ふらりかずたま　ひとり言　

母ちゃんがこれまで永年使ってきたＵＦＯ目覚まし時計。強烈な音で「ユーホーッ　ユーホーッ」と鳴り響き、迷惑この上ない。母ちゃんは、その音でピタッと起きるようです。「ようです」というのは、私はその音で目を覚ましたことがないのです。私はＵＦＯの大音響に平気なくせに、携帯電話の電子音「ピピッピピッ」でパッと起床します。

それはさておき、母ちゃんのＵＦＯが壊れてしまいました。近くのショップで急遽買ってきた目覚ましは、ピンク色した「フルーティ｣という名のかわいい奴。ところが、その名に似合わないしつこいタイプで、１６曲の音楽がＩＣのコントロールでランダムに順に流れます。曲と曲の間には「コケコッコ！」の絶叫が入り、３５分間鳴りっぱなし。もしボタンを押して曲を止めても数分後には再開するスヌーズ機能付きです。母ちゃんは、１６曲が自分の好みで選択できるものと勘違いしていたのでガッカリ。

それでもＵＦＯの強烈さに比べればおとなしい。起きれるかな？と心配しながら母ちゃんは目覚ましをセットしてオヤスミしました。朝、私が起きていくと母ちゃんは何やらご機嫌ナナメ。
話を聞いて、思わず｢子供の遠足ではあるまいし！」と言ってしまいました。母ちゃんによると、気になって気になって、朝５時半に目が覚めてしまい、その後も寝付けなくて、目覚ましが鳴るのを待っていたので、眠くて仕方ないとのこと。はっきり言って馬鹿です！