新着記事一覧 | 真野魚

RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW / RAINBOW

1975年にリリースされた１ｓｔアルバムです。後の様式美HM/HRサウンドを作り上げた記念すべき1枚。元々はリッチー・ブラックモアがクオーターマスのカバーをレコーディングしたかった為のアルバムだけあって、リッチー以外のメンバーはエルフの面々。後の作品と比べると地味な作品ではありますが、「セルフ・ポートレート」「スネーク・チャーマー」「キャッチ・ザ・レインボー」「テンプル・オブ・ザ・キング」と名曲野村満載な1枚。

2005/09/28

コメント(0)

ANTHEM WAYS / ANTHEM

「ヘヴィ・メタル・アンセム」は紹介済みにつき本作を。2001年にリリースされたアンセムのリテイク＆リミックス・アルバムです。「シャドウ・ウォーク」にてコンチェルト・ムーンの島紀文がギターソロを弾いていますが、島先生にしては単なる弾きまくりの「・・・」な出来。柴田御大はイングヴェイ風なプレイに批判的ではなかったのか・・・他、英三が歌い直した「ワイルド・アンセム」「タイトロープ」はオリジナルを遥かに超える素晴らしい出来。

2005/09/27

コメント(0)

DOMESTIC BOOTY / ANTHEM

1992年にリリースされた７ｔｈアルバムです。ギターには（今とは顔の違う）清水昭男を迎えロンドンにてレコーディングされた起死回生の1枚。キーボードには前作に続きドン・エイリーが参加。当時、髪の毛を紫色にメッシュした柴田御大の姿をロクFで見て「アンセムは終わった・・・」と思った事もあり、リリース当時はイマイチ好きになれませんでしたが、最近になって聞き直して好きになった作品。「ヴェノム・ストライクス」「レネゲード」とアンセムらしい楽曲を収録。本作を最後に森川之雄が脱退。アンセムは解散する事となります。

2005/09/26

コメント(0)

NO SMOKE WITHOUT FIRE / ANTHEM

1990年にリリースされた６ｔｈアルバムです。キーボードにはドン・エイリーを起用。ヒロヤのやる気の無い？ギター・プレイもあって巷ではイマイチ人気の無い作品ですが、個人的には好きな1枚。パワー・メタル色が減退しつつもメロディアスになった楽曲は「シャドウ・ウォーク」「ハングリー・ソウル」「ラヴ・オン・ジ・エッジ」と充実した内容。らしくない「パワー・アンド・ブラッド」だけは、好きになれませんが・・・本作のレコーディング終了と供にヒロヤが脱退。後任に中間英明御大を迎えるもツアーのみで解雇。

2005/09/25

コメント(0)

HUNTING TIME / ANTHEM

1989年にリリースされた５ｔｈアルバムです。森川之雄先生の壮絶な歌唱が聞ける本作は前作を硬質＆骨太にしたような作風。「ジャグラー」「ハンティング・タイム」「イーヴル・タッチ」と頭3曲の凄まじさに悶絶しちゃう1枚。充実した柴田御大の楽曲とは裏腹に福田洋也の楽曲がアルバム内で激減。この事がバンド内に亀裂を生む事に・・・2005年リマスター盤には「アー・ユー・レディ？」をボーナス収録。ちなみに当時、１ｓｔアルバムから本作まではメタル・ブレード・レーベルから海外でもリリースされていました。

2005/09/24

コメント(0)

GYPSY WAYS / ANTHEM

1988年にリリースされた４ｔｈアルバムです。脱退した坂本英三の後任には日本のグラハム・ボネットこと森川之雄が加入。再びクリス・タンガリーディスをプロデューサーに迎え制作。「サイレント・チャイルド」「シャウト・イット・アウト」と好きな曲が収録されているものの個人的には彼らの作品の中ではイマイチ好きになれない1枚・・・

2005/09/23

コメント(0)

