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TBSの長寿番組「水戸黄門」など人気ドラマの台本を印刷している会社が事実上の倒産、今月いっぱいで会社が閉鎖されると聞きました。その会社は台本印刷一筋50年の社歴を持つ会社で、高い品質の本をテレビ局に納品して来ました。台本は、古くは能・狂言や歌舞伎の台本から、テレビ番組・映画・演劇制作になくてはならないもの。放送文化遺産である台本を印刷し続けてきた印刷会社の倒産は本当に残念なことです。
大企業は好景気に浮かれ、政府も景気は回復したと言っていますが、中小・零細の企業は今なお出口が見えない状態。貴重な技術、ノウハウを持った名もない企業が報道もされず、ひっそりと姿を消す、さびしい限りです。 写真は「水戸黄門」第36部オフィシャルサイトから。台本を手に打ち合わせする監督と里見浩太朗さんたち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年11月17日 02時52分55秒
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