2007/02/04(日)10:58
2月4日 立春の誕生花 ツバキ
妖怪姫吹雪深雪毒舌紫日記の吹雪深雪さんからの誕生花と、花言葉
椿・山茶(つばき)ツバキ科ツバキ属
「山椿」「藪椿」「乙女椿」「紅椿」「八重椿」椿全体の花言葉は、完璧な魅力・誇り・控えめな美点・美徳
(赤)控え目な美点・気取らない優美・気取らぬ魅力・つつしみ深い
(白)の花言葉は、申し分のない愛らしさ・理想の愛・至上の美
・理想的な愛情・冷やかな美しさ・ひかえめな愛・素晴しい魅力
(桃)贅沢・おしゃれ(日本)の花言葉は、申し分ない魅力
白玉椿(しらたまつばき)完全な愛らしさ・汚れのないこと
大神楽(だいかぐら)負けない心・岩根絞(いわねしぼり)すがすがしさ
侘助(わびすけ)なぐさめてあげます・乙女の祈り(桃色)簡素
大関 大阪府交野市「大阪市大付属植物園」
雪中花 京都市左京区「京都府立植物園」写真は、ボタニックガーデンより
下のコメント内の写真は、そのコメントサイトから掲載
ボタニックガーデンからの豆知識
わが国の固有種です。語源は「ツヤバキ(艶葉木)」が転じたもの。豊富な園芸品種があります。
その原種は「ヤブツバキ」と「ユキツバキ」それに「サザンカ」です。
「サザンカ」が晩秋から初冬にかけて咲くのに対して、「ツバキ」はおもに早春です。
また「サザンカ」の花びらは散り、「ツバキ」はポトリと落ちます。
季節の花 300からの豆知識
学名 Camellia japonica Camellia : ツバキ(カメリア)属 japonica : 日本の
Camellia は、17世紀のチェコスロバキアの宣教師「Kamell カメル」さんの名にちなむ。
椿はカメルさんが18世紀に東洋からヨーロッパにもたらしたことで広まった。
英名でも「カメリア」と呼ぶ。
開花時期は、 1/25頃~ 5/10頃。 ・日本特産。
一般に「椿」といったらこの薮椿を指すようだ。園芸品種は1万以上ある。
「古事記」では"都婆岐"、「日本書記」には"海石榴"の字で表現されている。
(現在の奈良県桜井市金屋に、昔(奈良時代等)「海石榴市(つばいち)」という市場があり
交通の要所ということもあり賑わった)。
"椿"の字は「万葉集」で初めて登場する。
「つばき」の読み方の由来には諸説あり。
1."光沢がある"意の古語「艶葉木(つやはき)」から。(葉は濃い緑色で光沢でピカピカ)。
2.葉に厚みがある意味の「厚葉木」から。
3.強い葉っぱの木の意味の「強葉木」から。
4.落ちた花が、刀の鍔(つば)に似ており、「鍔木(つばき)」の名から。
5.朝鮮名の「冬柏(つくばく)」の名から。
現在はふつう「椿」の字で知られるが、この「椿」の字は日本で作られた字(春に花咲く)で
中国では「椿」は、栴檀(せんだん)科の高木である「ちゃんちん」という木のことを指し
漢名では日本の「椿」は「山茶花」と記す。
(日本では「山茶花」は"さざんか"で定着済。 昔からの取り違え)
古代の日本人は、冬も緑色の椿の葉に霊力を感じたらしい。
★薮椿 花は大きくやや筒型。花ごと散る。葉は大きい。
山茶花 花は大きく横にひらく。1枚ずつ散る。葉は薮椿よりは小さい。
寒椿 花は小さく八重が多い。1枚ずつ散る。葉は小さい。
夏椿 咲く時期が他の3種類と異なる。
佗助(わびすけ)など色々種類がある。一重や八重があり、花色も赤、白、ピンク等様々。
江東区 東砂
幹は建材に利用され、陶器や漆器などの工芸品のデザインにも用いられる。
種子から採れる「椿油(つばきあぶら)」は頭髪用などに利用される。
また、椿の灰は紫染めの媒染に使われる。
伊豆大島の椿は昔から有名で、ここは太平洋上で気温が高いため1月中旬から見頃(椿祭り)。
実 江戸川区 葛西親水四季の道
種 市川市 富浜
侘助は、お茶のときによく使われるような気がします。
椿全体の花言葉は、完璧な魅力・誇り・控えめな美点・美徳 魅力がたくさんある人はうらやましいですね。
ひかえめに・・・それもまた、魅力の一つになりますね。
イラストは四季の素材 "十五夜" から wabisuke
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今日、立春
朝からとても強い風が吹いています。
昨日、鬼は外で 家から追い出した鬼を、風がどこかに連れて行ってくれているようですね。
春とは言えど、冷たい風です。まだまだ、寒い日も続きます。暖冬も油断禁物です。
陰暦の新年にあたるので、私は新しいお箸に今日から変える予定です(^^)v