SOLILOQUY

2013/03/21(木)23:39

頭文字D Fifth Stage 第9話 「死神」

少年&青年誌原作アニメ(336)

頭文字D Fifth Stage 第9話 「死神」 「涼介くんの夢ってなに?」 いよいよはじまった涼介と北条凛のバトル。 そこに一台の車が介入してきた。三台もつれるように繰り広げられているこのバトルの行方は? 公式HPより 高橋涼介のFCと、通称、死神と呼ばれる北条凛のR32との因縁のダウンヒルバトルが始まった。二人の胸の内に去来するのは“香織”という女の涙の顔だった---。3年前、赤城の白い彗星と呼ばれたていた涼介は、大学で年上の香織と出会った。涼介をしてもコントロールができなかった運命とは。そして、執拗にFCのリアに突き上げるR32のノーズ。涼介に抱く殺意にも似た凛の走りの訳とは---。池田竜次のZも、二人のダウンヒルに加わり、三つ巴のダウンヒルが繰り広げられる。 霧が濃くなった箱根を涅槃に例え、今夜は命を賭けたバトルをすると決めている凛。 かつて愛した香織に2人のうちどちらかを送るつもりで。 なぜ、そこまで涼介に固執するのか? そこに現れたFC 「久しぶりだな、涼介。少しチャラくなったか?」 「お久しぶりです。北条凛・・・先輩」 啓介のところに飛んできた史浩。 既に涼介と松本に連絡を入れたが連絡が取れない。 「そういう事なら、この件は敢えて忘れる」 史浩の言葉にそう言う啓介。 昔からそうだった。こうするからにはちゃんと理由があり、そして必ず何事も無かったかのように戻ってくる。 ああ!どうしてこの兄弟ってここまで信頼しきってるんでしょうね? でも、きっと今まで涼介が弟の前で失敗した事がただの一度も無いからなんでしょうね。 兄弟だからだけじゃなく絶対的な信用と信頼を寄せられる相手は今も昔も兄貴だけなんでしょうね。 くぅぅぅー!だから高橋兄弟萌えは捨てられないのだよ。 「もしもの事なんてあり得ない。 兄貴は日本一クレバーな公道ランナーだって事を忘れるなって」 そしていよいよ因縁のバトルが始まった。 出ていく直前、松本は何があろうと何日経とうとここから動かない。帰る時はこのFCで送って貰うんだときかなかった。 それは涼介に寄せる信頼であり、必ず生きて戻ってきて欲しいという気持ちの表れ。 「必ず戻る」 松本の思いを受け取り、そう約束して出ていく。 『約束ですよ・・・涼介さん』 その頃、池谷たちのところにもFCの噂を耳にしていた。 念のためと拓海に確認を取るが、当然、拓海も知らなくて。 デート中だった拓海は、美佳から、今思えば偽者が現れてくれたおかげでこうして今があるから感謝だねと言われる。 (そんなのどーでもイイよっ!/怒)←おいおいっ 地元でもないのに先行を選んだFC。 松本も見た事がない超高速ダウンヒルステージ。さらにブランクもあるしリニューアルしたFCに対応する時間もなかった。 こんな悪条件の中、涼介はどう戦おうと言うのか? 「3年前・・かな。俺はある人を好きになったんだ」 箱根に向かう車中でいきなり話を始めた涼介。 香織は涼介の1つ年上で、今まで出会った事がないタイプだった。 強いくせに脆かったり。いろいろ矛盾だらけな性格を併せ持つ彼女だから惹かれたと。 旋回能力は互角。 車の精度はGT-Rの方が上。 しかし、それ以上に注目しているのはFCの車体の軽さ。 「止められないなら不可抗力としてぶつけるだけの事」 勝負は1本。逃げ切れば涼介の勝ち 「逃がさないがな」 そう心の中で呟くとニヤリとする凛 「自分がなんのために生まれてきたか考えた事ある?涼介くん」 自分の本当にやりたい事はなんなのか? 親の後を継ぐのが本当にやりたい事なのか? 「そんなのは恵まれてるとは言わないよ。むしろ不幸だよ」 選択の余地の無いつまらない人生と言う香織。 「本当の幸せって何?」 夢って何?と問いかけた彼女 そこからの繋がりのためか?激しいバトルだというのにBGMは「アベ・マリア」で。ちょっとバトル中だというのを忘れそうです。 