2012/03/03(土)19:03
妖狐×僕SS 第8話「お茶と距離」
妖狐×僕SS 第8話「お茶と距離」
「僕も彼の事をわかりたい・・・」
みんなのトコとは違い双熾との距離を感じる
縮めるために凜々蝶は・・・
公式HPより
他のパートナー達に比べて、自分と双熾の間には距離があるような気がする凜々蝶。カルタの「一緒にご飯を食べると仲良くなれる」との言葉に、2人の距離を縮めるためにも、双熾と食事をしようと思いつく。僕の得意のコーヒーを御馳走しよう。が…「どうやって、御狐神くんを誘ったらいいんだろう…?」
相変わらず、何をしても科学の実験をしているようなちよたん。
たとえ、それがコーヒーを入れてるだけだとしても(笑)
「うん。完璧☆」
双熾との相変わらずの日々。
ってか、双ちゃん、ますます変(笑)
「僕は卑しい家畜です」
見た目は王子様みたいだけど、案外、頭の中はそうなのかもしれない(爆)
しかし、そう言われてしまうと逆に慌ててしまうイイ子な凜々蝶(笑)
彼女の返事で家畜に犬の耳が生え、尻尾が持ち上がり、最終的にはブンブン振ってる?(^^ゞ
「なんか、思う壺感が・・・」
それでも、ひとたび凜々蝶に危険が及びそうになればこのとおり、自分の身を楯にする双熾。
「凜々蝶様の楯になる事こそ喜びなのですから」
「それにしても、なぜ彼はああも畏まるのだろう?」
気付いてみれば、主とシークレットサービスという立場となっていても、自分たちの所を抜かしたみんなはもっと気さくに友人のように接している。
元は蜻蛉の下に仕えていたという双熾。
自分と蜻蛉が婚約者だという事を知っていた
「僕に救われたとも言っていた・・・その事と何か関係あるのだろうか?」
お迎えの時間
相変わらず心にもない事を口にしてしまう凜々蝶。
だが、ちゃんと双熾は気付いていた。
凜々蝶が学校生活に不安を覚えていた事を。
カルタ達が傍にいてくれる事がすごく嬉しい事にも。
でも、自分は双熾の事はよくわかっていない
「彼に報いたい。彼に気付きたい
僕も彼の事をわかりたい・・・」
「一緒に食べるとご飯が美味しくなるし、仲良くなれるの」
カルタの言葉で、凜々蝶はある事を思い付く
「そういえば、御狐神君と食事をした事がない!」
それどころか、彼が何か口にしているところを見た事もない
常に一歩下がって畏まってる彼と対等にならないと何も彼の事がわからない
「僕の得意のコーヒーで一緒にお茶をするんだ!」
一緒にお茶するだけでなく、どうせなら喜んで欲しい。
コーヒーを入れる練習をする凜々蝶
・・・ってか、この九官鳥、村井って名前があったのか(笑)
コーヒーはバッチリ☆
だが、ここで凜々蝶は重大な事に気付いてしまった・・・
どういう風に双熾を誘う?
御狐神君の誘い方 プランをいろいろ練る凜々蝶
朝までかかって(笑)
目の下にクマまで作って
しかし、どうしてもイイプランが浮かばない
「今日、一緒にコーヒーを飲まないか?」
たったこの一言が言えない
ってか、緑の文字の部分なんかおかしくない?(≧m≦)ぷっ!
コーンスープが飲みたいなと言ってしまったり
カルタに授業が始まると引きずられていってしまったり
「やはり、他人をお茶を誘うなどという高度なコミュニケーションは僕には無理なのか?」
いや、諦めるな!
自分を叱咤する凜々蝶
放課後こそ!!
でも、彼の姿を前にして
彼の声を耳にして
「今日はいい天気だな」
(ノ`´)ノミ┻┻ がっちゃ~ん!
どこのところも距離を感じない会話
凹んでいる凜々蝶は、風呂上がりにふと、桜の木に目を留める。
あの木の下で双熾と交わした会話を思い出す
「では、試してみましょう」
そう言って微笑んだ彼
今回はちよたんがエンディングのお当番でした(^^)
桜の木の下に呼び出した凜々蝶。
双熾は凜々蝶の様子が一日おかしかったのにも気付いていた。
「本当によく見ているな、君は」
しかし、エレベーターにどっちの足から乗るかとか
紅茶に入れる砂糖の量とか
眼鏡のレンズをどっちから拭くかとか
いろいろ・・・いろいろいろいろ細か過ぎるってか、見過ぎっ!!
「凜々蝶様の全てを、微にいり細にいり余すところなく」
やっぱり、変態度アップし捲ってるよヾ(ーー ) オイッ
そんな彼に、キッパリと問題も不満も無いと言い切った上で本音を口にする。
「君はズルイ。
君ばかり僕の事に関わってきて自分の事は見せないようにする。対等じゃない。
施しを受けるばかりは癪だ」
ここまで言っても身に余ると腰を折る双熾
「だから、そういう態度を言っている」
この言葉にハッとする双熾
「ですが・・・、僕は奉仕をする以外に他人とと円満な関わり方を知りません
ずっとそうやって生きてきました」
本当に・・・以前も出てきましたが、この時期双たんは何してたんでしょうね?
「他人とのコミュニケーションについて僕から偉そうに言う事はない
だけど、なんだか他のパートナー達より遠い気がして」
「凜々蝶様・・・」
「だから、明日は僕の入れたコーヒーで一緒にお茶をして貰う。
その時は無礼講だ」
やっと言えたー\(^o^)/
彼女の言葉に感激の表情の双熾
「凜々蝶様を思うばかり、呼吸すらままならず」
「リアルにハーハーしてたのか」
せっかくのシーンなのに、本当に甘い雰囲気に持ち込めないな、この2人は(^^ゞ
「じゃあ、コーヒーは飲めるのか?好き?」
「はい。好きですよ。大好きです。愛してます」
えっ?それって本当にコーヒーに対して?(笑)
それでも嬉しかった
僕と少し似ていて嬉しかった
いや~本当にちよたんはたった一言を伝えるのに時間がかかりますね~(^^ゞ
でも、心の中での素直な呟きがこっちにはちゃんと伝わっているので本当に可愛いです。
しかし、卑屈にも感じられるほどの双たん。
彼の過去がますます気になります。
やたら「犬」連発する辺りも過去に関係あるような気がしてきましたよ。
でも、とにかくお茶に誘う事には成功したし。
あとは距離が無事縮む事を祈るばかりですね~
でも、なんか予告を見るとすんなりお茶するシーンには辿りつけないような・・・?(^^ゞ
というより、ちのちゃんのお胸をツンツンしているのは野ばらさんですねー?!(爆)
ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201203/article_5.html
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