2013/09/16(月)23:00
八犬伝-東方八犬異聞- 第24話「岐路」
八犬伝-東方八犬異聞- 第24話「岐路」
「もうじき、主役交代って合図かな」
8つ全ての玉が揃った。あとは「義」の玉を取り戻すだけなのだが。
それに反して、左手に続き、左目も見えなくなってきた荘介。
荘介はどうなってしまうのか?
あらすじはコチラ
仁が帝都にやってくる過程とか、蒼が佳穂と出会うとことか、細かく原作と順番を入れ替えたり設定を変えたりで、ちょっと頭の中がグルングルンしてます(^^ゞ
「綺麗なだけで役に立たない左目立ったんだけどなぁ・・・
もうじき、主役交代って合図かな」
妖しく笑う蒼ーーー
「ここが帝都なんだぁ。すごい」
お上りさんよろしくキョロキョロしているのは、信乃たちに連れて来られた仁。
だが、個人的にはカバンに無理やり押し込められている棗目が(爆)
そんな2人の後ろから歩いて来る荘介は、左から歩いて来る男に気付かずぶつかってしまい。
古那屋にまっすぐ向かった3人。
その場に全員を集め、仁について説明した。
「俺たちは八犬士の生まれ変わり?」
共通の痣と玉を持つ自分達。少しずつ因縁が繋がってきました。
しかし、話題は伏姫が叶えてくれる願いに話題がそれ(^^ゞ
それにしても、みんなそれぞれ体内にもう1つの命を宿していたりする割には、願いは俗っぽいですな(笑)
「信乃が早く大人になりますように」
一番欲にまみれてるのはこの人?(≧m≦)ぷっ!
荘介と同じ願いでもイヤラシさがだいぶ違う気がする(爆爆爆)
「とにかく、荘介の義の玉が見つからない事にはどうにもならねぇな」
毛野の言う通り。みんなが一斉に信乃を見る。汗ダラな信乃(笑)
そこにお茶を入れようと入ってきた荘介。
左目を隠してるが、毛野は気付いたようでジッと見ている。
「実はちょっと前からこんなものが出来てな」
大角の額に目が!(ちょっとしたホラーだよね(^^ゞ)
しかも、それはその場にいる妖を映し出し消す事が出来るのだ。
それは邪眼だと九重が教えてくれる。
妖の力を授かったようねと。そう言われれば覚えはちゃんとあって。
自分の傍にいてくれた飼い猫を思い出し微笑む大角。
「荘介の事だがおかしくないか?」
毛野は信乃を呼び出し、荘介の様子がおかしい事を指摘する。
左目が見えていない事。
以前、教会に手伝いに行った際に、焚火の火を素手で消して平然としていた事など。
「アイツの・・・蒼のせいか?」
『俺は影。俺と荘介は2人で1人なんだから』
気付かないうちに荘介の身体がそこまで変調をきたしていた事にショックを隠せない信乃は、蒼の言っていた言葉の意味も理解し、慌てて四獣神家の屋敷へと走っていく。
『全部揃ったらその時は信乃を迎えに来る』
でも、どうやって荘介から奪ったのか?
その頃、莉芳に仁の報告をしていた荘介。
それと共に、蒼と遭遇し「姫がもうじき目覚める」と言われたと。
その姫とは伝説の伏姫の事かと問われ
「あるいはもう一人の姫 玉梓姫だ」
そして玉梓姫の伝説を荘介に話してやる莉芳。
隣国からこの国にやってきた玉梓姫は2人の息子を連れていた。
しかし、役人に咎められ、どちらか片方を差し出すよう言われてしまう。
散々悩んだ挙句、身体が弱かった下の子の方を差し出すと、その子は殺され、さらにその事実を知った上の子も自害してしまう。
その伝説は思わず同情したくなるような内容。だとしても、なぜ影はあんな事をしているのか?それは莉芳にもわからない。
「だが、用心するに越した事はない。
その左目はいつからだ?」
荘介の左目の異変に気付いていた莉芳に、正直に言う荘介。
「影が力をつければ、さらにおまえから奪い取っていくだろう。
信乃が知ったら大騒ぎするぞ」
それまでにどうにかすると、あてもないのにそう言って出て行く荘介。
「荘介!」
そこに屋敷に戻っていた信乃が荘介に向かって本を放る。
キャッチ出来なかった。
「おまえ、見えてないの?いつから?なんで黙ってた!
アイツのせいだろ?