THE SHOW CARRIES ON! / ANTHEM

1987年にリリースされたライヴ・アルバムです。1987年6月5日のカルフォルニアはレセダのカントリー・クラブ公演を収録。レンタル機材だからか？ヒロヤのギターのお粗末＆リヴァーブを掛け過ぎの引っ込んだ音質が気になりますが、演奏＆セットリストともに内容は充実。廉価再発ＣＤ盤は「ヘッドストロング」を何故かカット。現在は無修正の2枚組み完全版が発売されております。

2005/09/22

コメント(0)

BOUND TO BREAK / ANTHEM

1987年にリリースされた３ｒｄアルバムです。プロデューサーにクリス・タンガリーディスを迎えた本作は彼らの作品の中では個人的に一番好きな1枚。世界に通じる高品質なサウンドプロダクション、ヒロヤの印象的なギター・ソロ、高い完成度を誇る楽曲と前作から飛躍的な成長を遂げた1枚。特に英三のVoは見違えるほどに上手くなりました。「エンプティ・アイズ」「ショウ・マスト・ゴー・オン」「ヘッドストロング」と本作は捨て曲無しの個人的な名盤。

2005/09/21

コメント(2)

TIGHTROPE / ANTHEM

1986年にリリースされた２ｎｄアルバムです。ＢＵＲＲＮ！誌の付録に本作から「ヴィクティム・イン・ユア・アイズ」のソノシートを付た事が話題に。名曲「ナイト・アフター・ナイト」を収録した本作はジャケットのダサさに苦笑しつつも濃密な8曲（リリース当時）は当時のバンドの勢いが音に出ています。福田洋也氏の楽曲が半分を占め彼らの作品中、最も柴田色の薄い１枚。1997年にリリースされたCDには「バック・ストリート・グルーヴ」、2005年リマスター盤には5曲のボーナス曲を収録。若かりし頃には毎日２～３回は聞いていた個人的な青春の1枚。

2005/09/20

コメント(2)

BBC SESSIONS / LED ZEPPELIN

1997年にリリースされた2枚組ライヴ・アルバムです。BBCで放送されたライヴ音源を集めたアルバム。1969年と1971年の音源のみの構成。ブートレッグで散々出回った音源ながらも格段に良くなっている音質とバンドの気迫ある演奏にマニアも納得の2枚組み。

2005/09/19

コメント(0)

LED ZEPPELIN(4CD BOX） / LED ZEPPELIN

1990年にリリースされた4枚組みＣＤのボックス・セットです。既発ＣＤのお粗末な音質にジミー・ペイジが、新たにリマスタリングし直した音源集。ゼップのCDを全部買い揃えた私は本作のリリースに泣きましたが、元のCDとは比べ物にならない位に良くなった音質に納得したものです。「モビー・ディック～ボンゾズ・モントルー」の強引な編集には疑問も・・・

2005/09/18

コメント(0)

CODA / LED ZEPPELIN

1982年にリリースされた未発表曲やアウトテイクを集めた企画アルバムです。「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」のアウトテイク3曲を中心にした構成。初期と後期の音源とが混在している事もあり違和感を覚えるのは仕方がないでしょうか。

2005/09/17

コメント(0)

IN THROUGH THE OUT DOOR / LED ZEPPELIN

1979年にリリースされた８ｔｈアルバムです。ジョン・ポール・ジョーンズのシンセサイザー色が強い本作は、ジョン・ボーナムの死と供にラスト・アルバムとなる結果に。当時は6種類のジャケットにて販売。レコード店に茶封筒の包みで隠して売られていた為に買って見ないと中のジャケットが確認出来ないと言う、リリース当時はコレクター泣かせの作品でした。

2005/09/16

コメント(0)

THE SOUNDTRACK FROM THE FILM THE SONG REMAINS THE SAME / LED ZEPPELIN

1976年にリリースされた2枚組ライヴ・アルバムです。同名映画と同じ1973年のマジソン・スクエア・ガーデン公演を収録したサウンドトラック盤。本作は解散までにリリースされた唯一のライヴ盤。彼らの代表曲を網羅していないながらもペイジ先生のプレイがまとも（？）な頃だけあって安心して聞ける点では良いかも。個人的には映像版の音源テイクが好み。

2005/09/15

コメント(0)

