どれだけ卑劣な人なんだ!と呆れてしまいましたよ。 それでも娘エレノアの前では良い父親でありたいのか? それともエレノアの口から事の真相が漏れるのを恐れてなのか? それとも一応失恋中の娘を慮ってか? エレノアをさっさと保養地に追いやってしまいます。 そうとも知らずにウィリアムは金策にロンドンの街中を駆けずり回ります。 まずは政府を動かし、そして親友たち。 それこそ心当たりのある人物には全て頭を下げまくって。 でも、こんな時本当に親身になって一緒に動いてくれたウィリアムの親友たち。 普段はのほほんとした坊ちゃん然とした連中が貸せる者は金を貸し、仲間を紹介してウィリアムの話しを聞いてくれるよう手配をしたり。 ああ、女友達同士というのも良いですが、余計なことは一切口にせず自分の出来る範囲で手を差し伸べる・・・ こういう場面を見ると男友達同士ってイイな!としみじみしちゃいました。 それでも声をかけた全員が融資してくれるわけではなく、なかなか目的の金額に達せなくて。 しかも、キャンベル子爵は止めとばかりにいったん融資すると確約を取り付けた政府にも圧力をかけてきて、「あと1日以内に目標の金額を集めきれないと融資の話はなかったことに」という内容の手紙を送りつけてきます。 とにかくどこまでも卑劣です!>キャンベル子爵 民間に譲渡されてしまった鉄道計画の団体のトップにキャンベル子爵の名前があるので、ウィリアムパパもさすがにキャンベル子爵が圧力かけてきたことに気付いて。 さすがにこうなっては無理だと思ったのか? 「屋敷などを売り払って損をさせてしまった持ち逃げされてしまった資金提供者の損失を補おう」 と、ウィリアムに提案します。 でもそれは会社を潰し、下手すれば財産を全て失うという事。 でもそれだけは絶対に避けたいこと。 でも、政府から言われた残る時間はあと一日。 そんな八方塞の様な状態の中、あれだけ冷めた目つきで事の行方を見ていたように見えた弟アーサーが、 あのプライドの塊の様なアーサーが、友人たちに頭を下げて僅かながらもお金を工面してきたこと。 言い方は相変わらず照れ隠しなのかぶっきらぼうだけど、 「下げたくない頭を下げてもいい・・・兄さんを見ているとそんな気にさせるんだ」 そう言って顔を赤くするアーサーのシーンは今回のベストシーンのベスト3に入れて良いかもしれません。 そしていつも心配そうな顔でオドオドしていて泣きそうな顔をしている末弟のコリン。 この子も心配そうにしている兄弟の前でウィリアムがコリンに向かって、 「コリンにも僕やアーサーと一緒にこの家を支えてもらわなくちゃならないから」 というウィリアムの言葉に、 自分を見てくれたからか? 頼りにしてくれていることを言葉で示してくれたからか? とてもキリッとした良い顔で頷くんですよ。 このシーンもなかなか泣けるシーンでした。 そして父親はちゃんといるのに、まるでコリンの父親のようにコリンや妹たちを抱きしめるウィリアムに今までにない包容力みたいなものを感じましたね。 なんか本当にこの数週間で別人のように成長したと思います>ウィリアム そしてその期限が迫っている明日はエマから返事を貰うべく会う予定にしている日。 果たして時間内に金は工面できるのか? そしてエマと会う約束している時間までにクリスタルパレスの噴水の前に行けるのか? そしてその頃のエマは・・・ ウィリアムに言われた時間にクリスタルパレスに行くべきか迷っていた。 あれだけウィリアムを思って拒絶していたのだから本来なら行かない!とスパッと決められる筈なんでしょうが、そう思い切るにはあまりにウィリアムを好きになっていたんですよね。 でも、やはりウィリアムを自分のせいで世の中の中傷にさらさせたくない気持ちもあってどうにも踏ん切りがつきません。 そんなエマを見て相変わらずからかって賭けをする一部の中間達。 そんな連中を本気で怒るのはやっぱりターシャとナネット。 特に、ターシャの 「エマさんがいなくなっちゃうのは寂しいけど、幸せって伝染るんだよ!だから幸せになって私たちに幸せを分けてよ」 そう言ってエマに抱きつくシーンはマジに泣けました そしてウィリアムと約束した当日。 外出用の服に着替え出かけていくエマ。 それをからかい半分で見送る者 心の底から心配し、エマの幸せを祈って送り出す者 エマの幸せを思いつつもウィリアムの求婚を拒むことを祈る者 どう転ぼうと冷静に受け止めるべく客観的に見つめている者 そんな様々な面持ちのメルダース家関係の面々。 しかしエマは直接クリスタルパレスへは足を向けず、まるで自分の心の整理を付けるようにウィリアムとデートした懐かしい場所に足を向けます。 そして最終的に辿り着いた場所は長く住んでいたケリーの家。 そして運良く入ることの出来た家の中で出てきたケリーの面影と語るエマ。 「どうするの?」 「私一人のことなら何を言われても我慢できます。でもジョーンズさんに申し訳なくて・・・こんなに愛しているのに。」 「そう、だったらもう答えは出ているわね。」 (ごめんなさい、今回誤って録画したのを消してしまったので台詞はあやふやです) そして消えるケリーの面影。 ハッとするエマ。 そして懐かしい家をあとにしたエマだが、「火事だぁーーー!」と叫ぶ人の声に火事の方を見ると何と火事の現場はメルダース家の屋敷。 それを見て必死に走るエマ。 さて、エマは約束の時間に約束の場所に間に合うのか??? 多分、あれはウィリアムから貰った大事なレースのハンカチとケリーの形見の時計を取りに必死に駆けているのだと予想しているんですが(^^ゞ 絶対にあの2つは無くしたくない物だと思うので。 2人ともエマにとってかけがえのない大事な人たちだったから。 ただ、ウィリアムもエマとの結婚も賭けた人生で最大の正念場だし、エマも自分の大事にしている居場所、仲間、そして何よりも大事にしている物を失いたくない気持ちでメルダースに向かって駆けている最中。 このままだと2人とも約束の時間には間に合いそうもない感じですが。。。 そしていよいよ次回は最終回! 心してテレビの前に座ろうと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.26 22:39:21
コメント(0) | コメントを書く
[英國戀物語エマ] カテゴリの最新記事
|