キャプテンのブログ

やっぱり話題になってしまっています。ジダンの退場劇。

ジダンの言う通り、彼のラストゲームとしてこれ以上ない舞台で怒りに任せた行動をとるとは思えない。それは頭突きした後のジダンの冷静さを見ればわかる。少なくとも清原とは違いますね。

おそらくはマテラッツィは侮辱的発言をした。しかしそれは「お前のおかあさんXXX！」的な定番的な侮辱発言だったのでは。少なくともマテラッツィにとっては。しかしジダンはそれを個別的な（彼の家族への）中傷だと受け止めた。そういうことだったらよくあることだと思うけど。

僕が小さい頃に夢中になり今でもバイブルとして愛読する「男組」という漫画がある。

とにかく男としての生き様満載の漫画ですが、その中でも似たようなエピソードがあります。
要は男が受けた屈辱にしろ恩義にしろそれは当人同士の間でしか語れないことがある。べらべら喋るものじゃあない。

マテラッツィの発言を読唇術で分析したり、双方に問いただすことなんて意味がない。真相は墓場の中まで持っていけばいい。

挑発にのってしまった以上、ジダンの暴力行為は社会的制裁や人道的批判を受けて当然だけど、それを覚悟の上でこそジダンは男としては間違っていないと思う。

だから連盟とかが調査にしゃしゃり出てくる前に。MVPを「剥奪」される前に自ら「返上」すればそれで一件落着だと思うのに。ラストダンスは終わらないね。