テーマ:釣り好きの人集まれー(8293)
カテゴリ:釣り関係
沼津へ行ってきました。
目的はアオリイカのコロッケ(今年生まれた15~20センチサイズ)狙い。母ちゃんの唐突な提案に、またしても乗ってしまった私です。 午前3時ごろ沼津ICを降り、伊豆の西海岸を南下。途中の堤防は人だらけ。「エギング」の人が多いようです。アオリイカは餌木という小魚の形をした疑似餌で釣ります。エギングという言葉は餌木+ing=餌木でアオリイカを釣ることを意味します。それほど餌木(エギ)でのアオリイカ釣りがブームになっているのです。 結局、夏に大物2ハイを上げた堤防に行きました。見た目、堤防上は明かりがまばら。これはラッキーと思って堤防に向かうと、場所取りのクーラーボックスがびっしりと並び、ライトも点けないで電気ウキでアジを狙っている人たちも。かろうじて先端付近に空きスペースを見つけました。 夜からいる人、夜明けと共にやってきた人、堤防は人だらけ エギをセットして投げ始めますが、アタリはありません。アジ狙いの人たちもヒマそうです。アジなどのベイトフィッシュ(アオリの餌になる小魚)がいないところにはアオリは寄ってきません。これは良くない傾向です。案の定クスリともアタリは無し。母ちゃんは1時間ほどで腕が痛いと言い出して、堤防下にディレクターチェアを置いて休憩。5時頃には「車で寝る」と行ってしまいました。 私のほうは相変わらずエギを投入し続けます。天気予報より3時間くらいも早く、夜明け前から風が強まり始めました。近くの釣り人は、堤防上に置いてあった椅子を風に飛ばされて大騒ぎ。帽子を飛ばされた人もいます。 こうなるとラインが風に流されて、どうにもなりません。 ちょっと言葉では分かりにくいですが説明すると、アオリイカ釣りは、シャクリを入れてエギを海中で大きく動かしイカを誘うので、ラインの糸ふけ(糸のたるみ)は禁物なのです。 アオリをゲットするまでの手順。エギを投げる。着水と同時にリールからの糸の出を止める。エギを沈ませ、糸ふけのない状態で大きくロッドをあおる。底に着いたエギが海面近くまで一気に浮かんでくる。アオリイカは「なんじゃ?」と思って、再び海底に落ちていくエギに抱きつく。1パイゲット!というセオリーです。 海ですから、ベタなぎということはまずありません。多少の風なら竿先を風上に向け、水中に沈めるくらいにしてラインが操作できます。しかし、強風ではライン操作がほとんど不能です。名人なら何とかするのか分かりませんが、私の技量では糸ふけが大きく、ロッドをあおってもラインが動くだけでエギの運動がほとんどない、という状態です。つまり、イカがいても刺激できないということになります。 靄にかすむ富士山。山頂はすでに冠雪している 靄にかすむ富士山を撮ったり、堤防を散歩したりしながら、時たまは投げて、という感じで7時過ぎまで頑張りましたが、さすがに飽きてしまいました。他のエギンガーにも釣果はありません。場所を変えて挑戦しようと母ちゃんを起こして、風のなさそうな堤防へ移動。しかし、そこでも風が巻いて話にならないし、眠気でどうしようもないので撤収することにしました。 アオリを土産に昼ごろ行くはずだった沼津の友人宅へ、朝っぱらから手ぶらで行くことに。母ちゃんの大学時代からの親友ですから、少々の厚かましさは許されるのです。ご飯を食べさせてもらって、昼寝させてもらって…。まあ、沼津まで旧交を温めに行ったということで、納得しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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