2013年01月の記事一覧 | 毛玉生物

信州冬紀行＠諏訪編

さむーい毎日が続く中、例年なら春を探してあたたかいところへ出かけるんだけど（伊豆の水仙とか、静岡のいちご狩りとか）、何か魔が差したのか、どうせ寒いんだったら、とことん寒いところへ行ってやろうと思い立った。1/26の夜出発、諏訪湖のＳＡで車中泊し、翌朝・・・やってまいりました、諏訪湖(≧∇≦)ノ凍結しております！！　寒い、とっても寒い！！！たしか、夜は氷点下10度という表示を見かけたように思う・・・よくそんな寒い中、犬を連れて車中泊するもんだと自分でも感心するが（＾＾；（さすがに犬には防寒で服を着せた）まぁ、毛布にくるまってれば、なんとかなるね。一人だとちょっと危険かもしれないけど、家族で寄り集まってれば案外寒くなかった（笑）で、なんだってこんな寒い中、わざわざやってきたかというと・・・諏訪湖の「御神渡り（おみわたり）」であります「気温の上下に寄って氷が膨張と収縮を繰り返すことによって複雑なメカニズムで起きる自然現象なのですが、何年かに一度、最高50cm～1mもの高さで湖岸から湖岸まで数kmに渡り「氷の道」ができる光景は不思議なものです」と、これは、科学的解釈。でも、ここはロマンチックに「諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへと渡る恋の道」だと思って眺めてみたい。つまり、建御名方神が八坂刀売神のもとに通っておられるわけで、建御名方神といえば、お父様は大国主命、お母様が奴奈川姫・・・諏訪に来ると、翡翠が頭をよぎる（笑）話がそれた・・・この、毎年見れるものではないという現象が、なんと去年に続いて２年連続発生したというので、これはもう見るしかない！と思い立ったわけだ。神秘的な神の道がつづく。自然現象の不思議と、古代ロマンを同時に体感できるなんてすごい。みなさん、けっこう湖面を歩いて観察しておられるので、自分も一緒になって歩き回ったけど・・・ほんとはここ、凍結してる氷の上で、危ない場所ですあっきいなんか、ほんと無防備に「わーい、すごーいねー」って先のほうまで行こうとするので、止めました（爆）天気は快晴なんだけど、気温は氷点下なんで、すっかり冷えてしまった。二人してガタガタふるえながら、ここはもう温泉しかない！遊泉ハウス児湯　（ゆうせんはうすこゆ）へ行ってみよう。下諏訪には、安くで利用できる共同浴場が数箇所あるのだ。ここは、銕焼地蔵尊のご利益で湧き出したとも言われ、江戸時代からつづく名湯だ。大人２２０円、朝は5：30から入れる。すばらしい(≧∇≦)ノが、しかし・・・内湯は熱かった・・・とても熱湯だった・・・il||li ＿|￣|○ il||l正直、数秒しか湯につかれなかった。下諏訪はあつ湯だとは知っていたが、これほどとは（＾＾；ただ、こちらには露天風呂があり、外気に冷やされてここの湯はわりと適温だった。まわりを囲まれて、屋根もつけられているので、およそ眺望はないのだけど、とりあえず温泉にゆっくりとつかることができて、自分は大満足だった。ほぼ源泉かけ流しじゃないかな。素晴らしいお湯だった。その後は、近くの新鶴本店へ寄ってみた。朝から大勢の客が押し寄せているのを目撃したので、これはぜひ買っておこう（笑）左の白い御餅のまんじゅうは、「もちまん」といって、朝つきたてのお餅を使って作るのだそうだ・・・柔らかいお餅の中に、上品なこし餡が入っていて、とてもおいしかった。朝ごはんにまんじゅうをいただいたら、そろそろ出発しよう。目指すは、奈良井宿(≧∇≦)ノつづく！！

