SOLILOQUY

2013/09/07(土)07:05

銀の匙 Silver Spoon 第9話「八軒、豚丼に迷う」

少年&青年誌原作アニメ(336)

銀の匙 Silver Spoon 第9話「八軒、豚丼に迷う」 「1年酪農科学科・・・面白くなってきたな」 豚丼に対し、八軒は答えを出せるのか? 公式HPより 御影の家でのバイトを終え、寮に戻った八軒。久々に豚丼に会いに行ってみると、そこには、でぶ~んと肥え太って、豚らしくなった豚丼が…!しかし、それは同時に、豚丼の出荷が迫っていることを意味していた… 「1回失敗したくらいで俺なんかなんて言っちゃダメよ」 アキの母が学校まで送ってくれた際に、そう言って帰っていった。 あんなに失敗ばっかりだったのに・・・。 アキ母の優しい言葉に感激する八軒。 学校に着いてまず向かったのは豚丼の所。 「豚丼が豚になってるーー!!」 1ヶ月会わなかっただけで大きく成長していた豚丼にビックリ。 しかし、実際の豚の体脂肪率って男子と変わらないのね~(^^ゞ いや、マジ私の方がブタだわ(泣) だが、相変わらず餌を食べようとしても兄弟たちに弾き出されてしまい食いが悪い。 このままだと等外という最低ランクしかならないと富士に聞かされた八軒は・・・。 ぞくぞくと寮に生徒たちが戻って来た。 たった1ヶ月でみんな結構変わってて。 その中に、見た事もない女子が・・・ってタマコぉぉΣ( ̄ロ ̄lll) いや、可愛いじゃないの! そしてもう一人。 ニワトリリスペクト?!Σ( ̄ロ ̄lll)>常磐 生、夏休みデビューなのか? 変わった変わらないのは無しで盛り上がってる中、八軒は職員室に入っていき、何やら頼み事を。 「処分について職員会議にかける」 朝のホームルームで・・・やはりというか、桜木からキッツイお言葉を貰っちゃった常磐。 「まさか停学なんて無いっすよね?」 「停学など生ぬるい」 さて、どうなっちゃうの? (* ̄m ̄) ププッ 「豚丼、もう少し太らせたいんだけど」 パソコンで方法を調べていた八軒。 そこに来た友人のおかげで家が養豚の奴に方法を聞き出す事が出来て。 常磐の処分は一カ月の強制労働とクリクリ坊主。 その常磐たち豚の飼育当番組がやってくると中から物音が。 八軒だった。 友人から聞いたちょっと手間はかかるけど食いが良くなるという水溶き餌をやりに来たのだ。 「先生に頼んで、出荷まで豚丼の世話させて貰う事にした」 実習を増やした事になる八軒にビックリ。 吉野はますます別れがたくなると反対するが、 「もしかしたら何か見えて来るんじゃないかな?って」 そう言って作業を始める。 水溶きのやり方に興味を示す仲間達。 そして、みんなが見守る中、豚丼はその餌をよく食べてくれて。 それだけでなく毎朝3時起きで餌やりに来て。 そんな八軒を不思議そうに見る仲間達も、昔は八軒と同じ事をしたなと振り返ってみたり。 その様子を影から聞いている富士。 でも、そういや不思議と八軒の言動って馬鹿にされたりハブられたりとかって無いですよね~。 しかし、豚丼に夢中になるあまり掃除当番を忘れちゃったり (別府が代わりにやってくれたおかげで罰当番は免れるが) 一週間も経つと太っていく豚達と反比例してゲッソリしていく八軒。 でも、気付けば他の豚達と一瞬見間違えるくらい丸々した豚丼が目の前にいて。 体重も90kgの大台に乗り、これなら「中」でいけるだろうと富士が言ってくれた。 ホッとする八軒。 「そろそろ、出荷出来そうだな」 だが、この言葉でまた別のモヤモヤにぶつかってしまう。 そのモヤモヤのせいで集中できていないとお怒りのマロン号には振り落とされ。 中島にはそんな状態では危ないし、馬に失礼だから乗せられないと止められてしまう始末。 栄がアキに緑が丘公園のお祭りに行くかと声をかける。 その最中に入って来た八軒を見て、栄はお祭りに行かないかと誘う。 「灰色の農耕生活の中で夏の思い出を作りに♪」 だが、栄の言葉で蘇ってくる夏の思い出は鹿や熊、兄貴や乳搾りでの失敗など散々なモノばかり(^^ゞ そりゃ、泣くわな(^^ゞ 再度、行こうよと誘うアキ。 お祭りにやって来た八軒たち。 手堅く、こんな所でバイト代は使えない!と言う八軒に対し、家の手伝いで得た小遣いは全て夏休みデビューにつぎ込んでしまった常磐と・・・ 「お金の使い方の残念な人だぁ」 女子、何気に聞いて品定めしてますよぉ~(爆爆爆) ところが、突然祭り会場が不穏な空気に包まれる。 