ありのmama隊

から梅雨かと思えば急な土砂降り……
みなさまめげずにお過ごしでしょうか？

まずは、ただ今ありのmama隊で募集中の企画ですが

７月２０日　ありのmamaカフェ
「グループホームってどんなとこ？@石畳茶屋」
７月２５日　チャレンジドプレーゴ映画会
「怪盗グルーのミニオン大脱走」

につきましては、定員となったため、募集をストップして
おります
(ミニオンについては、キャンセル待ち受付は可能です)。

７月２５日　映画会の「アンパンマン」については
ひきつづき募集を行っております。
お子さんの映画デビューに迷っていらっしゃるあなた！
ぜひ、お友だちお誘いあわせの上お申し込みください。



さて、先日７月９日に行われました
ありのmamaカフェ・防災クッキングのご報告です。

講師にお招きしたのは、管理栄養士・調理師・防災士・
応急手当普及員と、多彩な資格をお持ちの向坂智子先生。





避難用、防災用の品を一式持ってきて
くださいました。
ブルーシートの拡げてある広さは、実際の
震災時に、一世帯分の居住スペースとなった
広さだそうです。(高齢者一～二人というお宅
の多い地域で、とお聞きしたような…)

救命胴衣のオレンジは、自然界にない色を
あえて使っているとのこと。
また、子どもさんはすっぽり脱げてしまわない
ように脇の緑色のもののようにサイズの小さい
ものも市販されているとのことです。



実際にセットで手に入る非常袋(左の黄色)は
なんと１０キロ。しかも背負うと肩に食い込む
ので、特に小さなお子さん連れなどのお母さん
方は、右のようなリュックに、３キロ余程度の
荷物が実際に逃げたり、動いたりしやすいとのこと。

「ホント、肩に食い込む……」


「内側のたくさんあるポケットに、いざという
時に持ちだすものを常に入れておけるような
ベストを用意しておいてもいいですね」と、
向坂先生。

他にも、風呂敷で作る三角巾など、実践的なことを
色々と教えてくださいました。


さて、いよいよクッキング！


この材料(約４人前)が……どう変身するのか？
左から、切ったジャガイモ(生)、牛スジ缶、
生玉子二個、イカ缶、切った大根(生)、
下左からパスタ100グラム、袋に米70グラム
(ここに水を120ミリリットル入れました)、
マカロニ。


おかずを作る時に大活躍の、ポリ袋。
これにそれぞれイカ缶＆大根、
牛スジ缶＆ジャガイモ、
マカロニ＆水という組み合わせを入れて、
空気をできるだけ抜いて沸かした湯に
入れます。


缶を開ける手つきもしんけん。


鍋に投入！　やけどに気をつけてね。


パスタ、バキバキに折ります！


味付けは塩コンブとケチャップのみ。
ほんとにおいしくできるのかな～(わくわく)。


お米は三十分煮ます。
時間をしっかり計るのもまた、お勉強。


いつもお世話になっている事業所の
ルピナスさん、わかふじさんからも
数名、見学に来て下さいました。
ありがとうございます！


玉子をといて、塩水を沸かした中に
流し入れると……
ダシがなくてもおいしいスープに！

そして……できました！

今回のメニュー(写真は二人分)。
ご飯、
フライパンで作るパエリア風パスタ
(タマネギ、SPAM缶)、
牛スジ缶とじゃがいもの肉じゃが、
イカ缶とダイコンの煮もの、
玉子スープ、マカロニのきなこかけ、
です。


おいしいね～！


「いつもより、よく食べております！」


お食事後、新聞紙でかんたんにできる
スリッパの作り方も教えていただきました。

開催後のアンケートより(一部です)。
<防災についてのお話>
・１００均でいろいろな物も売っていると
いうことなので、これから気にして見て
いこうと思います。
・ビニールシートに２人のみのスペースには
驚きました。
避難所の映像を見ることはありますが、実際に
目の前にすると避難生活の大変さは厳しい事
なのだと思います。
避難する際の持ち出し品も、改めて確認します。
毛抜き、尿取りパッドが止血に役立つことも
勉強になりました。
しかし、女性が運べる重さは、3.5～4kg…
沢山は運べないのですね。
・防災ベスト、子どもを背負うとリュックは
持てないので、私には必需品だと思いました
…実際にお話を聞かないと気づかないものですね。

<クッキング>
・普段も使えることが多く、実用的なものばかり
でした。
子どもたちにもお手伝いしてもらえる作業が
あったので、これから一緒に作ることができ
ればと思います。
・防災食とは思えない感じで、すごく豪華でした。
パスタや煮物などが缶づめなどを使って簡単に
作れることにびっくりしました。
・多くの調味料は要らず、ある物で作れること…
役に立ちそうです。
・袋調理、鍋汚さず色々できるのがありがたい
・食器や調理器具の使用が最低限の調理法、
作ったことのない缶詰めの使用など新しい発見
ばかりでした
・空気を入れずに縛るところがポイントですね。
先生のやるところを実際に見せていただき、今日は
うまくできました。
普段も使えるビニール袋での料理は、より簡単で
手軽で、自宅避難予定の我が家には本当に貴重な
調理法だと感じました。
娘は、手が不自由で、料理は好きですが難しい
部分も多いので、これからこのビニール袋料理を
いろいろ試してみたいと思いました。

向坂先生、ためになって、簡単で、しかも、
とってもおいしいクッキングと防災講座、
ほんとうにありがとうございました！

このような企画もひき続き、やって行けたらと
思っております。

みなさまからのご提案、アイディアなどもまた
教えてくださいね。


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