SOLILOQUY

デュラララ!! 　第１７話「有為転変」




この世の中の事物一切は因縁によって仮に存在しているもので、常に移り変わっていくはかないものであるということ。
（出典：大辞林）





公式ＨＰより



偶然現れた那須島を追いかけ姿を消す贄川春奈。そしてその後を追う杏里。罪歌を操り、斬り裂き魔の集団を統率する春奈との対峙によって、杏里の過去が徐々に明かされていく。
時を同じくして、南池袋公園で斬り裂き魔と闘争を繰り広げ続ける静雄。
倒しても倒しても向かってくる斬り裂き魔達。それを迎え撃つ静雄の顔には、嬉々とした表情すら浮かんでいた




罪歌、そして杏里の過去・・・


切り裂き魔事件は一応決着
しかし、置き土産に火がつけられようとしていた





静雄と罪歌の子供たちの愛の交流（？）は凄まじかった

強い
恐い
カッコイイ

「コイツ、強い強いとは思っていたけどここまでとは！」

シズちゃんの戦いっぷりに対するセルティの率直な感想。
それ程に凄まじくそして強かった

しかし、そこに変化が！
親である春奈が杏里と対峙していたからだ

「なんかあったんじゃねえか？ちょっと見てきたらどうだ。どっちにしろおまえ今なんもしてねえだろ？」

静雄にそう言われ、鎌と同じ特別製のグローブを渡しセルティはその場を離れる。

「刃物くらいなら受け止められる」
「ありがとよ　さてと」







春奈と杏里


罪歌は戦い方も教えるんですね。
圧倒的に杏里の方が動きがイイ
追い詰めた杏里は現在静雄と戦っている罪歌達を止めるよう言います
それだけでなく罪歌の藍の言葉を聞かせてあげると杏里はオリジナル罪歌を春奈に押し付けます
すると刀から流れてくる声声声


５年前の切り裂き魔の事件の真相

商売が上手くいかない杏里の父の暴力を受けていた杏里と母
そしてあの日、いつものように杏里の首を絞めていた父を殺した切り裂き魔
正体は杏里の母だった
そして母もまた自ら命を絶つ「愛してる」の言葉と共に
残されたのは一振りの罪歌



一方、公園で罪歌の子供たちと戦う静雄の表情には楽しそうな様子さえ。
それだけでなく、いくら切りつけられても静雄の様子は変わらない


恐いのは俺の方なんだ
てめえの力を抑えきれなくていつも何かしくじっちまうんじゃねえかと
そう！俺は世界一の臆病者だ
だがそれがどうした？俺が臆病なのとおまえらをぶちのめす事と何の関係もありゃしねえ。
それに俺を愛してくれる奴の前で倒れるわけにはいかないだろ？



罪歌の言葉を聞いた春奈は愕然とする
しかし、杏里はいろいろ足りないものを補うためにいろいろな何かに寄生して生きていると。

「私には人を愛する心が足りないからずっとこの声を聞いていられるんです」

しかし、その言葉を聞いて今度は杏里に切りかかる春奈
でも、それは杏里がわざと切られたのだ
これから春奈にする事とチャラにする為に。
春奈の心を罪歌に乗っ取らせる

「謝りませんよ。私の生き方を否定する事になるから」

自分の平穏を護る為に「寄生虫　ですから」
そしてそれを実行するとその場に倒れてしまう春奈

それと同時に春奈の罪歌に操られていたモノが解ける
慌てて攻撃を止める静雄

「止まれ！止まりやがれ！」

見れば誰一人くたばった者はいない


「やっと俺のいうことを聞いてくれたな」


物陰から出てきた那須島
美香と同じクラスになれるようにしてやったと恩を売る那須島に対し、恩は返したと。
それは今の春奈の事ではなく以前セルティを襲った時の事。
セルティを切り裂き魔だと勘違いしての行動だった
そしてセルティも思い出す。あの時臨也の依頼で追い掛けていたのが那須島だった事を。

