2014/11/27(木)01:06
弱虫ペダル GRANDE ROAD 第8話「アラキタ」
弱虫ペダル GRANDE ROAD 第8話「アラキタ」
「代償は高ぇぞ、待宮ぁーーー!!」
まんまと待宮に出し抜かれた荒北と坂道が猛追する!!
あらすじはコチラ
もう、ヤッバーイ!ってくらい荒北さんカッコイイ回で改めて惚れ直しちゃいましたよ!!
あくまで信じられるのは福ちゃんだけ。
その福ちゃんの勝利のために自分が待宮の戦法を読み切れなかった事への怒り。
敵味方じゃなく力量を認められる柔軟さ。そして得意の嗅覚。どれをとってもめっちゃかっこよかったです。
そしてそれをさらに魅力的にしたスタッフ様愛に溢れたスピード感がさらに魅力的だった30分間でした。
しかし、そんな素敵な内容をCパートが喰っちゃうとは(爆爆爆)
あっという間に後続の大集団に飲み込まれてしまった坂道。
その大集団は、突然飛び出していった広島にパニックが起き始めていた。
「田浦さん!騙されたっですよ!」
気付けば呉南のスプリンターは一度も引いていない
やっと待宮に騙され、ここまでいいように使われていた事に気付く一同。
しかし、いままで待宮の言葉を信じて引いてきた各校のスプリンター達はみんな足にきていて追いかける余力がなくなっていたのだ。
足を使い果たした疲労と、騙されたショックで誰も追いかける気力すらなくなっていたのだ。
「あの人は雰囲気を悪くする人だ」
「希望を敵に預けたりするけーよ あれは自業自得よ」
そんな奴らはリタイアか最下位争いでもしてればいいとほくそ笑む呉南のメンバー。
そして置いてきた者たちよりも目の前にいる総北と箱学の協調組にターゲットを絞り迫ってくる。
「あの人だけは行かせちゃダメだ!!」
置いて行かれた坂道は、それでも仲間を待宮から守るため追いつこうという気持ちを持つ。
そこで考えたのはやはり「協調」
しかし、既に体力も気力も全て奪われた集団の中に坂道と協調してくれようという者はいなかった。
それでも諦められず聞いて回る坂道。
「てめっ!細眼鏡じゃねーかっ!!」
なんとそこにいたのは自ら集団に飲み込まれた荒北だった。
恐くて坂道の一番苦手なタイプーーー。
だけど今はこの人しか頼れる人はいない。
「お願いします!一緒に協調して前を追いかけて下さい!」
しかし、荒北の反応は激しい拒絶だった。
だが、必要以上に荒北がカリカリしていたのは相手が坂道だからではなく、待宮の作戦を2度も見抜けなかった自分に対してだった。
スタート前とさっき。
特に自分が下がった時、待宮は「かかった!」という顔で笑っていた
「あいつは俺達王者を、福ちゃんが作ったこの箱根学園つーチームをコケにしやがったんだ!!」
坂道を置いてものすごい勢いで、幅20cmという狭い隙間を塗って先頭へと進み、そのまま呉南を追走していく。
「代償は高ぇぞ、待宮ぁーーー!!」
「すみません、あの2番の人に追い付きたいんで道を譲って下さい!」
道をあけて貰った坂道は、やっと荒北に追い付く。
再度願いを申し出た坂道に荒北はけんもほろろ状態。
苦手だけど・・・それでも待宮をチームのみんなに近付けたくない強い思いが坂道の背を押す。
「追いつくためなら僕は何でもしますから」
そんな坂道を鼻で笑いつつも、どこか福富に重ねる荒北。
「おまえに福ちゃんはどう見えてる?」
坂道の答えに満足した荒北は、今度は自分の印象を訊ねる。
「恐くて恐くて今にも食べられそうな人です!」
本音は言えない筈だったのに、怒鳴られて本音を言ってしまった(笑)
それならなぜ声をかけた?と再び問う荒北に
「僕はチームの為に走りたいんです。
僕はやりたい事がある時は全力で出来る事で突破しろと言われましたから!!」
脳裏に浮かぶ顔は巻島
坂道の不器用な物言いにやはり福富を思い浮かべた荒北は坂道の協調にのってやる事に。
それでも2人では・・・と思ったその時、後ろからスルスルッと飛び出してきたのは・・・山岳だった!
