カテゴリ:旅行・山関係
先日、長野県佐久の砂利道でつまずいて、左手中指のじん帯を損傷したことは、チラリと日記で触れましたが、けっこう大ごとになってしまいました。
当初、整形外科の診察では「ロキソニンテープを貼って我慢。だんだんと慣れてくるから、それまではあまり動かさないように」とのこと。 自分ではできるだけ動かさないよう気をつけていたのですが、私の左手はずいぶん働き者のようで、腫れが引くどころか、腫れも痛みもひどくなっていきました。 手の甲を走る中指の腱。通常なら左右からじん帯に支えられ写真の赤いラインで固定されているが、じん帯損傷のため指を曲げると外側にずれて(写真の青いライン)痛みが走る 医者の「何やってるんですか」という叱責を受けて、ギブスで固められることになり、早や2週間を経過。昨日、やっとギブスから解放され、指のリハビリが始まりました。 これからしばらくはロキソニンテープで消炎しつつ、拘縮の始まった指をほぐしていきます。重い物を持ったり力を入れられるのは1カ月後。それまでは週2回くらい通院し、低周波治療器とマッサージで指のリハビリを進めます。 患部に消炎剤を貼付して、傷めた中指に薬指と小指を添えてギブスで固定。人差し指と親指で物をつまめるようになっている 併せて、中断していた脳梗塞関連のリハビリ、筋トレも再開できます。左手に力を入れるプログラムは変更(手首に巻き付けるなど)・中止しての再開。回数がやたら増えるのでビックリです。 週に1回は介護保険を使っての脳梗塞リハビリ、週2回は区のスポーツセンターで筋トレ、そして新たに週2回の指リハビリ、月に1回の脳梗塞診察に加え、月に1回は指の診察…。通院疲れが起こりそう。こんなんだから「年寄りは病院に行き過ぎだ」とか言われてしまうのでしょうね。 以前の私であれば、石につまずいても、転びそうになっても、たたらを踏んで堪えられたことでしょう。あるいは受け身を取って事なきを得たでしょう。体全体のバランスが崩れ、左脚の筋力が衰えてしまっていることを実感しました。自分で思っているほど左膝が上がっていない、つま先が上がっていないのです。 ギブスが外された左手。中指を中心にリハビリが行われる 利き手ではない左手を固められたくらいでも、ずいぶん不自由です。風呂に入るのも炊事するのも、顔を洗うのでさえ、左手をビニール袋で覆い、包帯を濡らさないようにします。ビニール袋で顔をこするのは気持ち悪いし、右手だけでは苛立ちが残ります。またビニール袋の手で食器を持ち洗剤をつけてこすると、食器が滑り落ちてしまいます。野菜を刻む時は袋まで刻んでしまいます。 また、ギブス状態ではゴルフのクラブが握れず、素振りさえできません。 左手のマヒは本当に軽かったのに、不注意のため負傷して、自分から不自由を拡大してしまいました。自分のアホさにツクヅク腹が立ちます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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