PRESENCE / LED ZEPPELIN

1976年にリリースされた７ｔｈアルバムです。ゼップのハードロック面を代表する名曲「アキレス・ラスト・スタンド」を収録。この曲を聞いて衝撃を受けた人は多いでしょう。アナログ盤ジャケットは観音開きの中にヒプノシス作の謎の物体をモチーフとした数々の写真あり。ペイジ先生のヨレヨレ（？）なギターを全面に出したゼップの作品の中で最もメタリックな音像。

2005/09/14

コメント(0)

PHYSICAL GRAFFITI / LED ZEPPELIN

1975年にリリースされた６ｔｈアルバムです。アナログ、ＣＤ供に2枚組仕様のレッド・ツェッペリンの様々な音楽性を集大成したような作品。アナログ盤のジャケットは3rdアルバム同様に仕掛けがありました。「カシミール」「トランプルド・アンダー・フット」「ワントン・ソング」など彼らの代表曲を数多く収録。ジミー・ペイジのリフ・メイカーの才能が発揮されたアルバム。

2005/09/13

コメント(0)

HOUSES OF THE HOLY / LED ZEPPELIN

1973年にリリースされた５ｔｈアルバムです。ジャケットはヒプノシス作。（以前の国内盤CDジャケットにはお尻に修正が入ったものもあり）ゼップの作品の中では最もジョン・ポール・ジョーンズ色の強い1枚。「ザ・ソング・リメインズ・ザ・セイム」「レインソング」「ノー・クォーター」等の代表曲を収録。レゲエの「デイジャ・メイク・ハー」を始め実験的な曲が目立つ1枚。

2005/09/12

コメント(0)

FOUR SYMBOLS / LED ZEPPELIN

1971年にリリースされた４ｔｈアルバムです。一般的なレッド・ツェペリンの代表作で有り、大出世作。「ブラック・ドッグ」「ロックンロール」「ステアウェイ・トゥ・ヘヴン」と名曲野村満載。個人的には代表曲のA面（アナログで言う所の）よりもB面の楽曲の方が好きだったりします。いわゆる歴史的名盤の1枚。

2005/09/11

コメント(0)

LIVES / VOIVOD

2000年にリリースされたヴォイヴォドのエリック・フォレスト在籍時のライブ盤です。1996年のホーランドはダイナモ・オープン・エアー・フェスティバルとNYのCBGBでのライブを収録。ボーナストラックとして1999年のスウェーデンでのライブも収録されています。「ネガトロン」アルバムの曲が中心ですが、もちろん初期の曲も演奏。「RAVENOUS MEDICINE」や「VOIVOD」はスネイク在籍時とはまた違ったカッコ良さあり。本作を聞くとピギーが亡くなった今、スネイクやブラッキー在籍時の往年のライヴ音源をリリースして欲しいと思うのは私だけではないはず。

2005/09/10

コメント(0)

KRONIK / VOIVOD

1998年にリリースされたエリック・フォレスト在籍時のコンピレーション・アルバム収録曲。リミックス3曲、未発表曲4曲、ライヴ4曲からなる内容。テクノ＆アヴァンギャルドなリミックスはコアなヴォイヴォダーにしか勧められない内容かも。慣れてしまえば病み付きになりますが。

2005/09/09

コメント(0)

PHOBOS / VOIVOD

1997年にリリース（国内盤は98年）された９ｔｈアルバムです。基本的には前作の延長線上のサウンドながらもVOIVODらしさが少し戻った作風。極悪なサウンド・プロダクションには疑問。「M-BODY」は後にバンドに加入するジェイソン・ニューステッド（当時メタリカ在籍）と作った楽曲。ちなみに国内盤と輸入盤とではジャケット・アートが違います。

2005/09/08

コメント(0)

NEGATROM / VOIVOD

1995年にリリースされた８ｔｈアルバムです。脱退したスネイクの後任にはVo兼Bのエリック・フォレストが加入。本作は今までのVOIVODサウンドを覆す衝撃的な作品。いわゆるラウド系ヘヴィ・ミュージックに変化したサウンドは「パンテラ化した」と多くのファンを失う結果に。明らかにヴィニー・ポールを彷彿させるドラミングやモダンなサウンドには疑問ながらもこれはこれで悪くはないのですが・・・

