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うっかり熊公のガラクタ箱ブログ

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2006.09.24
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カテゴリ:江戸文化
ちょっとしたことがきっかけで心揺すぶられることがあるものですが・・・。

最近クマの心を鷲掴みにしたのは、先日のTMP公演『NiCE!』でもらったチラシの一枚。

地獄八景:浮世百景 

http://www.g2produce.com/other/ukiyo/

それに書かれたコピーが目に飛び込んだ途端、脳の一部がザザザッと騒ぎました。


走れ若旦那。

小糸の命を救うため、

地獄の閻魔の庁までも。


いえ、ご存知ない方にしてみれば「何のこっちゃ」なんですが

小糸というのは上方落語 たちきり のヒロインで

若旦那はその相手役、というか主人公です。

はっきりいって悲恋の物語なのですが、私にとって たちきり

故・桂 吉朝 さんの名演がイメージの多くを占めています。

吉朝 さん、粋で華と実力のある噺家さんでしたが病で去年に亡くなられました。

地獄八景:浮世百景がその たちきり をモチーフにした舞台というだけでも

一瞬ドキッとするのに、そのサイトを訪ねてみると出演者の中に 桂 吉弥 という名前が。

この方、吉朝 さんのお弟子さんです。この舞台、深い思いで製作されているような気がします。

かといって単なる泣ける話ではありません。きっと強烈な腹痛が襲うまで散々笑わせられる筈です。

そんな予感と期待が渦巻く 地獄八景:浮世百景。注意深く視線を向けていこうと思います。

で、つい落語絡みの本が2冊。

 歌丸ばなし  桂 歌丸  粋と艶と頭が光る、横浜のお師匠歌丸さんの半生記。
               運良くサイン入り!

 恋寄席通い  橋上寿子  芸達者で個性豊かな中堅噺家9人へのインタビュー集。

 桂 吉弥 さんへのインタビューも収録。だがこんな可愛いらしい著者が熱心にインタビューしたら

 みんな気持ち良く答えてくれるんだろうなー、とジェラシー?!(笑)





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Last updated  2006.09.24 01:43:44
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