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最近、うちの小学校で、観劇会 が ありました。
とある 都会の劇団が、わざわざ うちの小さな町の、小さな 学校に来て、絵本でも 有名なお話の劇を してくれました。 テーマも そんなに軽いものでもないのに、ギャグシーンに なると、子どもたちの ゲラゲラと 笑うこと、笑うこと。 その姿を見て、久々に 思い出しました。 ――私は、こういうこと が、したかったんだ、と。 私は、大学生のとき、演劇部に 所属していました。 → 以前の コラム 入部したときは、それこそ 「演劇部」 って いうくらいだから、2ヶ月に 1回は 公演するんだろう。 老人ホームや、小学校、デパートの屋上 ……などに 出向き、少人数の前で、公演するんだろう、とばかり思っていました。 ところが、入部してみると、大きな公演は 年2回。 ……えっ、みんな 演劇 好きなんじゃないの? と 面食らったことも あります。 さらに、うちの演劇の内容は、カタ~イ 内容ばかり。 少なくとも、私の現役の 3年間のうちに、内容が ちゃんと理解できた 公演は、2つくらいしかありません。 そのあたりから、私は 演劇部にいて、それは それで楽しかったけど、「演劇」 そのものの捉え方が 他の部員と まったく 違うことに 気付き始めるのです。 それは、どうしてか? ――私の、体の根っこに、ドリフ が あるから です。 ドリフ みたいな コントが やりたくて、みんなに ゲラゲラ 笑ってもらいたくて、小学生から お年寄りまで 愛されたくて。 だから、そんな 楽しい劇を したかったのです。 ――「演劇」 が好きで、「演劇」 のルールが 多少 分かってて、一部の コアな人にしか 理解できないような “大学演劇” は、肌に 合いませんでした。 そういう、捉え方の違いで、部員どうし 言い合ってても 仕方ありません。 しかも、私は 次第に、演劇部の 主要メンバーから 離れつつあったので、うちの演劇部の 体制を、自分で変えることなど、できません でした。 でも、やっぱり、こういう、小学生向けの 演劇を見てて、思う。 自分は 間違っていない、って。 ――アクターに ならなくてもいい。 一生、エンターテイナーで、ありたい。 私の演劇部人生は、幕を閉じましたが、そんな気もちで、今も過ごしています。 ……だって、小学2年生の前で、1時間 授業をするとき。 思いっきり 演技して、思いっきり 笑わせて、思いっきり 子どもを乗せた ほうが、子ども も 楽しいし、一生 思い出に残る 授業に なるんですから。 演劇部 には、もういないけど、一生 エンターテイナー は、まったく ブレていませんよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月21日 22時59分32秒
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