2005/09/07

コメント(0)

THE OUTER LIMITS / VOIVOD

1993年にリリースされた７ｔｈアルバムです。国内盤ジャケットは3Dメガネ付きの絵が飛び出る立体ジャケット（笑）でした。前作からまたまた一転、本作は進化し洗練された新しいVOIVODサウンド。アルバム・タイトル通り、TV番組「ジ・アウター・リミッツ」にインスパイアされて制作しただけあってSFを彷彿させる作風。本作リリース後にVoのスネイクが、まさかの脱退。

2005/09/06

コメント(0)

ANGEL RAT / VOIVOD

1991年にリリースされた6thアルバムです。プロデューサーにはラッシュでお馴染みのテリー・ブラウンを迎えて制作した本作は、複雑難解だった前作とは打って変わってストレートかつシンプルな作風。キャッチーな「パノラマ」に驚いた人も多いのでは？本作のリリース前にベーシストのブラッキーが脱退。

2005/09/05

コメント(0)

THE RITUAL / LAST TRIBE

MAGNUS KARLSSON WORKS2001年にリリースされた1stアルバム。1999年にミッドナイト・サンのギタリストとして加入したマグナス・カールソンのソロ・プロジェクト第一弾。ヴォーカルにはアーマゲドンの2ndアルバムに参加していたリカルド・ベンソーン。マグナスのテクニカルかつオールラウンドなギター・プレイをフューチャーした作風。マグナスが、やりたい事を詰め込んだだけあって、2nd、3rdに比べると散漫な作風。

2005/09/04

コメント(0)

WITCH DANCE / LAST TRIBE

MAGNUS KARLSSON WORKS2002年にリリースされた2ndアルバムです。ベーシストに超絶テクニカル職人：ディッグ・ロウグレン、ドラムスにミッドナイト・サンのハイメ・サラザールを迎えた本作は前作をよりプログレッシヴにした作風。キャッチーさを増した楽曲や「MAN OF PEACE」でのマグナスとディッグの超絶ユニゾン・プレイなど前作以上に聞き所満載な内容。

2005/09/03

コメント(0)

THE UNCROWNED / LAST TRIBE

MAGNUS KARLSSON WORKS2003年にリリースされた3rdアルバム。前作からプログレッシヴさとテクニカルさが減退した彼らにしてはストレートな路線ながらも本作ではマグナス・カールソンのソングライティング能力が大爆発。フック満載な楽曲は捨て曲なしの強力なものばかり。他、特筆出来る点はリカルド・ベンソーンの歌唱が格段の進歩を見せている事。ディッグ・ロウグレンのベース・プレイが地味な事は残念ですが、ラスト・トライブを代表する超強力盤。

2005/09/02

コメント(0)

STARBREAKER / STARBREAKER

MAGNUS KARLSSON WORKSラスト・トライブのマグナス・カールソン、TNTのトニー・ハーネル、TNT～ARK他のジョン・マカルーソ、ファブリツィオ・グロッシーによるプロジェクト・アルバム。音楽性はTNTと言うよりはWESTWORLDに近いメロディアスなハードロック。ジョン・マカルーソの豊富なリズム・ヴァリエーションによる貢献度は少々意外ながらもトニー・ハーネルが中心のプロジェクトと言う事も有って、マグナス・カールソン従来のソングライティング及びギター・プレイの力量が発揮されていない事は個人的に残念。巷では高評価の本作ですが、私的にはこのメンツにしては不満の残る内容でしょうか。

2005/09/01

コメント(0)

