カテゴリ:釣り関係
やっとGWの日記に取りかかります。
毎年恒例の長野県佐久市集結。 1日目は、他のメンバーとは別行動で渓流釣り。例年は千曲川源流部ですが、今年は長野と群馬の県境にある下仁田あたりを流れる川で釣行です。河原が広く流れも緩やか。渓流釣りの雰囲気ではありませんが…。 前日の5月2日、午後に東京を出て、翌日の釣り場をチェックしてから佐久に向かうことに。上信越自動車道・下仁田ICから国道254号線に入り内山峠を越えて佐久市に至るルート沿いの川ですが…。事前に調べもせず「思い込み」で現地へ。 下仁田IC近くのセブンイレブンで「鏑川の日釣券ください」と。 店員さんの目が点になり、 「日釣券はありますが、鏑川かどうかわかりません」 「254に沿って流れている川とは違うんですか?」 「さあ…」 「釣り場の地図はないですか」 「ありません」 「お邪魔しました」 2軒目のセブンイレブン。 かわいいアルバイトさんに、前店と同じ質問。 「2種類ありますが、どちらが鏑川なのか…」 日釣券を見せてもらい、漁協の電話番号を控えます。 まず上州漁協にTELしましたが業務終了のアナウンス。緊急連絡先の携帯番号にTEL。 「ハイ、上州漁協です」と年配の男性が出ました。 「鏑川で釣りたいのですが、お宅の管轄ですか?」 「そうだよ」 「どのあたりで釣ればいいですか」 「支流のなんもく川かな。村役場に車を止めて、釣り上がっていけばいい」 夕暮れが迫っています。急いでコンビニで翌日の日釣券を買い、なんもく村に向かいました。村役場まで約10キロ。山中の夕暮れは暗くなるのが早く、目的地に到着したときは夜が空を覆っている状態でした。 「明日はここで釣る」と決めて、佐久へ向かいます。 なんもく村から下仁田に戻って内山峠を越えるより、なんもく村から直接佐久に向かった方が近道なので、田口峠を越えて長野側の臼田に抜けることに。 これがとんでもない山道で、奥へ進むにつれ廃屋と思われる真っ暗な家が多くなり、周りは闇に包まれています。ところどころに古い林業関係の施設があるだけで、携帯電話もつながらなくなってしまいました。 近道のはずが、車のヘッライト以外に明かりのないヘアピンの山道を走ったため、大きなタイムロスを生じ、佐久の友人宅に到着したのは21時近くになっていました。 なんもく村について。漢字表記は「南牧村」です。 この村は群馬県の南西部に位置する村。人口は1970年約7700人、現在は約2200人と激減、現在の村の平均年齢は62.5歳で、高齢化率が日本一の「限界自治体」になっています。 テレビでも報道されましたが、村では、群馬県の補助事業を活用し「いきいき山村暮らし支援事業」を進めています。「明日の南牧を創る会」を中心に空き家活用を展開、田舎暮らし希望の都会人を誘致し、過疎対策と限界自治体脱出を図ろうとしています。 同じく南牧村と表記する自治体が長野県にあります。読み方は「みなみまきむら」。 高原野菜で有名な川上村とは隣り合わせの、八ヶ岳山麓に広がる集落。こちらの人口は1970年約3600人、現在は約3400人と変動が少なく、平均年齢47.14歳です。 翌朝は少し遅めの出発、R254を経由して現地に7時半ごろ到着しました。佐久から1時間余り。昨夜の峠越えは何だったのか! 「急がば回れ」のことわざを実証してしまったのでした。 さて釣りのほうですが、そこそこヒットするものの、どれも20センチに満たないヤマメ。午前中は4時間ねばって、道の駅「なんもく」で昼食。午後からはポイントを探してあちこち移動し、再び南牧村に戻り2時間ほど釣りましたが、やはり小ぶりのヤマメばかりです。 群馬・長野の県境には、神流川はじめ絶好の渓流が多く存在します。他に比べて日釣券が高いのです(上州漁協は2000円)が、魚影は濃いとのこと。この次来るときは事前に調査してガッチリ釣果を上げたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[釣り関係] カテゴリの最新記事
|