年末年始の旅2012-13＠その九

帰りの新東名で食べた、静岡おでん。ドライバーズスポットというエリアには、「天神屋」さんが入っていて、静岡おでんが食べられるのだ。おいしいぞ（＾＾お弁当も天神屋さんで購入。SAで御当地グルメを食べたかったのだけど、いっぱいで入れなかったのだ（＾＾；天神屋さんは静岡の名物がそろうので、安倍川餅も食べられる。さて。こうして、年末年始の旅は終了。渋滞をぺそぺそ運転して、横浜まで戻った。仕事が始まると、システムダウン（号泣）からのスタートで、ろくでもない状態が続いているのだけれど。一度破綻した体制が戻らないまま、ぐだぐだが続いている。。。仕事なんかどうでもいいか（笑）今年の目標を考えなければね。春になれば、一気に花が咲き始める。今年はどこに行くのか、計画を練っておこう。まずは、「三春滝桜」福島に咲き誇る名桜。日本三大桜の一つでもある。４月中旬が見頃か？ここを、今年はおさえたいね！あと、前から行きたいと思っているのが、長野県千曲のあんずの里！時期は、三春よりこっちの方が先かな。千曲には行ってみたいぬる湯温泉もあるので、計画を練りたいと思っている。４月上旬かな。GWには、志賀高原の雪の回廊を見に行くのもいいな。高原道路は真夏のドライブコースの定番だけど、違う季節もみてみたい。栃木の八方ヶ原に咲くつつじの景観も気になる。5月下旬ごろか・・・初夏のドライブに良さそうだ。今はちょっと寒くて外に出る気にならないのだけど河津桜が咲いたら、下田に行ってみようかなぁ。廃坑探査かねて（笑）今年は、しょっぱなにまずまず石を拾えたので、この後は、あまり成果だけを期待せず、新しい産地を探して、ぶらぶらしてみるのもいいかもしれない。古い文献を調べるのも、おもしろいだろう。今のうちに、準備を始めよう。花が咲いたら、活動開始だ

年末年始の旅2012-13＠その八

1/4のつづきを・・・ハムやソーセージを食べられるだけ食べたら（笑）、愛知県へ向けて、移動だあっきいが、どうしても寄ってみたいお店があるのだという。カーランドバーデン、カー用品のお店のようだ。店内の一角には、（あっきいの愛車である）コペンの為のグッズ売り場（あれ、この表現はもしかしたら変なのか？）があり、あっきいは釘付けになる。それにしても、何に使うのかまったくわからないパーツがいっぱい売られている・・・夜は、竜泉寺の湯でお風呂に入った。設備としては充実しているのだけど、温泉と言ってもほとんどの湯船が循環・消毒ありで、しかもやたらめったら混んでいる。シャワーは奪い合いだし、ドライヤーは待ちの行列に並ばないと使えない。こんなに人がいっぱいなのは、ちょっとヤダなぁ・・・食事どころで、蕎麦の定食を食べた（昼が暴食だったので、夜は控えめに）。高台にあって眺めが良く、夜は夜景も見えるから、いいところなんだけどね。さて。その夜は、岐阜の道の駅で車中泊した（寒いけど、わりと平気）。翌日（1/5）は、さすがに横浜に向けて移動しなければと思いつつ、せっかくだし、関市に立ち寄っていくことにした（反対方向やって）。ランチをどこで食べるかを協議した結果、やはりここは鶏ちゃんを食べよう！まぶちさんというお店に突入だ。（住所は関市だけど、はずれの山の中で、案外遠かった）鶏ちゃん定食。1000円くらいだった。小鉢やサラダもついて、ボリュームがある。何より、鶏ちゃんはうまい！味噌味がいいね（＾＾お昼がすんだら、次は観光しなくちゃ。関市といえば、刃物世界のナイフ資料館SETOカトラリー（株式会社瀬戸金型刃物工業）さんが運営している。建物に誰もいなかったので、ショップの方をのぞいて声をかけたら、勝手に電気をつけて好きに見てください、と言われた。おおらかだな（笑）ふみちはそうでもないんだけど、あっきいは刃物が大好きだ。たしかに、美しいものだな、と、思う。見学した後は、ショップでお買い物だ。あっきいはやはりナイフが欲しいようで・・・半額のお買い得品になっているナイフを衝動買いしていた（笑）ふみちも、スイスアーミーナイフを買うことにした。下にうつっているスイスアーミーナイフが、今回購入したものだ。ハサミとナイフとヤスリの３点セット。驚くほど薄く小型で、携帯にとても便利だ。デザインもいい。冬の外出時に、爪を傷めることが多いので、応急処置に使えそうだ。黒い柄のナイフは、ふみちが前から持ってるスパイダルコのデリカ４。某石友が、「山に行くならナイフとライターくらいは携帯すべし」というので、わざわざ渋谷のナイフ専門店に足を運んで、選んだのだ。いろいろ実際に手にとって、一番しっくりきた物を選んだら、これになった。実際にこれを使用するほど、ワイルドなアウトドアライフはおくってないけれど（笑）採集用のリュックに、入れるようにしている。実用的で、良いナイフだと思ってるんですけど、マークが・・・犬を飼ってると、マダニさんとガチでお付き合いすることが多い（爆死）（スパイダルコのマークは、蜘蛛です。蜘蛛に見えないという意見は、多いですが）ちなみに、スパイダルコはアメリカのメーカーだけど、ほとんどの製品は関市にあるG・サカイが生産しているそうだ。ふみちのデリカ４にも「セキシティ」と刻印されているので、生まれはG・サカイだろう。G・サカイが運営するナイフ博物館は正月休みで、訪問できなかった。次の機会には、立ち寄りたいと思う。さて。家の者も満足したようだし、そろそろさすがに高速のりますか！つづく！！