FLAWED TO PERFECTION / THUNDER

サンダーのEMIレーベル在籍時（1990年～1995年）の映像をまとめたDVD作品です。PV15曲、1990年3月7日のタウン・カントリー・クラブ公演、1990年8月18日のモンスターズ・オブ・ロック公演、インタビューを収録。国内盤DVDにはアコースティック・ライヴとルークとハリーの日光江戸村でのオフ映像を収録したボーナスDVDがついています。PVは年代を追うほどに予算が削られていく様が顕著で何とも複雑（IN A BROKEN DREMなんて今までのPVの使いまわし映像が中心）。ライヴ映像はメンバーが長髪（ハリー以外）でロック・バンド然とした姿を見れる貴重な映像。完璧な歌唱を聞かせるダニー・ボウズ、若かりし頃のジミー・ペイジを彷彿させるルーク・モーリーのステージ・アクションとレッド・ツェッペリン的なライヴが楽しめる内容となっております。

2005/08/16

コメント(0)

IN CONCERT / CINDERELLA

1991年の「ハートブレイク・ステーション・ツアー」を収録したシンデレラのライヴDVDです。フル・セットのショウを収録しつつもバンド非公認の作品だけあってプロ・ショットのブートレッグ的な内容となっております。カメラの台数が少なかったり、編集担当者がバンドの事を解っていなかったり（トム・キーファーのGソロの時にジェフ・ラバーが映っていたりします）、わざとらしいアリーナ歓声など淡白な作りにはゲンナリしてしまいますが、ファンなら楽しめる１枚。5.1chサラウンド仕様。

2005/08/15

コメント(0)

LIVE' MELT DOWN～THE SHOW STILL CARRIES ON～ / ANTHEM

「オーヴァーロード・ツアー2003」より2003年1月18日川崎クラブチッタ公演を収録したライヴDVDです。ライヴ本編は、演奏の良し悪しよりもマイク・スタンドを持つ坂本英三の指が常に1本立っている事が気になって仕方がありません（ボーナス映像でも柴田御大に突っ込まれていますが・・・）。一度目の解散前とは、すっかり顔が変わってしまった（苦笑）清水先生のステージ・アクションがカッコ悪くなっている事も気になりますが、本間先生のパワー・ヒッターなドラミングと柴田御大の相変わらずカッチョ良いパフォーマンスに悶絶する映像作品。ボーナス映像としてメンバーのコメントと２曲のＰＶを収録。

2005/08/14

コメント(8)

ANTHEM,BACK THEN / ANTHEM

1987年6月5日のL.A.はカントリー・クラブ公演、7月2日の渋谷公会堂公演を収録したライヴDVDです。VHSソフト「THE SHOW CARRIES ON」を元にボーナス英三・・・いや映像を加えた内容になっています。ライヴ本編は渋谷公会堂のライヴを中心に時々、カントリー・クラブの映像が挿入される作りで、当時（1987年）のライヴ作品としてはクオリティの高い映像作品。ボーナス映像は伊藤セーソク氏と柴田御大、坂本練馬マッチョマンの興味深い話満載のインタビュー、L.A.公演のドキュメンタリー映像（オフィシャル・ブートレッグDVDとのダブり無し）、2曲のPV（LOVE ON THE EDGEのPVは歌謡レーザー・カラオケ風な恥ずかしい映像）を収録。VHSのリイシュー作品としては良く出来た作品となっております。

2005/08/13

コメント(2)

ARE YOU DEAD YET ? / CHILDREN OF BODOM

アレキシさま率いるチルドレン・オブ・ボドムの５ｔｈアルバムです。シナジー、WALTARIのローペ・ラトヴァラがセカンド・ギタリストとして本作から正式加入。さすがに前作以上のインパクトは無いものの、シンプルかつコンパクトにまとめられた感のある楽曲は、ライヴ受けしそうなものが目白押し。ネオクラシカルさやテクニカルなパート（ヤンネのオーケストラ・ヒットも）が前作以上に激減していてる事に初期のファンからは賛否が起こりそうではありますが、前作を気に入った人は本作も気に入るはず。ネット界隈では、とりあえずは否定意見が目立ちますが、聞けば聞くほどライヴ感溢れる本作にハマる事は間違いないでしょう。

2005/08/12

コメント(10)

