2020/07/30(木)23:08
ラスト・ブラッド
もうほとんど上映終了間近のタイミングで観てこれました
『ランボー ラスト・ブラッド』
牧場主として家族同然の孫娘と平穏に暮らすランボー
しかし失踪した父親に会いにその孫娘がメキシコに向かいあっけなく人身売買組織に捕まってしまい…
何の計画もなく奪い返しに行ったランボーもまた半殺しにされ…
しかし本気になったランボーの反撃が開始される…
いくら極悪非道のマフィアとはいえ、これまで軍隊相手に戦ってきたランボーの敵としてはスケール小さ過ぎるし…きっとこれから話は二転三転していくのだろう。。。と思いながら観ていたけれど、んん?もしかしてこのまま直球ど真ん中のストーリー??
でもふと思った。
復讐を決意したランボーが止めようとする仲間のジャーナリストに言う。
「目には目をだ!」
世の中は便利になって、多様性が尊重されて、それは進歩であることは間違いないけれど
でも反面、面倒くさい世の中になったなあ…て思うこともしばしばある。
チャールズ・ブロンソン、クリント・イーストウッド、メル・ギブソン…僕の好きだった俳優も出演映画てだいたいこんなストレートな映画だったじゃない。
「やられたらやり返す」「悪いことしたやつはその何倍もの罰を受ける」
せめて映画の中だけはそういうシンプルな展開があっても良い気がします。
そう思えばクライマックスのほぼスプラッター映画的な展開も納得できるような…
とはいえ
名作として語り継がれる1,2作目を思えば、もはやB級映画となってしまった本作で完結してしまうのはちょっと寂しい…
結局のところはスクリーンでスタローンの姿が見られればそれで良いわけだし
きっとまたランボーは帰ってくると信じて、僕もその時まで一生懸命生きます