年末年始の旅2012-13＠その七

1/4の金曜日は、京都の親戚の家にかるく挨拶をしたら、早々に旅立つことになった。高速は使わず、信楽方面へ山越えする。信楽焼の大小屋さんへ立ち寄った。前に、ここで購入したスープカップと同じものを購入した。気に入って使っていたのに、割ってしまったもので、今度は大事に使おうと思う。さて、この後はどうしようか。横浜の家には戻るんだけど、その途中で寄り道はしたい。別に、車中泊すれば２～３日は徘徊できる（笑）ふと、看板に目をやると「伊賀の里モクモク手づくりファーム」の文字が！あーー、これ、知ってるよ！　前にテレビでみたー(≧∇≦)ノカンブリア宮殿　2012年4月26日放送「農業は楽しいぜぇ、夢があるぜぇ」過疎の町に年間50万人50億円！　奇跡の農業テーマパーク！！「食べていける農業」を目指した創始者の理念や、熱烈なリピーターを増やすその手腕にとても感動したのを覚えている。確か、ファームには大人気のビュッフェレストランがあった！（←狙いはそこかい）「この先にほんとに人気施設があるのか？」と本気で不安になる山の中を進むと、突如、広大な駐車場が現れる。車もいっぱいとまっているのだ！この施設では、入場料が必要なエリアの手前にもレストランやショップがある。今回は、ふみちの強い希望で、「テレビで見た食べ放題(≧∇≦)ノ」に行くため、入場料をはらって園内に潜入だ。余談だけど、こちらの施設、犬禁です（＾＾；　犬は車で留守番。お正月イベントがいろいろと開催されているようだった。これは和太鼓のイベント。季節イベントで来場者を飽きさせないというのも、リピーターが多い理由なのだろう。ディズニーリゾートもそうですよね（＾＾PaPaビアレストランに到着！！お昼を過ぎた時間だったので、待たずに入店できた。ただ、これはどうも特別なようで、普通はすんなり入れるような店ではないみたいだ。今日はやっぱり、空いてるんだな。ここは季節メニューのコーナーなのだろう。お正月メニューが並んでいる。野菜メニューが豊富だ。新鮮で状態の良いサラダの他に、野菜をふんだんに使ったお惣菜が並ぶ。フリードリンク（お茶やコーヒー）の他に、お酢ドリンクが種類豊富で驚いた。イチゴ酢がおいしかった（＾＾この店の最大のウリは、やはりもくもくファーム特性のハム・ソーセージが並ぶことだ。おいしい。とってもおいしいよ！！とにかくハム･ソーセージは基本おさえて、食べられるだけ食べておいた（笑）それにしても、惣菜の具材感がすごい。このクラスのビュッフェのピザで、こんなに具がたっぷり入ったものを、他に見たことが無い。カレーも野菜がゴロゴロしていて、驚かされる。デザートのコーナーも、もちろん用意されている。素材に対する店側の自信がビンビン伝わる。どの料理もおいしく食べられて種類豊富だ。1,890円（税込）という金額設定は、安いくらいに感じられた。こんな山の中で、これほどハイレベルな食事ができるなんて、驚きだ。大満足だった。機会があれば、ぜひ再訪したい。「トントン拍子に福がくる～(≧∇≦)ノ」この豚さんに頭を噛んでもらうと、福が来るそうだ。何はともあれ、息災を願う！次にファームに来るんだったら、関西に向かう途中でよって、家族にハム・ソーセージをお土産に購入するのもいいね。また行こうっと！この後は、愛知県へ向けて移動することになる。つづく！！

