スクリーンクォータ制度を守るべく、デモに
参加されたビョンホンシ。



スクリーンクォータ制度で、韓国では国産映画を
手厚く守って、大事な産業として育ててきましたが
外圧で、その制度が縮小されることを抗議して
映画人がデモを連日繰り広げています。

でも、このコメントを読む限り、産業としてではなく
自国文化として、映画を大切に考えているビョンホンシの
姿が伝わります。

植民地化されて、自国文化を失った歴史的経緯は
ものすごく大きいようです。
きちんと、国や文化を愛して大切にする気持ちが
一本筋通ってます。
広報大使や政府のＣＭに起用されるのも、納得です。

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韓国版公式.com より

スクリーンクオータ死守集会から戻るやいなや、
指の冷たさが緩む前に、私の考えを
ファンの皆さんたちにだけでも伝えたくて、
このように短く報告しておきます。

文化の交流には大きく分けて、物質的文化の交流と
精神的文化の交流があります。

今私たちが論じている映像文化(映画)は
その二つの中のどちらかというと 多分に
精神的文化に属しますね.
自動車、 時計、ファッション等そのどんな物質的文化が
私たちの生活の中あちこちに侵透していると言っても、
私たちの魂と精神世界を支配することはできません。

私たちが今論じている映画というメディアは、
私たちだけの生命と慣習、 文化を含めて
私たちだけの精神世界、魂さえ込められた
精神的文化の代表的産物だと思います。

スクリーンクオータや韓米自由貿易協定は、
いま現在社会の中で、もっとも熱い論争の対象になっている
重要な事案だが、それはただ方法論に過ぎないかも知れないです。

何より本質的に重要なのは, 私たちの精神と魂が籠められた
精神的文化を　広く世界に知らせなければならないこの時点で、
自国内で自国民にさえ自分たちの文化に接するとか,
享受することができる機会を少しずつ剥奪しようとすることは
愚かなことではないかと思います。


文化的、精神的植民地こそが、どんな形態の植民地よりも
暗鬱で侮辱的だろう。

最近、多くのメディアを通じて、ほかの方が唱える、
スクリーンクオータが守られなければならない　
いくつかの理由に対して少しずつでも
耳にされていただろうと推測します。

そのような理由以外に　その間私が思った
(もしかしたら浅はかかもわからないが)ことなどを
　皆さんに申し上げたかったのです。

今日は　とても寒いですね。
皆さん、風邪を引かないように気をつけて
早いうちに良い作品で忙しい日々が始まるようです。
その時またお目にかかります。

それまで　さようなら。