2012/03/20(火)03:40
バクマン。2 第23,24話
バクマン。2 第23,24話
こちらもザックリ感想になりますが、2話分いきます。
第23話「勝ちと負け」
『完全犯罪クラブ』のネームを読み終えた港浦は「亜城木夢叶の完成形だ!」と喜ぶ!引き続き、最高たちは連載会議用のネームを仕上げていく。相田、服部からも高評価を得た『完全犯罪クラブ』に港浦は手ごたえを感じる。
そして迎えた連載会議。『完全犯罪クラブ』の仕上がりに編集者たちも盛り上がる。だが、「今回は連載だけでなく『CROW』や『+NATURAL』に勝てるかどうかだ」と佐々木が提言、結果は多数決で決めることになる!果たして『完全犯罪クラブ』は連載を勝ち取れるのか!?
最初は内容がタイトル負けしていないか?とかいろいろ言っていた港浦だったが、2人の説明と内容にどんどん引き込まれていく。
「やったな!KTMの100倍面白いっ!」
とにかく、このまま思う通りに描き進めてくれと言い残し、港浦は2人の仕事場を後にする。
だが、安心した港浦とは違い、まだ何も聞かされていない相田は声を荒げる。
そこに高浜から連絡が入る。
港浦からのアドバイスを取り入れ、さらに面白くさせたと自信満々の高浜。
しかし、亜城木夢叶の作品を見た後ではそれを押しのけて連載になるとは思えない。
率直な感想を高浜に告げる港浦。
それでも、「戦わずして負けるのは納得いきません」と突っぱねる。
そして高浜の言葉に、いかに自分は今まで連載を取る事しか頭になかったかを反省させられる。
エイジからも大丈夫なのか?と聞かれ、何も答えられなかった服部。
さらに、何も知らされていない港浦以外の編集者たちの中には諦めムードが漂い始めていた。
「一作家の作家生命がかかっているんだ!」
心配で仕方ない相田は、よく口にするこの言葉を再び口にし、編集長に基準を下げて貰えるよう交渉すると言い出し、港浦に止められる。
「いえ、ダメでも自業自得ですから」
雄二郎から、過酷な条件で新作を描いていると聞かされた福田。
KIYOSHI騎士のここ最近の順位。アニメ化の話もない。やるべき事はやり尽くした感。
エイジや、この先亜城木夢叶がどんな作品を描いて来るか?
このままでは「福田組」を名乗れないとばかりに彼も何かを決意する。
切羽詰まった高浜から原稿を見せてくれと言われ許可するサイコー。
そして、自分等の作品を読んでもっと面白い作品を描きたくなったと言われ、ますます自信を持つサイコーとシュージン。
「高浜さんの分まで頑張りてぇ!」
そして編集部にも自信に満ちた港浦の笑顔があった。
「亜城木君の連載ネーム、これでお願いします!」
クリスマスイブ
シュージンに誘われるまま新婚のお宅に行く事になったサイコー。
「完全犯罪クラブで夢を叶えて、そしたら2人みたいにすぐに一緒になるよ!」
ええー?!本誌じゃ大変な事になってるくせに~♪(笑)
そんなサイコーにジャジャーン!と見せられたのは亜豆お手製ケーキ♪
亜豆からのBDプレゼントのお返しサプライズだった。
編集部では、みんなの意見は一致して亜城木夢叶の作品で決定だろう!という噂でもちきりだった。
確かに面白いと服部も判断した。
しかし、今回は面白いか否かではない。
そして会議室ではいよいよ亜城木夢叶の番に。
内容の面白さに場の雰囲気は上々。
「ダメだ!」
佐々木の意見で場の空気が一変する。
今回はあくまで『CROW』や『+NATURAL』に勝てるかどうか。
「シュージン、もしダメでも漫画家辞めないよな?」
今回は面白いかどうかではない現実を重く受け止めていたサイコーは唐突に質問する。
「どんなに売れなくてものたれ死ぬまでやってやる!」
2人共漫画家は辞めない!確認も出来た。
あとは本当に結果だけ・・・
上か下かでは様々な意見が。
外で待っている雄二郎たちも思った以上に長引いている会議を不思議がる。
作品の比較。2組の作家の比較。
結局答えは出ない。
そこで、佐々木は多数決を取ると言い出す。
順に言わされ、佐々木の番になる前では3対3
あとは佐々木の評価だけ。
「完全犯罪クラブは面白い。 が、ダメだな。
CROW、+NATURALに勝てるとは思えん」
えええーーーっ?!そんな・・・orz
でも、佐々木さんならそう言う気はしてたけど・・・
でも、だったら2人はどうなっちゃうの?Σ( ̄ロ ̄lll)
こ、こんなにみんな認めてる作品なのに
第24話「表現力と想像力」
連載会議での多数決の結果、『完全犯罪クラブ』は連載が決定する!しかし佐々木はあくまで「CROW」「+NATURAL」には及ばないとジャッジしていた…。
同時に担当替えが行われ、最高たちの担当は再び服部に、港浦は『+NATURAL』の担当となる。
引き継ぎを兼ね、仕事場に服部と港浦が来た際、最高は連載会議で投票の結果を聞き、「誰が見ても勝ってるくらいに描き直す!」と顔色を変える。
具体的なアイデアを練っていたある日、岩瀬の原作を見て最高はヒントを得る!そして、秋人にある提案を持ちかける・・・!?
