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うっかり熊公のガラクタ箱ブログ

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2006.11.04
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カテゴリ:江戸文化
画像は デカベース 犬・・・じゃなく

炎 フェニックスネスト 炎 ・・・でもなく

江戸東京博物館です(笑)。

現在公開中の江戸の誘惑展を観に行ってきました。
http://www.asahi.com/boston/index.html

人出はまあまあで、空いてもいませんでしたが

誘惑展の展示は全部みることができました。

この展示はもう何ヶ月も前にI子さんと行く予定を立てていたのですが

I子さんはお嬢さんの体調が優れず敢え無く断念されました。

薄情なクマは1人ですたこら出掛けてまいりましたm(_ _)m

この江戸の誘惑展はアメリカのボストン美術館が所蔵する

                       ビゲロー氏のコレクションから

                       肉筆浮世絵ばかり80点を里帰りさせた企画です。


一般的に有名な北斎の「富嶽三十六景」や広重の「東海道五十三次」は版画で

肉筆浮世絵とは浮世絵師が布や紙に直筆で描いた一点モノの絵です。

なので、優れた浮世絵師の肉筆画は版画浮世絵より

遥かに繊細で情感に溢れた魅力・迫力を持っています。

私は北斎が大好きなので、どうしても北斎の作品ばかり目に飛び込んできましたが

じっさい北斎の作品の存在感・鮮やかさ・華やかさ・力強さ・構図力は飛び抜けていて

ガラス越しでもビリビリと心に響く作品でした。

現に鏡面美人図という北斎の美人画の前でおじいちゃんの団体が

「これはいいねぇ。」「きれいだねぇ」とうっとり眺めていましたが誰かに

「これ、北斎のだってさ」と言われてから「えっ、そうなの?!」と驚いていました。

誰が描いたかなんて知らなくても、老眼でも、やっぱり一流の迫力は伝わるのでしょう。

それに大胆な構図の「富嶽三十六景」しか知らなかった方々には

北斎の繊細な筆致や彩色の手腕にも舌を巻くほか無い様子でした。

私も高校時代に同級生のCさんに指南を受けるまでは浮世絵といえば

永谷園のお茶漬けオマケカードしか知りませんでした(笑)。

江戸の誘惑展 他にも鳥山石燕百鬼夜行図必見ですし、

北斎の娘お栄の作品も注目を浴びていました。





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Last updated  2006.11.11 15:30:12
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