「3人ならきっと3倍の速さで追いつくよ!」
呉南を追う3人の協調が始まった!
最初は坂道が引く。
それを後ろから見ていて感心する荒北。
「コイツ、走り出したら意外に回す」
だがまだまだ全開ではない。
坂道の真の力を知っている山岳はまだまだ回せる事を荒北に伝える。
ケイデンスを上げると共ににおいが変わる坂道
「敵をかっ喰ってやるって臭いじゃねぇ!純粋な臭いだ!!」
それでも初心者な坂道のライン取りはお世辞にもお粗末で。だけど
「期待以上だ、小野田ちゃん!」
認めた相手に呼び方が変わるのは某黄色い頭の人と一緒ですな(笑)
今度は山岳が引く。
合宿の時に走ったのとは全く違う何かに包まれ風が避けていくような走りに驚く。
「いくよ」
それはものすごい速さで・・・
「俺、今生きてる」
名言頂きました!(爆)
山岳と坂道、敵を追いかけているこの場面で笑っているーーー
この様子に、福富が言っていた言葉を思い出す。
「連れ戻してくれ おそらく奴にはまだ覚醒してない部分がある」
荒北から見れば「ちょっと登れるだけの選手」としか映っていなかったが、福富は既に山岳に秘められた力を見抜いていた。
それをなんとなくだが感じ取り、運び屋としての力量を見込まれて頼まれれば従っちゃう荒北。
そして今こそ福ちゃんとの約束を!という事で、今度は荒北が坂道と山岳を引く。
「見せてやんよ
王者箱学のエースを過去何度もゴールまで運んだ、箱根学園のゼッケン2番の引きってやつを!」
明らかに変わる空気。
必死に体制を伏せていないともっていかれそうな勢い。
それだけではない。コースギリギリで身体の一部がぶつかっても、ペダルがアスファルトを擦ってもお構いなし。
その速さは置いて行かれないようにするので精一杯。
これが本物のゴール前のゴールを取る人の走り。それを体感する。
「見えたー!!」
死に物狂いで荒北についていったおかげで先に行った者たちを見つけた。
だがそれは、遠ざけたかった呉南ではなく、彼らとの戦いに負けた総北と箱学の協調組だった。
「泉田ー!てめえが引いてて広島に抜かれてんじゃねーよ、バーカ!」
だがこれで追いついた。
てっきり合流してまたみんなで広島を追いかけるものと思っていた坂道だったが、荒北はこれだけ声をかけるとさっさと先に走り出してしまう。
「小野田ちゃん、わかんねえのか?」
最終日の1分1秒を争うレースの中で、合流を待っている時間はないという事?
いや、もっと単純だった。
既に荒北は広島の臭いを嗅ぎ取っていたのだ。
「止めらんねえんだよ、こんな所で 近ぇんだよ 燃えるんだよ ウズウズすんだろ!」
そしてあっという間に呉南に追い付いてしまった。
「ええぇぇぇー?!」
驚いたのは呉南
「臭ぇ臭ぇよ!ドブネズミの臭いだ」
「なんでじゃ?集団に取り込まれた筈のおまえ等がなんでここにおるんじゃ!」
「そうだ!俺が見たかったのはそういう顔だよ 待宮ぁー!」
Cパート
いつものように鍛えている泉田を見た待宮がいきなり「持っとる」とぺたぺたと触りだす。
って・・・あーあ、泣かせちゃったwww
アブ君役の阿部さんは良家のお嬢様イメージで演じられたそうです(笑)
でも、相手が悪かった だってちいちだもん(中の人かい!ヾ(--;)ぉぃぉぃ)
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