一度は無しと判断されてしまった「完全犯罪クラブ」
「ちょっと待って下さい!」
突然、大西が反論を始める。
こんな多数決で亜城木夢叶をジャックから追い出す形にするのは馬鹿げていると、最初は負けに入れた意見を勝ちに変えたのだ。
瓶子もまた、7-0ならともかく、僅差で決定してしまう現実に意見を変えてしまう。
読者の意見に委ねようと。
そしてこの結果はすぐにサイコー達に知らされた。
大喜びの2人と香耶
そして速報はみんなに伝えられたみたいで。
福田やエイジからお祝いの電話が入る。
エイジには、エイジというライバルあればこそここまでやってこれたのだと、心から礼を言う2人。
さらに、サイコーから自信が感じられる言葉が返ってきた事に満足そうに電話を切った。
香耶から配られた亜豆手作りケーキ。
ところが、食べようとフォークを刺すと、中にUSBが隠されているのを発見する。
亜豆の了解を取り、3人で見てみると・・・
サイコーが絵でお祝いをしてくれたお礼に、自分は声でと、メッセージと歌が入っていた。
今までの2人の事を思い出すサイコー。
編集全員にメールが。
そこには担当替えの件が・・・
それを見て顔色を変える港浦
「よくやった」
編集長が実は港浦と3人で作り上げたわけではなく、服部の案がかなり入っている事を見抜かれての担当替えだと思っていた。
しかし、佐々木はもちろん気付いていながらも、プライドを捨て、服部の意見に耳を傾けた港浦の事を褒める。
その上で、服部が今ベストだろうという判断だったのだ。
そして今まで服部が担当していた作家が港浦の担当になった。
「服部先輩と一緒に成功させろ!勝負だ!!」
今、ここでの担当替えに動揺するサイコー達に明るくそう言う港浦。
その服部は、自分が思う方向に事が進んでいる事に罪悪感みたいなモノを感じていた。
だが、港浦に誘われ、雄二郎に背中を押される形で亜城木夢叶の仕事場に行く事に。
それでも、なんかいつもと様子が違う服部。
だが、ここでサイコー達は会議でどういう結果になったかを初めて聞かされる。
上の判断では勝てないと判断されたと。
それを聞いて、空気が変わっていく。
「漫画に賭けるこの熱意。これが亜城木夢叶なんだ!」
久しぶりに目の前で感じる2人の情熱に感動する服部。
「服部さん、僕たちのどこがエイジに負けてると思いますか?」
単刀直入に訊ねるシュージン。
それに対し、的確に即座に答えていく服部。
岩瀬が書いたという小説版を2人に見せ、漫画との比較をさせる。
「ここまでくると表現力というより想像力ですね。
あと、間を生かすコマ割り・・・」
白熱していく会話。
港浦はいきなり始まった質の高い打ち合わせ。服部の亜城木夢叶への理解力を目の当たりにし、その場を辞していく。
「早くあのレベルまで行けるよう、俺も頑張ろう!」
しかし、服部との引き継ぎの日、服部に失恋した岩瀬から厳しい洗礼を受けてしまう。
それにしても、服部さんと港浦さんとでは全く態度が違いますな~>岩瀬
「本当に頑張れるのか?俺・・・」
エイジとは、ベタなギャグ漫画を描かせた件については責められたものの、その後はすんなり。
頑張って成長してね!港浦さんっ!!
その頃、シュージンのネームをエイジの様に想像力逞しくしてより生かせるようにする為にはどうしたらいいか考えていたサイコー。
そんな2人の為に、休みに入っているにもかかわらず2人に服部が付き合ってくれている事を知った2人。
岩瀬に負けていない筈のシュージンの作品をどうしたら生かせるのか?
すると、サイコーは突然、突拍子もない事を思い付く。
シュージンから服部に連絡が。
慌てて駆けつけると、サイコーが原作は文章だけでイイと言い始めたのだ。
だが、意図をいち早く見抜いた服部。
「やってみる価値はある!やるべきだ!!」
改めて自分がいろいろ悩んでいた事を恥じ、この2人とは相性がイイ事を実感する服部。
「この子たちとトップを狙えばいい!」
いや~久しぶりに見ていて爽快☆
イイ方に走り出すと、いろいろ好転するもんなんですかね?
編集の的確な指示。
打てば響く作家の反応。具体案。
いや~見ていて楽しかったです。
そしてそのやり方がどう生かされていくのか?
こうなると気になるのは、引っ張られるように何か考えている福田さんの作品。
読み切りを描くと雄二郎さんに言ってましたが・・・
でも、早速、イイ相乗効果を生んでるみたいですね!>雄二郎さん
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