YOUNG GUITAR OCTOBER 2005

毎度毎度、今月のグンゼYG表紙と巻頭特集、カラー・ポスターは「美なアレキシさま」ことアレキシ・ライホ。インタビューを読むとDVDのリリース（紛失したものとは別のオフシシャルもの）を考えているそうだす。他、奏法解説あり。アレキシさまの写真はB！誌とは違いザック・ワイルドを彷彿させるワイルドなものが多いだす。付録のDVD企画はマイケル・アモット。映像で見るマイケルのお姿は、痩せて少し老けてしまったような気も・・・DVDの内容はスピリチュアル・ベガーズとアーク・エネミーの楽曲からギター奏法を解説しております。他、メンバー皆が帽子を被るようになったガンマ・レイ、アクセプトの来日公演レポ＆機材紹介、ラウドネス、スリップノットのインタビューなどなどが掲載されております。

2005/08/11

コメント(2)

BURRN！　OCTOBER　2005

毎度毎度の今月のB!表紙と巻頭インタビューは99.9%のB！誌読者の予想通りボン・ジョヴィ～しかもジョンのみ（苦笑）他、美なチルドレン・オブ・ボドム、GIGANTOURからメガデスとドリーム・シアターのライヴ・レポ、ジューダス・プリーストとクイーンズライクのライヴ・レポ～ただしＱＲだけ写真なし（苦笑）。目玉はアンセムの20周年ツアーのライヴ・レポ（中間御大がカッチョ良い）、スカイラークのインタビュー・ページに掲載されているキアラ嬢の水着フォト（笑）、ブラインド・ガーディアン～ハロウィン～ガンマ・レイ～エドガイ～プライマル・フィア～サヴェージ・サーカス（トーメン・スタッシュ在籍）～プラス・ヴァンドーム（マイケル・キスク在籍）と元＆現メンバーが入り乱れてのジャーマン・バンド・インタビュー、アクセプトの来日公演レポなどなど。他、今月の「ロック・スターの座とパイレーツの物語」はジーン・シモンズの巻。イラスト・コーナーの「電動ROB」や１５歳のギャル・メタラーなど見所野村満載な1冊となっております。

2005/08/10

コメント(2)

STRATOVARIUS / STRATOVARIUS

ティモ・トルキ率いるストラトヴァリウスの１１ｔｈアルバムです。国内初回限定盤はデジパック仕様の上、CDエクストラの映像（ドキュメンタリーと１９９３年のライヴ映像）が収録されています。すったもんだの分裂騒動の後に再びメンバーが終結して制作した１枚。今やストラトヴァリウスの個性として、すっかりと定着したキャッチーなスピード・チューンが皆無な事に昔からのファンからは賛否が起こりそう。ティモ・トルキのギター・ソロが激減している事もあり、あっさりとした楽曲は今までのストラトヴァリウスの楽曲に比べて魅力が乏しいと言うのが私の感想。ティモ・コティペルトの「仕事仕事」している歌唱からは人間関係の修復がされていない事が伺えて微妙な感じ。本作からは、メンバーを呼び戻した意味は感じませんが・・・

2005/08/09

コメント(2)

METALION VOL.21

21号の表紙＆巻頭大特集はアレキシさま率いるチルドレン・オブ・ボドム。アレキシさまの「美」な写真が野村満載。インタビューは新譜「ARE YOU DEAD YET？」を中心にした内容なので新譜を聞かない限りは楽しめないかも。他、「スラッシュ・メタル名盤カタログ60選」（選出基準に疑問ありですが・・・）、オズフェストの模様、「名盤珍盤再発カタログ」「NWOBHMお薦め盤カタログ」センテンスト、ヘラコプターズ、アーク・エネミーの特集あり。アレキシさまの美なフォトをお求めの方は必見。

2005/08/08

コメント(2)

NOTHINGFACE / VOIVOD

追悼：ピギー（Denis "Piggy" D'Amour）1989年にリリースされた５ｔｈアルバム。ピギーの脳腫瘍やレーベルとのトラブルを乗り越えて制作された1枚。ピンク・フロイドのカバー曲からも解る通り、プログレッシヴ色を更に強め進化したVOIVODサウンドに賛否が巻き起こりました。複雑難解な作風に多くのメタル系ファンやスラッシャー・ファンを失うものの、コアなヴォイヴォダーやプログレッシヴ・ロック・ファンからは絶大な賛辞を受ける事に。

