2013/03/17(日)04:55
金田一少年の事件簿 「黒魔術殺人事件(後篇)」を見ました
【送料無料】金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(4)DVD付き限定版 [ さとうふみや ]
あ!DVDの方を写メし忘れました(^^ゞ
箱絵は美雪ですが、DVDジャケははじめちゃんです(^^)
「黒魔術殺人事件」が全2巻のOADとしてアニメ化。
「DVD付き 金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(4)限定版」には、後編を収録。
「葡萄の館」で繰り広げられる、呪術の惨劇に金田一少年が挑む!
コミックスの方は「暗黒城殺人事件」の解決編と、現在連載中の「薔薇十字館殺人事件」の前半が収録されています。
今回も前回同様、DVDの方のみ感想を書かせて頂きます。
(そのうち、コミックスの感想も書きたいな)
前回の感想はコチラ
さて、今回はいよいよ解決編。
正直、キャストでだいたいの予想をつけてらした方も多いんじゃないでしょうか?
私もその1人で・・・つまらない見かたかもしれませんが、やはり犯人は当たってました(笑)
ただ、殺害方法やトリック等々は私の凡人な脳みそでは当たるわけもなく(^^ゞ
でも、一言だけ叫ばせて下さい!
キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー 明智さーーーーん(〃∇〃) てれっ☆
はい。今回1シーンながら明智警視が出てきてウハウハ♪ああ、こんなに密にコンタクトを取っているのかと久しぶりに明×金萌えを思い出してしまいました(腐っ)
ここからは激しくネタバレってます!
知りたくない方は回れ右して下さい
大丈夫ですか?いきますよ?
(念のため反転します)
犯人は、はじめの依頼人であり幼馴染の井沢研太郎
なので、うっちーファンにはたまらないDVDになったんじゃないかと。
犯人という事はタップリ彼の声が聞けますからね~(^^)
全員お茶会と称して金田一に集められ、その場でトリックと殺害方法を語っていくはじめ。
最初は星子が犯人と思われた。
しかし、星子は黒瓜こと高遠に利用され井沢のアリバイ創りを手伝わされただけだった。
違和感は九曜の首に巻かれたコードの巻き方の違和感から。
もう一つは防犯カメラに映ったカーテンにかかっていた手の映像。
この家の者だったら、紐1つでカーテンが自動開閉できる事を知っていた筈。
それを知らなかったという事は外部の人間。
さらには途切れた防犯カメラの映像の理由=雷で一時的に停電した事を井沢は知らなかった事。
では、星子はなぜそんな事をしたのか?そして何故井沢は犯行に及んだか。
それは10年前の井沢が両親と妹を事故で失った事が発端だった。
雪が排気口を塞ぎ一酸化炭素中毒で死んだ事故。
警察はそう処理し、井沢本人もそうだとついこの間まで信じていた。
ところが突然届いた封書からその思いが一変した。
経営が行き詰っていた火祀氏と一緒にファミレスにいた暁、九曜、星子
彼らが住宅資金にと貯めていた3000万を井沢父たちから奪い、それにより助かった事が綴られていたのだ。
その話を聞いて真っ青になった星子。
結局ははじめが仕掛けた罠にかかり、自分で星子を殺す為仕込んでおいた毒入りティーカップにより自白させられる羽目に。
動機ははじめの言う通り。
そしてその封書を送りつけてきたのは高遠だった。
火祀氏に近付き、館に出入りするようになって証拠を掴んだ井沢。
本当ははじめを呼ぶのは嫌だったが、高遠に呼ぶように言われてはじめを呼んだ井沢。
ここまで暴かれても最後の1人・星子を殺す事を止めなかった井沢は、てっきり星子を刺したと思った次の瞬間にはじめを刺していたのに気付く。
友達を刺してしまった事に動揺し捲る井沢。
それははじめがよく知っている井沢の姿と変わらなかった。
2人で仲良く遊んでいた光景が浮かぶーーー
「馬鹿だよ・・・こんな俺のために」
泣きじゃくる井沢。
幸いにも傷は浅かったはじめ。
その後の事を剣持に訊ねると
10年前に事件を全て認めた星子。
事は金融会社で偶然出会った4人の男女。
火祀が最後の1万札でご馳走してやると言うので入ったファミレスで偶然隣り合わせたのが井沢の家族。
だが、星子は星子であんな事をしてしまった罪に苛まれていた。
しかし、決して殺す気はなく凍死しないようにと暖房をつけておいたのが仇になってしまっただけだったのだ。
だが、金を奪い結果的に殺してしまったのには違いない。
そして黙っているという誓いと共に互いが互いを監視し合うという息苦しい関係になった4人。
呪いの儀式はそのギスギスした関係から逃れたい・・・その一心だった。
大した罪にはならないだろうが罪を認めたという報告に行くはじめ。
復讐はもういいだろう?と言うと、家族を失ったやり場の無い気持ちは変わらないと言いつつも、家族以外に自分の事をこんなに考えてくれる奴=はじめがいる事を知ったと微笑む。
留置所を出るとはじめの携帯に電話が。明智だった
今回、本当なら誰でもよかった筈の傀儡選び。
井沢がターゲットになったのははじめの幼馴染だったから・・・それだけだった。
本来なら知らなくてイイ真実を知らされ、殺人を唆され・・・
知り合いであったために傀儡にされてしまった井沢。
高遠の自分に対する悪質なまでの執着に心の底から怒りを感じるはじめ。
「貴様だけは絶対に許せない!高遠遙一
俺は絶対に貴様を掴まえてみせる!じっちゃんの名にかけて!!」
はじめの怒りの籠った名台詞で終了。
それにしても、今回もなんてやりきれない思いの殺人事件。
自分の手は汚さずターゲットに全てやらせる卑劣な高遠
彼との戦いはいつ決着がつくんでしょうね?
天樹先生はこの作品はライフワークでさとう先生が描けるうちは続けていきたいとインタビューに答えてらっしゃいます
詳しくはコチラをお読みください。
アフレコレポなども載っています。
そうなると、まだ暫くは高遠の掴まるもしくは命を落とすシーンは見れないという事になるんですかね(^^ゞ
まぁ、彼はラスボス的立ち位置だからそれでいいんでしょうね。
その後の彼ら・・・
またこんな形でもイイですし、再びテレビアニメ化もしくはOVA化どんな形でもいいのでまた動く彼らが見たいですね。
5年経ってもひれを感じさせない主要メンバーの皆様の声にますます期待を寄せつつ。
この辺で終わりにします。
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小説金田一少年の事件簿(7) [ 天樹征丸 ]