キャプテンのブログ

我流でも何とかなる山登りだけど

本来は覚えるべき知識や技術があるものでして

その筆頭は地図読み。


車の運転でも地図を見るのが苦手な僕には大の不得意分野だけど…習得できるかどうかはともかく逃げ回ってばかりもいられない。

というわけで初めて登山スクール「初めての地図読み」ツアーに参加してみました。


当日は正に梅雨入りカウントダウンのどんよりした天気だったけれど、集合場所のモンベル長瀞店に着いた時には何とか雨もあがっていた。

この日の参加者は自分含めて７人。

年配のご夫婦（カップル？）に３０代と思われる男性、そしてあと３人はソロの山ガール！

僕は正直、山ガールなんてファッションでしょ？って思うところあったのだけど

平日に単独で長瀞まで来て読図をマスターしようとする山ガールの意気込みには感心してしまう。

男なのにコンパスの使い方すらちゃんとわかってない自分が恥ずかしくなります


座学の後、バスで実践する蓑山登山口まで向かいます。

蓑山は標高５８７メートル、花の名所でもある独立峰です。


列を成して登り、途中何度も立ち止まっては自分がいる場所や向かう方向を地図とコンパスを使って確認する。

そうして約２時間かけて山頂到着！

…晴れていれば両神山や武甲山が見渡せるらしいけれど、この天気では仕方ないですね。

実は蓑山の頂上には車でも来れてしまうのですが、それをわざわざ歩いて登るところに意義があります。

自由行動で昼食を摂った後、出発というところでとうとう雨が振り出しました

大丈夫！僕にはとっておきのレインウェア、トレントフライヤーがある！

モンベルのツアーでモンベルの製品を使う…何て気の利いたお客じゃないかと自負するところもあったのですが

同行スタッフに「レインウェア初めて着るんですよー」と話を振ってみても

「そうなんですか。」

そこは「お！トレントフライヤーですね！」「我が社の製品ありがとうございます！」ぐらい言って欲しかったなあ

下山はぬかるんだ道に足を滑らせてしりもちつく人が続出しましたが、麓に着く頃には雨もあがり晴れ間も見えてきた。

日本通貨発祥の地に建てられた記念碑。

でかいです

さらに下ってバスの待ち合わせ場所にある聖神社にも同じようなモニュメントがあります。

金運アップのご利益があるようなので、そりゃもう必死にお願いしてきました

というわけで初めてのツアー登山。天候悪かったし、自分のペースで登れない歯がゆさもあったし、このツアーだけで読図が出来るようになるわけではないけれど。

でもこのデジタルな時代に、地図とコンパス（高度計も必要）だけを使って現在地や目的地を割り出すっていうことが出来たら、単純にかっこいいなーって思いました