コペルニクス的転換?
「引っ越そう!」明け方、カミサンが突如として言い出した。このあたりに住んで半世紀以上ご町内での引っ越しは都合5回?結婚してからでも、すでに30数年今の家に越してから、27年引っ越し先は、娘のために用意した近くのマンション今ならまだ、駐車場、駐輪場もついている。彼女ら一家が保育園の都合などで出ていって、秋から貸そうと考えていた今の家も老夫婦二人には手にあまり、このままで住み続けるのも効率が悪く、何か運用の手立てをと思っていたが、われらが一部に住んで、残りを貸すというのも、中途半端。このまま住んでも、あと15年から20年。手を入れるならば、今しかない。しかし、手を入れるとしても、どう使うか決まらなければ、手の入れようもない。新しいマンションならば設備もいいし、子供たち家族が来て泊まるスペースも、確保できるだろう。この際、たまりにたまった先祖(というか主として僕の両親と、我々夫婦)伝来ため込んだガラクタを処分もできる。何かやりたいと言っても、もう歳だ。これからやってもたかが知れている(もっともウチの父、カミサンのオヤジさん、それぞれ、社会保険労務士、司法書士として開業したのは、いまの僕より年長で、かつ、カミサンのオヤジに至っては昨年1月まで仕事していたのではあるが)。家具の大半は捨てることになるが、それも良し「冷蔵庫が、冷蔵庫が,,,,,」「この際、買ってあげるから、そのかわり1台だよ。いままでみたいに何台も置く場所ないんだからね」(最大5台もっていたことがある「今のままでも買わなきゃ、全部古いんだからね。冷蔵庫も洗濯機も、エアコンも。水回り、配管もダメだし、雨戸もね。あとウォシュレット一個だめになってる、換気扇もね。インターフォンも使えないとこあるし......」結局、家の大きさにかまけて、ダメになったゴミはそのままに、使えるものだけ使っている状態。「今より駅から遠くなる」「歩きなさい。大した違いないじゃない。マンションにはエレベーターついてるし、駅にはエスカレーターもあるわ」「動く歩道」「バカ言ってなさい。歩かないと誰かさんみたいになるわよ」さぁ、ほんとうに引っ越せるのか?ことが決まれば動かねばならない貸す貸さないの結論は、8月前半には決めねばならない。