ケリーちゃんの穴

「緊急事態です。ケリーちゃんに逃げられました・・・」 そんな電話を夜中の１１時過ぎに『大学猫』のねこ子さんに差し上げたのが昨夜でした。 とある事情で急遽ケリーちゃんを一時お預かりする事になり、ケリーママさんからケリーちゃんを受け取ったのが夜の７時過ぎ。 ９時頃から２時間ほど留守にして帰宅したら、ケリーちゃんが忽然と姿を消していました。 広くもない我が家の隅々まで探し回りましたが、ケリーちゃんはいません。 扉も窓もどこも閉まったまま。 まさかケリーちゃんは開けた扉を閉める術を会得してるのか？！ でも外から鍵までは掛けられないよなぁ・・・。 本当に神隠しにあったとしか思えませんでした。 そして発見しました。 『マルコビッチの穴』ならぬ、『ケリーちゃんの穴』。 昔、商売をしていた頃に使っていた排気口です。 まさかこれが外に通じてるのか・・・？ ・・・通じてました～っっ （この写真は後から撮ったものなので、既に箱で出口を塞いであります） 今更言い訳してもなんですが、この穴はウレタン材で簡易蓋がしてあったんですよ。 まぁ、簡単に開いちゃうような代物でしたけど・・・。 穴の周りには空箱やら何やら雑多な物が積み上げられて、全く見えない状態でしたし。 私自身、この家に１０年住んでいますが、この穴が外に通じている事を知りませんでした。 もぉ～びっくりです。 げに恐ろしきは恋する乙女（発情したメス？）のお外に対する執念ですな・・・。 で、結局のところケリーちゃんはどうなったのかと言いますと・・・以下次号！