エゾノーの飢えた狼?共が大挙してやってきたのだ。 「わかってるだろうな?合言葉は残さずきちんと食べましょう!だ」 どうやら、毎年戦いのようで・・・気合いが入る食い物屋台(笑) まずは炭水化物系が撃破され、そこに稲田が栄養に偏りが無いように!と火に油を注いでしまった為もう大変な事に(^^ゞ じゃあ、それ以外は大丈夫かち思われたが。 射的では富士が百発百中で根こそぎ。 エゾノー恐るべし(^^ゞ 「元気出た?」 ずっと、八軒を心配していたアキが声をかける。 彼女の気遣いを知って礼を言う八軒。 「出来る事は全部やっておきたくて」 頑張ってるねと言われ、そう答えつつもモヤモヤがますます大きくなっていってると正直に告白する。 そんな時、放送で豚の丸焼きが振舞われるとアナウンスが。 やっぱり過敏に反応してしまい、ベジタリアンになると言い出す八軒。 「牛串食べる?」 そう言って差し出されれば美味しく食べちゃう自分がいて。 そんな2人の傍に丸焼きの匂いに誘われた仲間達が集まってくる。 「豚丼の事でモヤモヤしてんのに食えるかよ」 そう言う八軒に、彼の頑張りをずっと見てきた仲間達がいろいろ意見を言う。 「アイツ、まだ豚の事で悶々としてるのか?」 遠くで八軒達を少し離れた場所から見ていた上級生たち。 「根が真面目なんだろ。 わかったフリしてスルーする事だって出来る筈なんだよ。それなのに、アイツは真面目に受け止めて周りにも真面目に返してる。 真面目にやってると、いつの間にか人が集まってくるんだよな」 彼なりに八軒を見ていた稲田は割り切らなきゃ辛いだろうと言う友人にそう語る。 そして稲田の言葉通り、八軒の周りにはいつの間にか友達が集まり輪が出来て、真剣に考えをぶつけ合っていた。 「価値観が凝り固まってる群れに、八軒のような異物が混ざる事によって、普段やらないようなディスカッションが起こっている。 価値観が違うものが混ざれば進化する。 1年酪農科学科・・・面白くなってきたな」 ひとしきりディスカッションした後、また冬にみんなで来ようと楽しく語らっていると、背後をどっかで見た顔が通りかかる。 って慎吾さんΣ( ̄ロ ̄lll) 焼きソバの屋台でバイトしてる? 嫌な予感が・・・ 「よかったな。友達いっぱいで楽しそうじゃん!」 そして何も知らないみんなは、オマケしてやるという言葉にホイホイとついていってしまう。 そして八軒とアキはみんなに伝えるのが一歩遅れてしまう。 慎吾の作った焼きそばで全員撃沈させたよ・・・この人は(^^ゞ そして、屋台のおっちゃん達は一矢報いてくれたと涙を流して喜んでるし(^^ゞ そしてそして・・・あんなに痩せて綺麗だったタマコはいつの間にか元どおりに戻っていて(^^ゞ カレーを食べながら、何肉派か話し合っている仲間達。 「豚・豚」と連呼され、「豚丼」というワードにピクピクっとする八軒。 まだまだ割り切れないしモヤモヤしてるけれど 「美味い」 やっぱり、そんな簡単には答えって出ないですよね。 大いに悩め、若者よ!という気分でしょうか。 それでも、必ずお肉になっちゃう時は来るわけで。 さて、次回、どんな答えを八軒は出すのか? でも、↑にも書きましたけど、多分、こういった「考えてもしかたない」事(豚の飼育とか限定じゃなく)を普通校で話題にしたらきっと馬鹿にされていたと思うんですよね。 ましてや家畜についてなんて・・・ でも、こういう学校だからか?それとも実家と直結しているからか?それともたまたまここに集まった連中がなのか? 誰一人として八軒を馬鹿にしたりせず、むしろものすごく好意的に見ていてくれる事。 話に乗ってくれる事。 なにより、一般教育はわからないけど、こういう方面ではディスカッション出来るだけの力をみんなが持っている事。 見ていて本当にあったかい気持ちにさせられます。 ミラーブログURL http://84446692.at.webry.info/201309/article_6.html  ←よろしければ1クリックお願いします  銀の匙 Silver Spoon 2 【完全生産限定版】【Blu-ray】

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