どうやって目を奪ったんだ?」
知られないようにしていくつもりだったのに・・・アッサリ知られてしまっていた。
矢継ぎ早に質問を浴びせかけられ、さらには蒼を探しに飛び出していこうとする信乃を止める。
「もし、このまま蒼に全部持って行かれちゃったらどうするんだよ!」
「これは俺の問題ですし、信乃には関係ありません」
何よりも荘介のこの言葉にショックを受ける信乃。
「知ってるか?本部の方針で古城地区の教会が封鎖されたらしい」
本部でひそひそと話す莉芳と那智。
その近くには妖が集まってきており、事件が頻発しているらしい。
「幹部の奴、何か物騒な事を考えてるに違いねぇ」
一晩経っても荘介の言葉にショックを受けたままの信乃。
そこにちかげが、風邪を引いたあやねが信乃の顔を見たがっていると呼びに来る。
このシーンも、本当は信乃が浜路の薬を持ってお見舞い・・なんですけどね(^^ゞ
でも、浜路の薬を飲んだのは変えてないですね。
「飯倉で小学校に通ってたんだって?」
要、面白がったな(笑)
身体が弱く学校に通った事がないあやねは、ずっと話を聞きたくて信乃の帰りを待っていたのだ。
「荘介君!緊急にヘルプ!!」
その要は、フェネガンの突然の来訪でパニック状態?(爆)
なんだろ?このキラキラ(笑)ってか、荘介は平気なんだ(爆)
とにかく、あやねが風邪で寝込んでいると知りやってきたらしい。
と、ここは薬が効いて今は休んでいるとさりげない荘介のフォローに心の中で「ナイスだ」と叫ぶ要が可笑しい。
それを聞き、割にあっさりと腰を上げるフェネガン。
一方、学校の話で盛り上がっていた信乃とあやねだったが、こちらも心配性のちかげが止めたので、「また明日来るから」と約束を交わし部屋を後にする。
「わかるよ、俺もそうだったし」
今回の信乃だけでなく浜路からも学校の話を聞くのが好きなあやね。
信乃もかつては弱かったから。
「あやねが学校に行きたいって言ったらどうする?」
信乃の問いに、身体が弱いから無理だと答える。
「別に会皆勤賞じゃなくていい。
誰かと明日の約束をするのって、明日も生きてるって約束なんだぜ」
それは、かつて身体が弱かった時。何かと心配する荘介と明日を約束していた自分があやねと重なる信乃。
「謝っとくか」
そう思い直し階段を上がっていくと、奥から帰るために出てきたフェネガン達と鉢合わせしてしまう。
「ずいぶん鋭い目をする子に育ったね。
君の母親がそう望んだとおりに」
なぜフェネガンが信乃の母の事を知ってるのか?いや、それ以前に母はいつ亡くなったのか?
顔すら思い出せない。
「前にもあったな・・・こんな感覚・・・」
その場で突然意識を失ってしまう信乃。
秋の夕暮れ。旅愁を歌っている幼い頃の信乃。
「にいにには、信乃が歌を教える」
そう言って歌う信乃ーーー
飛び起きた信乃。傍には心配していた荘介と莉芳がいた。
「大方、フェネガンの毒気にあてられたのだろう
今後一切近付くな」
信乃が意識を取り戻した事で慌てて水を取りに行く荘介。
部屋に2人きりになると、信乃は旅愁を口ずさむ。
「懐かし父母・・・この後がどうしても思い出せなくて」
そう言った信乃のために続きを言う莉芳。
だが、それこそ間違いであり正解だった。
実は森の梢が本当の歌詞。なのに今、莉芳は小道と言った。
それは幼かった信乃が間違って教えた歌詞だったのだ。
「どうして昔の俺が間違えて教えた歌詞をアンタが知ってるんだ?」
やっぱり、信乃と手を繋いでいた青年は莉芳でしたかー!!Σ( ̄ロ ̄lll)
だが、それについて何も答えない莉芳に今は聞かないと言う信乃。
「でもそれは、母さんの事を覚えていない事と関係あるか?」
「覚えていない事は、おまえにとって取るに足らない事だからだ」
しかし、追求したくてもまだ頭が痛み続けられない。
「おまえの目的を思い出せ」
しかし、今となっては玉よりも荘介が今どうなっているのかの方が先決。
「おまえ達の玉は持ち主を選ぶ。その目的を終えるまで決して主を死なせる事はない」
「玉が荘介じゃなく蒼を選んだ?」
あの時、自分のせいで玉を奪われてしまったから・・・激しく後悔する信乃。
しかし、自体はそれだけでは済まなかった。
突然ガラスの割れる音。
倒れている荘介の首筋から痣が消えてしまった。
その代わり、蒼の首筋に痣が浮かび上がる。
「お望みのモノは手に入った?」
「ああ。でもまだだ。全て手に入れないと」
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