2005/08/07

コメント(0)

DIMENSION HATROSS / VOIVOD

追悼：ピギー（Denis "Piggy" D'Amour）1988年にリリースされた４ｔｈアルバム。前作に引き続きコンセプト・アルバムを制作。プログレッシヴ・ロックの影響を強調したサウンドによりVOIVOD独自の個性は唯一無比なものになりました。スネイクのVoが本作から絶叫から普通の歌唱に変化。幅広い音楽性やリズム・アレンジ、エフェクト等のアイディアが斬新。個人的にVOIVODの作品の中で一番好きな1枚。

2005/08/06

コメント(0)

KILLING TECHNOLOGY / VOIVOD

追悼：ピギー（Denis "Piggy" D'Amour）1987年にリリースされた３ｒｄアルバム。本作にてバンドの音楽性は大きく変貌。VOIVOD独自のインテリジェンス＆プログレッシヴなサウンドが完成された1枚。VAPから国内盤がリリースされた事もあり日本での知名度・認知度は決定的に。彼ら独自の音楽性をカテゴライズ出来ない為にサイバー・スラッシュやサイバー・パンク・メタルなどと呼ばれる事に。本作以降のプログレッシヴ路線の中では一番、メタル色が強いかも。

2005/08/05

コメント(0)

RRROOOAAARRR / VOIVOD

追悼：ピギー（Denis "Piggy" D'Amour）1986年にリリースされた２ｎｄアルバム。ドッタン・バッタンと轟音で突き進む前作とは変って、曲構成やリズムアレンジが複雑かつ知的になっています。当時、B！誌の輸入盤レヴューにて某S嬢がベタ褒めした事もあって、彼らの知名度が日本で一気に広がる事になりました。名曲「FUCK OFF AND DIE」を収録。

2005/08/04

コメント(0)

WAR AND PAIN / VOIVOD

追悼：ピギー（Denis "Piggy" D'Amour）カナダ出身（英語圏外のケベック州）のヴォイヴォドが1984年にリリースした１ｓｔアルバム。バンドは、一連のスラッシュ・ムーヴィメントの中で紹介されただけあって音楽性はヴェノン直系の元祖スラッシュ・ヘヴィ・メタル。暴力的な轟音は当時でこそ「ノイズ」と散々とコキおろされましたが、今聞くとまともです。代表曲「VOIVOD」を収録。

2005/08/03

コメント(2)

THE BATTLE / ALLEN-LANDE

シンフォニーXのラッセル・アレンとマスタープランのヨルン・ランデをフューチャーした1stプロジェクト・アルバム。が、実際はフロンティアーズ・レーベルがマグナス・カールソンに作らせたソロ・アルバムに2人のヴォーカリストを参加させたもの。このメンツからすると正統派HM/HRな音楽性かと思いきやメロディックかつキャッチーな良い曲が揃っている事には嬉しい驚き。マグナス・カールソンのギター・プレイも曲同様に冴え渡っていて◎。HM/HRシンガーとして最高峰の2人の歌唱は文句なし。ラッセル・アレンの歌唱がヨルン・ランデに似ちゃっているのはラッセルがヨルンに影響されたと言う事でしょうか。

2005/08/02

コメント(2)

YOU'S ALIEN / YOU ADACHI

元テラ・ローザ～デッド・エンドで活躍した足立祐二氏の2ndソロ・アルバム。ドラマーとしてデッド・エンド時代の盟友：湊雅史氏が参加しております。本作にハードロック的なものやマイケル・シェンカー、ウリ・ロート的なものを求めている人は聞かない方が無難でしょうか。彼のギター・プレイからシェンカー＆ウリ色が薄れてしまった事は残念ですが、YOUちゃんのオールラウンドなギター・プレイが堪能出来る1枚。

2005/08/01

コメント(0)

LED ZEPPELIN 3 / LED ZEPPELIN

1970年にリリースされた３ｒｄアルバム。アナログ盤ジャケットのクルクル廻る仕掛を知っている人は恐らく35歳以上の方でしょう（笑）別名ターザンソングの「イミグラント・ソング」、泣きの名曲「シーンス・アイヴ・ビーン・ラヴィング・ユー」と代表曲を収録。ZEPPのアルバムの中でもアコースティック色が強い1枚。

