アロハ
ご無沙汰しています!大地震から2週間近く過ぎても状況が、代わり映えしない原発ですね。地震の時は、こちらも津波警報で高台に逃げていました。お蔭様で津波は来たものの大事に至らず済みました。日本で暮らす皆さんには本当に毎日大変だと思います。
ブログでも沢山の皆さんが色々な情報をシェアし下さって遠方に暮らす日本人にとっても状況が良くわかり心強いです、有難う御座います!
その中でセラピストの華永さん(blue cat moon)の記載してくださった内容でとても興味深いく、勉強になり、考えさせられる内容だったので転載させて頂きました。
京都大学原子炉実験所の小出裕章先生が昨年の12月12日に出版された『隠される原子力 核の真実』(創史社刊)P105~
日本では現在、電力の約30%が原子力で供給されています。そのため、ほとんどの日本人は、原子力を廃止すれば電力不足になると思っています。
また、ほとんどの人は今後も必要悪として受け入れざるを得ないと思っています。
そして、原子力に反対すると「それなら電気を使うな」と言われたりします。
しかし、発電所の設備の能力で見ると、原子力は全体の18%しかありません。
その原子力が発電量では28%になっているのは、原子力発電所の設備利用率だけを上げ、火力発電所のほとんどを停止させているからです。
原子力発電が生み出したという電力をすべて火力発電でまかなったとしても、なお火力発電所の設備利用率は7割にしかなりません。
それほど日本では発電所は余ってしまっていて、年間の平均設備利用率は5割にもなりません。
つまり、発電所の半分以上を停止させねばならないほど余ってしまっています。
ただ、電気はためておけないので、一番たくさん使う時にあわせて発電設備を準備しておく必要がある、だからやはり原子力は必要だと国や電力会社は言います。
しかし、過去の実績を調べてみれば、最大電力需要量が火力と水力発電の合計以上になったことすらほとんどありません。
電力会社は、水力は渇水の場合は使えないとか、定期検査で使えない発電所があるなどと言って、原子力発電所を廃止すればピーク時の電気供給が不足すると主張します。
しかし、極端な電力使用のピークが生じるのは一年のうちの真夏の数日、そのまた数時間のことでしかありません。
かりにその時にわずかの不足が生じるというのであれば、自家発電をしている工場からの融通、工場の操業時間の調整、そしてクーラーの温度設定の調整などで十分乗り越えられます。
今なら、私たちは何の苦痛も伴わずに原子力から足を洗うことができます。
※発電量についての計算は、政府統計局のデータを参照
http://www.stat.go.jp/data/nenkan/10.htm
※最大需要は電気事業連合会の統計データから
ps、大好きで大切な日本、そしてそこに住む皆さんに1日も早く心の平安が取り戻せます様に毎日、心から祈っております。
マハロ!