年末年始の旅2012-13＠その六

新年なので、京都の実家にも挨拶に行こう。そのくらいの仁義は守ろう（＾＾；ということで、1/3に兵庫→京都の移動開始。途中、神戸を通過中、ふと思いついて、ドッグカフェに立ち寄る。dog cafe Rela....x店内ペット同伴OKのドッグカフェ。おしゃれな店内だ。やはり、神戸は格が違うな。お正月メニューの中から、白玉を選んでみた。もちもちで美味しいグランドメニューも、スイーツから食事から、とても充実しているようだ。ペット大歓迎で、良い店ですね、殿下！休憩したら、次は初詣だ！（京都へ向かうのでは？）多田神社源満仲公をはじめ、頼光、頼信、頼義、義家の五公が祀られている。昔、大学で民俗学を専攻していて、鬼退治伝説を研究したことがあるのだ。（厳密に言うと伝搬ルートの研究であって伝説そのものはそんなに詳しくない）この神社は大江山鬼退治伝説で有名な頼光公も祀られている関係で、実は鬼退治絵巻や「源家宝刀　鬼切丸」等を所蔵しているはずなのだけど・・・現在、宝物殿は公開していないようだ・・・久しぶりに見学したかったのだけど、残念なり。その当時の論文や写真は、事情があって失われてしまっている。神社に来れば、絵巻はまた見学できると思っていたんだけど・・・もっとちゃんと保存しておくべきだったななぁ。いつか、特別公開とか、してくれないかなぁ・・・ちなみに、多田銀山跡の写真も、持っていたのだ。当時はもちろん民俗学の観点からの見学だったから、鉱物には手を出してないですけどね（笑）鬼退治の舞台になったとされる大江山にも、訪問したなぁ。当時、役場にはとても熱心に伝承を研究されている方がいて、お話を聞かせてもらった。大江町には鬼の交流博物館ができているという。行ってみたいと思っている（でも、冬場はあっちの方は厳しいんだよねぇ）。多田銀山にも立ち寄りたかったけど・・・そろそろタイムリミットです。京都入りしよう。。。夜のご飯で、義父と焼鳥屋さんへ行った。釜めしも名物だということで、タコの釜めし。美味しかった（＾＾まだまだつづく！！