「私は先生の事大嫌いですから」

以前、春奈に襲われた事がある那須島は刀を持つ杏里も同じかと勘違いするが、その気はないとキッパリ答える杏里
そして那須島は春奈が持っていたナイフを持って逃走



杏里は入院
帝人が正臣から聞いてお見舞いに
（しかし、どこから正臣に辿り着いた？）

それにしても帝人が自分に好意を持っているのを知りながらシズちゃんとセルティをカッコイイと頬を染めて告白するのは酷だわ～（苦笑）
でも、やっぱり杏里ってどちらかといえば百合のいばら道派？（爆）

「多分、もう何も起こらないような　そんな気がするんです」

それは多分じゃなく絶対
でも、どうしてわかるのかは帝人には話せない杏里の秘密
そして帝人もまたセルティや静雄の話は出来ない


あの後、セルティは自分に切り付けた事は謝らなくていいと言った
あの時は正しいと思ってやった事だからと。
納得出来ないならその力をこれからはボランティアに使えばいいと。

「あなたの事は愛せないけど嫌いじゃない」

罪歌からそう聞こえた気がした
その言葉に杏里の顔に笑顔が
そして偽りの家族だけの映像の中に正臣と帝人が加わった
杏里はやっと日常に戻ってこれたのだった



ただ、杏里は罪歌を通じてこの事件の黒幕を知る
しかし、罪歌の事を話せない杏里は当然誰にも黒幕の事は話せない

その男の名は・・・・（多分）折原臨也（よね？）


そしてまたこの事件を通して新たに臨也の思惑通りに事が動き始めている

あの時間に那須島が杏里の部屋に訪れるよう仕向けたのは臨也
そもそも那須島は借金でトムさん達に厳しく取り立てられていた
その金を作る為に春奈の親を脅そうと粟楠会から紹介された臨也のもとに訪れた際にまんまと臨也が仕掛けた罠に引っ掛かって金を盗み出し、あの展開
（ちなみにあの後の那須島はシズちゃんを脅したばかりに一発食らってダウン／爆）

しかし、あわよくばこれで那須島に刺されてシズちゃん死亡まで想定内だったとしたら臨也恐過ぎる(>_<)


そして切り裂き魔事件の余波はこれから
カラーギャング同士の抗争だと考えている世の中
黄巾賊とダラーズ
そして今回の件で臨也により生み出されてしまった妖刀軍団
この三つ巴で騒動が起こってくれる事を臨也は待っている


黄巾賊・・・そもそも中学生が作った集団

「俺を引き戻さないでくれ」

将軍と呼ばれる黄巾賊のトップ
今は彼はただの高校生　　だったが・・・


手に入れた平穏をぶっ壊された

（許せねえ、杏里に手を出したのは本当に許せねえ！）
「たとえ何人いようが切り裂き魔は絶対に潰す
俺を引き戻しやがって・・チクショー」




黄巾賊を作ったという中学生は正臣
（でも、伏線張り過ぎでだいたいの人が気付いてたと思うけど／苦笑）
そしてバックにいるなら潰すというダラーズトップは帝人
そして切り裂き魔を辿れば杏里が


知らずに臨也の手の上で転がされ始めた仲良し３人組
帝人も杏里が襲われた事でダラーズに情報提供を呼びかけちゃったし(>_<)


やはりまた突き詰めれば影に臨也でした
首の覚醒の為の戦いを引き起こす為の準備がどんどん整いつつあるたいですね
しかし、なぜ彼に心底ゾッとする感じがしないんだろう？
否応なしに巻き込まれた帝人たち。
そしてかなり濃い関わりらしい正臣と臨也の関係は次回わかりそうな展開みたいですね。


とにかくシズちゃんの覚醒と笑顔が見れて嬉しかったです。



とうとう７月からの新番組「黒執事」のＣＭが
声はなかったけどクロードのアップ綺麗でした～♪
（眼鏡っ子は大好物なので）
でも、確かオリジナルキャラでしたよね？（違う？）どんな話でどんな展開になるのかな？






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