2005/07/31

コメント(0)

LED ZEPPELIN 2 / LED ZEPPELIN

1969年にリリースされた２ｎｄアルバム。「ホール・ロッタ・ラヴ」「ハートブレイカー」「モビー・ディック」と一般的な彼らの代表曲がある中、このアルバムも個人的には全曲が代表曲だと思います。私としては「リヴィン・ラヴィン・メイド」が一番好きだったりしますが。本作は私が一番最初に聞いたZEPPのアルバム。

2005/07/30

コメント(0)

LED ZEPPELIN / LED ZEPPELIN

1969年リリースの衝撃の１ｓｔアルバム。アルバム収録曲全てが彼らの代表曲となっている恐るべし１枚。この頃のジミー・ペイジは上手かった（遠い目）。ジョン・ボーナムの迫力あるドラミングに当時のリスナーは驚かされたとか。今聞くとロバート・プラントの高過ぎるハイ・トーンＶｏは反則ワザを使ってレコーディングされたものだと解りますが、若かりし頃の私はプラントの高い音域に驚いたものでした。ディープ・パープル派だった私が本作の良さを理解したのは大人になってから。ブルーズ、フォークと様々な音楽性をハードロックに融合させた画期的な１枚。

2005/07/29

コメント(2)

DOUBLE LIVE ANNIHILATION / ANNIHILATOR

2003年にリリースされた2枚組みライヴ・アルバムです。前ライヴ盤「イン・コマンド」の出来が良かっただけに期待してたライヴ盤でしたが個人的にはジョー・コミューのVoや演奏のキレの無さに不満の残る作品。ランディ・ブラックの超絶ドラミングには悶絶するのですが・・・ジョー・コミューは本作をもって脱退。

2005/07/28

コメント(0)

WAKING THE FURY / ANNIHILATOR

2002年にリリースされた９ｔｈアルバム。再びスラッシーな曲調へ軌道修正した1枚。唯一、「NOTHING TO ME」だけはAC/DC風味溢れるロック・ナンバー。ジェフのスリリングなソロ・プレイやジョー・コミューのメロディックな歌唱が減退。ライン録りしたようなギター・サウンドには疑問も。

2005/07/27

コメント(0)

HELL ON EARTH　PART 4 / MANOWAR

「ヘル・オン・アース」シリーズの第4弾。本作はDVD2枚とCD1枚の3枚組み仕様。CDには新曲「キング・オブ・キングス」を収録。尚、ジャケットはペーパー・ボックス仕様になっている関係上、トレイが付属していませんからDVD、CDをボックスから取り出す時は要注意（見開きを開くとポロっと出てきます）です。ディスク１は「WARRIORS OF THE WORLD」に伴うツアーから同アルバム収録曲を中心に収録。見所は「冒頭のコンドームを頭に被った男」「スコット・コロンバス将官とエリック・アダムス参謀のお茶目な所が垣間見れるTV番組出演シーン」「オーケストラと共演して演奏するAN AMERICAN TRILOGY」「今や真野魚のアンセムとなったWARRIORS OF THE WORLD」「WINDシリーズ2連発＆コーレッジのアコースティック・セット」「カメラ・ワーク＆編集がカッチョ良いHOUSE OF DEATH」「オネーチャン＆ジョーイ・ディマイオ閣下のブチュー・シーン満載なPARTY UNTIL WE DIE」。ボーナス映像として「カール・ローガン大佐のギター・ソロ」「WARRIORS OF THE WORLD UNITEDの別ライヴ（本編でも少し使われていますが、コチラのバージョンも凄く良い）」「ジョーイ閣下のベース・ソロ」「ARMY OF THE IMMORTALSのライヴ」他PV2曲を収録。本編でのライヴの完成度の高さは何時も通り（唯一、CALL TO ARMSのVoだけがフェイクしている事が残念）。続く～只今、ディスク２を鑑賞中～

2005/07/26

コメント(2)