年末年始の旅2012-13＠その五

さて、石拾い編のはじまりです元旦は家族サービスにつとめたので、2日は自分の行きたい所へGO！一部から非難轟々では、あったのだけど（特に実家の母）。犬を離れで留守番させるのはともかくとして、あっきいまで置いていくと言ったもんだからえらい母に怒られた早朝、逃げるようにそーっと母屋から車を出し、あっきいに港まで送ってもらう。目指すは小島。フェリーは出てないので、島についてからは全行程徒歩になる。（あっきいが別行動になったのはこれが理由だ。大変すぎるからヤダって言うのだ）一人で、早朝の高速船に乗り込む。装備は最小限に抑えたので、小さ目のリュック、足は登山用の（防水もしっかりしてる）靴、おにぎりと水。ハンマーなどの採集道具が入っているリュックは、見た目より重い。ナブユー（GPS）とタフ（コンデジ）はフル充電済み。ナブユーは特に、命綱だ。高速船が島の港に到着する。港といっても、何も無い・・・自販機すら無いようだ・・・呆然水を調達しておいて良かった手持ちが底をついたらおしまいということだ・・・気をつけよう。さて、どっちに進んでいったものか・・・ここから先は、ほとんど手掛かりはない。すると、港にいたおっちゃんが話しかけてきた（船の発着時に港の管理をしてるようだ）。「あんた、見かけん顔やが、何しに来たね」わーん。どこにも隠れるところが無いよーー（←お前は犯罪者か）しょうがないので、正直に「水晶的なものが拾えるかなぁーと思って」と話す。おっちゃんは、「今はもう、見つからんと思うよ」と言いつつも、海岸を探せば落ちているかもしれないとか、今日は採石場も休みだから邪魔されないで見学できるだろうと、親切にアドバイスをくれて、方向を教えてくれた。御礼をのべて、歩き始める。採石場にたどり着くのはそれほど困難ではなかったのだけど・・・広い。とにかくだだっ広い。採石場の入口あたりから、露頭までそもそも遠い・・・おっちゃんの言っていた「海岸」というのがどの辺なのかわからないが、波打ち際に降りられるところで海岸も物色してみるのだけど、何も見つからない。やっぱり露頭の方なのかなぁと思うだけど・・・？？花崗岩は確認できるけど、煙水晶は見つからないなぁ。と、母から激怒メールが入る（この島は、終始、携帯の電波はバリバリとどいていた）。「犬にご飯もあげないで家出して」あわててあっきいに電話する（二度寝していたようだ）「おかーさん、怒ってるよ」犬にご飯をあげてもらうのと、お昼には母が寿司を食べたいそうだからつき合うようにと指令を出しておいた。母はあっきいを気に入っているので、まさか怒鳴ったりはするまい（あたしはその限りではないので気をつけていないとよく被弾する）。気を取り直して、探査に戻る（爆）露頭のあたりで、たまにこんなのは目撃する。おおー愛らしいペグマタイトだ（＾＾　でも、小さいなぁアップで撮影だ。最近、スーパーマクロの使い方覚えたのだ（えへん）。これはこれで、プチ・ペグマタイトでとても愛らしいし、ある程度の塊で取り出せるなら持ち帰りたいと思うのだけど・・・ふみちの腕力では、端から粉々にはできても、まとまって割り出すことはできない。せっかくの愛らしい結晶を台無しにするのは忍びないので、見学にとどめた。もう少し、都合良く簡単に何か手に入らなかなぁー。しかし、露頭は微妙にオーバーハングしているところが多く、いつ、上から何が落ちてきてもおかしくなさそうで、あまり壁際に近づいていられない。一人だと、危機管理が難しい（さすがに、死にたいとは思ってない）。ずーっと歩きどおしで、それでも広大な採石場のおそらくほんの一部しかまだ探査できてないと思うのだけど、とりあえずお昼にする。露頭を見上げながらおにぎりをかじった。そして、また探査再開・・・と、花崗岩に（ちっちゃいけど）ガマ発見！手を入れて、中を探ってみると、コロコロっと煙水晶の欠片が出てきた。親指の先ほどの小さなもので、残念ながら頭は欠けているようだ。うーん、残念無念。でも、何も無いよりはいいか、と思い、とりあえず、標本としてリュックにしまう。他にももう少し都合よくガマがないもんかなぁー（ご都合主義）と、ガレガレになっている露頭近くで、白い結晶が落ちているのが見えた。・・・あれ、ちょーせきだね・・・長石の結晶が転がっているということは・・・？？？そして、目に飛び込んできたのは、探し求めた黒い結晶だった。ああーー煙水晶だーーー嘘みたいだけど都合よく転がってるーーーあたりを落ち着いて探すと、いくつか煙水晶や長石が拾えた。どうも、露頭の上のガマが崩れて、転がり落ちてきたもののようだ。奇跡的に、それほど傷はついてない。崩れたばかりのようだ。思わず、天に向かって叫んでいた。「神様、ありがとうございますＯ(≧∇≦)Ｏ」これらが、採集品の数々。ふみちにしちゃぁ、よくやったよ（笑）崩れたガマが上にあるなら、無理してよじ登っていったらもしかして・・・と、身の程をわきまえないことを妄想し始めたところで、雨が降り始めたうそー天気は大丈夫だと思って雨具もってないよーと、あわてて港に戻った。時間的にも、実はそれほど余裕が残っておらず、歩き始めると思ったより港から遠い所に移動していたうえ、足がガタガタに疲れていることに気づいて、驚いた。もし、無理をおして路頭に登ろうとしたら、確実にケガをしていただろう。この雨は、「もうその辺で十分でしょ！　帰りなさい！！」って意味だったのか・・・港につくと、プレハブ小屋（これしかないんだけど）に入らせてもらって、船を待つ。しばらくすると、港には数人の人が集まってきた。人、いたんだな、誰にも会わないからほぼ無人島なのかと思ってた（＾＾；朝に声をかけてくれたおっちゃんや、他の島のおっちゃん達が、「水晶はあったか？」と聞いてくるので、ポケットに入れていた一個を見せてみた。ふみちから見たら、けっして小さな水晶ではないのだけど・・・おっちゃん達は口をそろえて、「ちっちゃいなぁー！！」おっちゃん達が口々に説明してくれる「こんな太さでこんな長さの煙水晶」は、どうも人の腕くらいのサイズがあったようだ。そんなもの拾ったら、驚いて腰が抜けるわ（笑）昔の採石場の様子をいろいろ話していただいた。貴重なお話、ありがとうございます。船に乗り、無事に本土へ到着。あっきいが港に迎えに来てくれた。あっきいの方は、お昼に母と寿司ランチを食べた後、オートバックスの初売りを熟視して楽しんだそうだ（楽しんでくれたようで良かった）拾ってきた煙水晶は、ぱっと見た感じは真黒なんだけど・・・光に透かすと、中は茶色だ。やっぱり、煙水晶なんだな。こうして、ふみちの冒険はおしまい。母も、拾ってきた煙水晶をみたら、少しは認めてくれたようだ。一個プレゼントしたら、喜んでいた。大阪に住む叔母が遊びに来たら、見せてやってくれと頼んでおいた。叔母（母の姉）は、小学校の先生だった人で、ふみちが小さい頃に親戚の子供達を集めて、フィールドワークに連れて行ってくれたものだった。土器を拾いに行ったり、山に水晶を探しに行ったりした。米粒以下の、胡麻粒のような水晶がついた石を拾ったものだ。小さい自分には、「お店で売っているような立派な水晶は、きっと遠いところで見つかるものなんだろうなぁ。探しに行ってみたいなぁ」と夢を描くことしかできず、成長すると共に、探究心は心の奥に仕舞い込まれた。この年になって、仕舞い込んだ筈の好奇心を引っ張り出してきて、あちこち徘徊しているわけなんだけど・・・小さい自分が思い描いた、「どこか遠くにあるだろう大きな水晶」は、案外、近いところにあったのだ。見つけるのに、ずいぶん、時間がかかったものだ。水晶探しの旅は、おしまい。年末年始ネタは、まだ続きます。

