善きサマリア人の法
石田ゆり子 48歳昨年末にドラマ「逃げ恥」を連続して見ました。まるで彼女のための役柄が用意されており再ブレイクのきっかけとなりました。 んーでも ドラマ「BG」はもうひとつです。女性大臣役なんて・・萎えー。ポンコツだけど一生懸命。スナック「あけぼの橋」のチーママのようなそんな役 またやってください。☆「善きサマリア人の法」というのがあります。行政書士の勉強などをされた人は分かると思いますが窮地にある人を善意で助けた場合、その行為に違法行為があったとしても、それを罪に問わない。というものです。まことに理にかなった、当然そうであるべき法律です。しかし日本では未だこの法律は導入されていません。先日 電車の中で若い女性が出産するという出来事がありました。急に産気づいて電車内で破水して動けなくなってしまいました。そこで元看護士のおばさんが、急遽駅員の助けを借り電車内にて、出産の準備をします。子供は無事に生まれ、母子ともに健康であるそうです。ところが、いつものごとくこれにも批判が寄せられます。臨月であるのだから、出産にそなえ事前に入院するか自宅で備えるべき。出産した彼女の計画性の無さを責めます。いやその通りなんだけど、そういうことを言うとおまえがチェリーだとばれてしまうなあ。人が生まれてくることに、そこまで正確には時期を判定できない。だから電車では初めてだが、病院へ向かうタクシー内では過去にもあった話なのだ。そんなことより、まず人として感じるべきは新しい命が生まれてきて 良かった。無事で良かった。そう思うことではないのか。チェリーには分からないが、多くの人の善意があってこそ今回のことは事なきを得たのである。30分も動かない電車で文句を言う人間などいなかった。みんなが協力的であった。元看護士のおばちゃんは、着ていた服がまっかに染まっても暫くは気づかなかったそうだ。そしてそうなったことより「人を助けられて ああ良かった」その感慨が大きかった。良心をくもらせることはたやすい。こんな理不尽な世の中 他人のことなんてしったことじゃない。それでもやっぱり できることをしたほうがきっと 気持ちいい。助からないよりは 助かったほうが絶対にいい。善きサマリア人をめざして困った人は助けてあげよう善意も悪意も きっとどこかに預金されるものなんだと思っている。