しかし、そんな2人のバトルを影から見つめていた青年が。 チーム・スパイラルの坂本だった。 連絡していたのは当然池田。 ずっと自警団的存在のリーダーとして死神GT-Rをマークしていた池田は二台が通り過ぎるのを確認するとそのまま追走していく。 「涼介くん、君に話していない事があるんだ ・・・親が決めた婚約者がいるの」 それを聞き一瞬驚いた涼介だったが、かつて香織に言われた言葉をそっくりそのまま返してみせる。 「俺は香織さんを諦めるつもりはないから」 そう言われたのに・・・涙を流すばかりの香織。 「なにが香織さんを泣かすの?俺はなにがあっても香織さんを守るよ」 過去を思いつつ車を走らせている涼介を後ろから見ていた凛はコーナーへの侵入に迷いがあると呟く。 「甘いぜ、涼介。寝ぼけてんなら目を覚ませ!」 そしていきなり車をぶつけていく。 バランスを崩すFC 確信犯で一番大事なタイミングでぶつけてきたのを見ていた池田は、ただただ上手く立て直してくれと祈るばかり。 しかし、涼介は池田の上をいっていた。 これは予想どおりだったのか?フッと笑いそのまま何も無かったかのように立ち上がっていく。 「さすがだな、松本。これならいける 心おきなく極限の領域に」 ちゃんとコントロールできるチューニングに仕上がっている。 それを見た凛は再び仕掛けようと車を近付けていく。 それを見て、今までの死神と今回は明らかに違う事をやっと理解した池田。 そしてFCもまたぶつけられる直前にスピードを上げていく。 これにより、池田はそのFCがカリスマ復活を示している事を実感した。 「なにが起こっているんだ?!」 いつもと明らかに違うあからさまな殺気を漲らせる死神 わかっていながら真っ向勝負しているFC 「これはただのバトルじゃない!」 「香織、近く来て見ているんだろう?」 完全に躊躇が消えた涼介の走りを褒めつつ、そう香織に語りかける。 「俺は今夜この場所で死んでも悔いはない」 「ごめんなさい、北条さん 結婚は出来ません」 突然、婚約解消を口にした香織にショックを受ける凛。 どれだけ懇願してみても何も言わず涙を流すだけの彼女。 その時の彼女を思いながら走る凛と車に異変が。 それを感じ取ったのか?FCも仕掛けてくる。 傍目にはテンション高く感じる2人の走り。 それは池田をもってしてもついていくので精一杯の速さ。 地元の人間でも限界まで攻め込む事はほとんどないこの特別なコース。 それを地元じゃない人間がここまで・・・改めて池田は高橋涼介という男が理論だけじゃなく、そこに天才的なモノを持ち合わせている事を実感させられる。 「天才の感覚と、クレヴァー過ぎる頭脳が両立しているというわけか それが理論派高橋涼介の真実だ」 でも・・それでも、死神の恐ろしさの本番はこれから!! 「私でイイの?自信ないよ 君に思われる資格ないかも ずっと君の傍にいられたらイイのに」 うーん・・・結局、家柄も立場も学歴も同じでも、凛と涼介を比べた際に涼ちゃんの何か輝くモノ。それに対して凛の弱さ脆さみたいなモノが見えちゃって、その差が涼介を選んじゃったんですかね?(^^ゞ それとも明らかに容姿か? まぁ、どれもわからんでもないけど。 しかし、彼女の口のきき方がお坊ちゃんな凛と釣り合いが取れるはずの女性にしては今一歩お嬢様っぽくないというか。ミョーに彼女の口のきき方のぞんざいさが気になっちゃって。相手なんか口のきき方じゃないかもしれないけど、涼ちゃんの相手にはもっと納得の女性じゃないと異性は許さんぜ!(腐っ) さて、バトルの行方と彼女が死んだ理由は次回ハッキリしそうですね。 ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201303/article_30.html  ←よろしければ1クリックお願いします  頭文字[イニシャル]D Fifth Stage Vol.3  頭文字[イニシャル]D Fifth Stage Vol.4

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