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2009.3.3

ここ数日、妹の入院する病院に通いつめています。
というのも、1ヶ月前から、妹の様子がおかしいから。
「独りでベッドに座れない」
この状態に「おかしい」と思った僕は、すぐに看護師さん、医師に尋ねる。
返答は「どこかにぶつけたんですかねぇ。様子を見ますんで。」
それだけ。

つらそうな妹を見て、絶対にぶつけただけじゃないと「兄としての確信」
があった。

案の定…。

数日前に病院から電話が

「股関節を骨折していました。」

本当に怒りや悲しみや、様々な感情が入り混じって、どうしていいのか分からなくなった。

「ちゃんと面倒を見ているのか?」
「事故を起こしたのではないか?」
「ずさんな管理体制なのではないか?」

様々な不信感に襲われる。

物言えず、誰かが気づいてあげなければ、痛みはそのまま、悪化の一途。
そんな弱者の命を預かる医療現場の人たちは、もっとよく観察し、異変に気づくとともに「楽観的」な考えは絶対にしないで欲しい。

何が原因で命を落とすかわからない「生命力の低さ」なのだから。
「自己防衛」ができないのだから。

人手不足、過労、それは分かっている。
しかし、自分の就いている職業の「重み」を忘れないで欲しい。

 
僕は思いました。
「神」は存在しないと。
弱者に「試練(宗教関係者は口をそろえて言う」を与える存在など決して「神」でない。
もし、人知を超える存在があったとしても「人が思い描くような存在」ではない。

だったら、俺が「妹にとっての神」になろうと思う。
俺が守る。

一生涯独身を誓った俺なら、それができる。


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