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あおぞらのしたで・・・

治療について-入院治療編-

<お願い>
人によって治療計画は変わってきます。
また、同じ病気でも内容(転座の有無や白血病細胞数など)によって変わってきますのであくまでもここに書いてある事は「こんな治療をしたんだ」くらいに思ってください。
またかずくんと同じ病気の方にお願いです。
ご自身、又はお子さんの治療について気になる点等は主治医に直接お尋ね下さい。
副作用は人によって違いますので、詳しくお答できませんのでご了承ください。

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かずくんがおこなっている治療です(写真の画像が暗くて申し訳ないです)。
これはプロトコールとよばれ治療はこれに添って行われます。
治療している病院はJACLS(小児白血病研究会)に属しています。
なので別の治療グループだとまた違ったプロトコールになります。
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入院するとまず白血病のどのタイプに属しているのかを調べます。
リンパ性なのか骨髄性なのか遺伝子異常はどうなのか、リンパや内臓系、中枢神経系に病変はないか、等です。
結果がわかるのに約1週間位でしょうか。
それにより治りやすさを推定しSR(スタンダードリスク)やHR(ハイリスク)ER(エクストラハイリスク)等の暫定リスクに別れます。
これも1つの指標であり治療中の結果によっては途中から変更する場合もあります。
かずくんの場合2003年9月30日、暫定リスクはSR-ALL02になりました。

これ以後はSR-ALL02のプロトコールに添って治療が始まります。
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暫定リスクが決定すると寛解導入とよばれる治療に入ります。
この寛解導入中の15日目と33日目のマルクにより確定リスクが決定します。
このまま治療を続けてよいか、それともリスクを上げないといけないかが決定します。
この時、かずくんが使用した薬は
・オンコビン(ビンクリスチン)
・テラルビシン(THP-アドリアマイシン)
・プレドニン
・ロイナーゼ(L-アスパラギナーゼ)
・ダイヤマックス(利尿剤)
・吐き気止め(名前を忘れました)
・ファンギゾン
・硫酸ポリミキシンB
・バクタ(週3日)
・ラックビー微粒(整腸剤)
です。
暫定リスクが決定した後、すぐにかずくんはIVHカテーテル確保の手術をしました。
また、薬が強いためか下痢を繰り返しおしりもあれてしまうため整腸剤服用していました。
口内炎ができたためデキサルチン軟膏、発熱した際にはカルベニンやジフルカンも使用しています。
もちろん入院してからすぐにイソジンでうがいが始まりました。

かずくんのマルクの結果、治療続行になりプロトコール通りに治療が進むことになりました。

その後「地固め療法」に入りますが比較治療研究に参加するかしないかによって治療法が別れます。
6~8週の所になります。
比較治療研究を希望しない場合は(A)、希望した場合無作為割付のくじ引きにより(A)(B)に別れます。
かずくんの場合、この研究に参加しました。
しかし親の直感は当たる物で(B)に決定しました。
使用した薬は
・エンドキサン(シクロフォスファミド)
・シタラビン
・デキサメサゾン
・吐き気止め(名前忘れました)
・ファンギゾン
・硫酸ポリミキシンB
・バクタ(週3日)
です。
この治療の前に1泊2日で自宅に帰りました。
そのせいか病院に戻った翌日から発疹が出始め治療が数日延びました。
また5日間コースでしたがその間は副作用がいつでるかとビクビクしていました。
不思議と寛解導入よりもこちらの方が気分的に疲れましたね。
また肝臓の数値がグンッとあがったため肝臓を保護する薬も入れていました。
白血球が下がるとやっぱり発熱しました。
ブロアクトを使用したら薬疹が出たため前回と一緒でカルベニンとジフルカンを使用、また、治療前に出ていた発疹のウィルスが残っていたのか熱とともに発疹があらわれ背中の腰部分がただれてしまったのでリンデロン軟膏を使用しました。

これが終わると「聖域療法」です。
9~10週目にあたります。
メソトレキセートを入れる治療になります。
これは中枢神経系や睾丸などの聖域とよばれる部位に抗ガン剤を到達させるために行います。
というのは急性リンパ性白血病は中枢神経系に再発しやすいからだそうです。
メソトレキセートを入れた後、ロイコボリンという中和剤を入れるというのを2回行います。
使用した薬は
・メソトレキセート
・ロイコボリン(中和剤)
・吐き気止め(名前忘れました)
・ダイヤマックス
・ファンギゾン
・硫酸ポリミキシンB
・バクタ(週3日)
です。
吐き気が強く出るため他にも吐き気止めを使用したためかずくんはそれなりに食事をとることもできました。
肝臓の数値が上がるためこの時も肝臓保護の薬を使用しています。

最後は「再寛解導入療法」です。
11~14週目です。
一番最初にした寛解導入療法の3週目からをもう一度します。
使用した薬は
・オンコビン
・テラルビシン
・ロイナーゼ
・プレドニン
・ファンギゾン
・硫酸ポリミキシンB
・バクタ(週3日)
一番最後の治療になって初めて高熱を出さずに済みました。
これが一番嬉しかったなぁ・・・。

また、全期間を通して白血球が1000より下がるとエンベラ(空気清浄機)がつきます。



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