年末年始の旅2012-13＠その四

あけましておめでとうございますｷｬｯﾟ+｡:.ﾟヽ(*´∀`)ﾉﾟ.:｡+ﾟｷｬｯ! これで年始の挨拶を終了させてしまう・・・いいのだろうか・・・年賀状も書かない無精者で、ほんとうにすみません。年始は姫路の我が家に家族が集結します。かんちゃんとはるちも一緒。しかし、年始の寒い朝は、かんちゃんにはちょっと辛かったようで（笑）芝生に霜がおりてるもんなぁシュリは今年もがんばります！母屋に暮らす皐月ちゃんもがんばります（ちょいデブだけど）。みんな、新しい年は、あたしと一緒にダイエットしよう！　(｀・ω・´)ｷﾘｯそして、初売りにでかけます（犬たちは離れに留守番）。毎年、イオンは元旦から豪快に初売りのバーゲンをやる。福袋もばんばん売る。けっこう、これで着る物を調達するパターンが多いのだ。東京じゃ服、買わないなぁ。お昼はフードコートで粉物を食べるべし！ホルモン焼きそば、ホルモンましまし(｡･ω･｡)ﾉ（注意：そんなコールはない。ただ、ホルモンを増量はできるのはホントだ）芸人さんのイベントがあるとかで、会場はすごい人が集まっていた。いかん、人ごみに酔ってきてしまった（＾＾；でわでわ、お茶をして休憩だ。明石焼きをオーダーする。姫路で明石焼きを食べるときは、ちょっとソースつけてから出汁にくぐらせる。姫路の人間はなんでもソースかけるって言われたことがあるが・・・美味しいと思うよ。変かなぁ(●´･ω･)ﾉこうして、元旦は楽しく美味しく過ごした。案外、買い物はしなかったのだけど・・・あっきいはすみずみまでお買い得商品をチェックできて、とても満足だったようだ。実家には、毎年恒例のミスタードーナッツの福袋をお土産に購入した。今年はスヌーピーのひざ掛けとスヌーピーのタッパなどが入ってたよ！よし。あたしは年始から家族サービスに十分つとめた筈だ！２日は鉱物採集、行っても良いですかーつづく！！

年末年始の旅2012-13＠その三

まだ年末の話を書いている・・・道の駅　小豆島オリーブ公園へ行ってみることにした。オリーブの林の向こうに海が見える。なかなか綺麗な光景だ。お土産コーナーには、オリーブを使った様々な食品や化粧品が並ぶ。こうやってみると、オリーブって汎用性があって、しかもご飯系にもお菓子系にもおいしく利用できて、いい素材だなぁ。写真を撮りそこねたけど、あっきいが食べたオリーブソフトもよかった。オリーブの木って、綺麗だな。サン・オリーブレストランで、おそめの昼食をとることにした。「ひしお」っていうのは発酵させた調味料をさす言葉のようで、ここではもろみや醤油のことのようだ。鯛はから揚げのようで、それにもろみのソースがかかっていて食べ応えがあるね！野菜もたくさん入っていて、彩や栄養のバランスもいいぞ。そしておいしい！！ちなみに、テーブルにはオリーブ油が置かれていて、「みそ汁に入れてください」と言われて驚いた・・・みそ汁にオリーブオイル・・・初めての経験だ（笑）味が濃厚になる気がする。オリーブオイルが好きなら、試してみるといいだろう。自分はありだと思った（＾＾オリーブも食べてみた。普段食べているものと比べて、とてもフレッシュな味だった。さわやかで、これもおいしいね（＾＾このレストランは、温泉施設も入った大きな会館の中にあるのだけど、一階のロビーに・・・陶器を使ったアートが飾られていた。おもしろい。この後は、小豆島オリーブ園をのぞいて、また土産を物色したり試食をしたり・・・おもしろがっていろいろ購入する。オリーブはやはり、何に使ってもいいね。しっくりくる。醤油サイダーは（小豆島は醤油も名産だ）、やっぱ微妙だなぁ（笑）食べるオリーブオイルは、じゃこが入っていて、ご飯にのせるといいよ（＾＾案外、和風な味だった。ゆでたジャガイモにもあう。自分用に化粧品のオリーブ油も購入した。髪につけると、なかなかいいのだ。そろそろ日が暮れてきた。この日は大晦日だから、あまりおそくならないうちに家に帰らないと、実家の母の逆鱗に触れてしまう（＾＾；（それでなくてもいつも怒られているのだ）大坂城残石記念公園は行きたかったんだけどなぁ・・・ギネスブック認定、世界一幅のせまい土渕海峡も逃してしまったなぁ。まぁ、これらは次の機会に。来年に、楽しみが残っているのも、いいものだ。この一年は、限られた時間の中、それでも存分に楽しんだ。新しい年も、きっと楽しいだろう。楽しんでなんぼの人生だと思う。誰かが言った。今日の「何でもない一日」は、きっと、何十年か後の自分が、切実に取り戻したいと願うであろう「何でもできた一日」なのだ、と。残された「なんでもできる自由な一日」を、無駄にしないよう、がんばろう。自分や、自分の周りの人たちが、幸運と賢さに恵まれるよう、いつも願っている。そして、年末年始の旅はまだ続く！！

年末年始の旅2012-13＠その二

姫路には喫茶店が多いと思う。意識して他地域と比較したことはないけれど。喫茶店はあちこちいっぱいあって、朝早く（まぁ、7時ごろには）営業していて、コーヒー一杯頼んだらパンや卵が出てきて、ぐだぐだと朝食を食べるところだと思って育った。これってどうやら、特殊らしい（愛知県はモーニング文化が盛んなようだけど）。あっきいが、「姫路のモーニングを食べてみたい！」というので・・・12/31の朝、カフェ・ド・ムッシュこの店は、ふみちも初めて行くんだけど（ふみちの昔行き付けだった店は無くなってる）、ケンミンショーでアーモンドのトーストが紹介され、一躍有名になった店だ。別店舗の店は、行ったことあるんだけど・・・ここ、盛りが良いことでも有名なんだ（笑）これがモーニングのメニュー。モーニングセットもあるけど、モーニングサービスもある。「サービス」は、お茶を一杯注文すれば、料理がついてくるってもので、文字通りサービスなのだ（ふみちには当たり前のことで、朝ごはんのプレートでお金取られるほうが信じられないんだよね）ふみちはアーモンドトーストとゆで卵のサービスをチョイス。あっきいはサンドイッチとオムレツのサービスを頼んだ。満足満足(≧∇≦)ノ難をいえば、どうしても文化がそうなんでしょうがないんだけど、喫茶店っておっさんの社交場なんだよね。タバコの煙がねー（＾＾；禁煙とか、分煙とか、まだ浸透してないね、姫路はさて。もうすぐお昼かなって時間になったけれど、せっかくだから観光に行こう。姫路の港から、小豆島への直通のフェリーが出ているのだ天気もいいし、クルージングを楽しんで島観光っていうのも、いいよね（＾＾ってことで、小豆島～(≧∇≦)ノ海が綺麗だ！それにしても、フェリー代は高かった・・・往復で、車一台人間二人、16000円こんだけ投資したんだから、楽しむわよ！！まずは、「関西地学の旅」に掲載されている、煙水晶の産地をのぞいてみよう！あり？？・・・道路の付け替え工事をやってるね・・・この日は年末で、さすがに工事はお休みなんだな・・・しめしめ・・・（笑）あ、かこーがんに穴があった。ペグマタイトだー（＾＾でも、ちっちゃいな・・・どうにかして持って帰るとか、できそうにないなぁ。こうして、煙の石英や長石のちっちゃいのを観察して、終了。海沿いをドライブしてみる。見晴らしのいい場所がたくさんあった。海が綺麗ですね、殿下！小豆島といえば、オリーブと醤油が名産品のはず。道の駅へ行って見よう！つづく！！

年末年始の旅2012-13＠その一

あけまして、おめでとうございます2013年も、徘徊を中心に、適度にがんばっていこうと思ってます。ふぁいとー(≧∇≦)ノ年末年始は、関西の実家を中心に、あちこちと徘徊していたので、その記録など・・・石拾いも含めて、ぼちぼちと写真を掲載していこうかと思います。28日の仕事納めの後、できるだけ急いで出発しようと頑張って・・・ぐだぐだと準備して、どうにかヨタヨタと出発したのが29日の午後それほど酷い渋滞はなく、新東名を走行する。新東名はやはり、設備が整ってていいね！最近のお気に入りルートは、新東名→伊勢湾岸道→新名神高速と進むルート。高速道路は新しい道に限りますな！調子よく進んで、兵庫入りしたのが夜中の１時をまわったころだったか・・・この時間に実家についても、親は寝てるよなぁーということで、三木ＳＡで車中泊。翌朝、ＳＡで朝食にいただいた明石焼。出汁に使っていて、美味しいねぇ。こうして、姫路に到着し、ふみちの実家に向かいます。家についたら、あっきいは疲れていたようなのでひとまず休憩してもらい、ふみちは周囲でお買い物だ。なにしろ、この家、すぐ目の前が３階建ての巨大な生協、その横に巨大なドラッグストア、家の少し先にはモスバーガーや回転寿司、家の裏には巨大なホームセンター・・・と、歩いていける圏内に何でもそろう便利極まりない立地なのだ。（ようするに、郊外型の大型店舗のエリアにぽつんと残ってる住宅、みたいな？）年とった親も、さぞや住みやすいだろうと思う（笑）午後になって、あっきいがごそごそと起き出したので、「お昼にしますか？」と聞くと、「粉物たべたい！！　前に行った、コナクスって行きたい！！」と自己主張する。関西もどると、粉物三昧だなぁお好みチャンピオン　コナクスお昼過ぎだったから、席は少し空いているようだ。待たずに入店できた。ランチメニューがあるね！ふみちは、ランチメニューに300円プラスして、カキのお好み焼きを頼んだ。まずは、惣菜が盛られた皿とご飯やスープがくる。これだけでも、けっこう豪華だ！もやしと肉の炒め物。あっきいは単品で豚玉と焼そばをオーダー。自家製麺がウリの焼そばは太麺でうまいよ。で、ここで、事件です！いや、たいしたことでもないんだけどね。あっきいが焼そばとお好み焼きを食べ終わっても、ふみちのお好み焼き、出てこないんだね（＾＾；後から入ってきた隣の家族が、同じランチを注文して、お好み焼きやらなんやらを食べているのに、やっぱりふみちのカキオコってやつが、出てこないんだね・・・で、店員さんに、「あのーどうなってますか？」と聞いたら、「確認してきますね」と奥へ行って、それきり、音沙汰が無いんだね・・・これは困ったね（・－・）y-.。o○しょうがないから、また店員さんに来ていただき、これこれで放置プレイされてるけど、せめて「あと何分かかります」くらい、説明していただけませんか？とお話しする。で、青ざめて確認して、戻ってきた店員さんは、「申し訳ありません。オーダーがとおっていませんでした。あと５分くらいかかりますが、よろしいですか？」よろしいですかと言われてもね・・・まぁ、いいわ。あたしは心が広いから！ふみち「で、何をおまけしてくれる？」←関西のおばちゃん発言ですね。こうして、ほんとはランチセットを頼んだふみちだけにつく筈だったデザートを、あっきいの分もせしめることに成功した。このくらいしてもらっても、罰はあたらないわよね！満を持して登場（爆死）、噂のカキオコです。カキがもりもり入ってます！　とても贅沢で美味しかった。300円増しって、最初は高いなって思ったけど、こんだけ贅沢にカキが入ってるなら、安い。そして・・・デザートの写真を撮りそこねちゃったけど、シャーベットと鉄板で焼いて仕上げるあったかいプリンが出てくる。かなり美味しかったよ！ということで、まずはランチネタからお送りしました。年末年始の旅は始まったばかり！つづく！！