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「札幌ダービー・北斗盃」(H1)は、フジノダイヒットとモエレスリーストンの直線の攻防に、見応えがありましたが、1分50秒を切る時計で、フジノダイヒットが振り切っての勝利。重賞初制覇となり、山口竜一騎手は今年重賞3勝目。
「厩舎スタッフが完璧に仕上げてくれたお陰で、自信を持って挑みました。1馬身という着差以上に強く、本来ならもっと突き放せる馬です。まだまだ強くなりますよ」と山口騎手(取材協力、ホッカイドウ競馬)。能検で猛時計を出した潜在能力の高さが、ようやく開花したダイヒット。三冠に向け、楽しみが広がりますね。 さて、「ダービーWeek」の中でも、最も注目を集める「第52回東京ダービー」(G1)が行われます。日本ダービーにも劣らない、ダービーの雰囲気が伝わる伝統の1戦。注目しているのは、ホッカイドウ競馬出身のこの馬です! 大井11R ◎ジェネスサイレンス ○シャイニールック ▲バンクレイド △ビービートルネード △トキノシャンハイ △キャプテンシーオー △ルークウッド ホッカイドウ競馬では1戦しかしていませんが、終いの脚が母譲りで強さが光りました。当時から脚元はスッキリしない馬で、歩様は今ひとつに映る馬ですが、生まれつきのものですし、全く心配する必要はありません。船橋へ移籍しての初戦も、馬群を捌いてきた時の速さは天下一品でした。前走は、乗り込まれていたとはいえ久々の影響もあり、少しテンションも高かった印象があります。本来の抑える競馬で、直線勝負に賭ければ、良血馬の大駆けが見られると思っています。 シャイニールックも、ここまでの道程が強いの一言。小ぢんまりした馬で、パドックで目立つ存在ではありませんが、身のこなしが柔らかく、馬場に入ってから、存在感を表すタイプです。父の得意距離は中距離以上だけに、距離延長は問題ないでしょう。この馬が早めに前を捕らえに行く形になるでしょうから、先行勢には厳しいと見て、羽田盃上位馬は軽視しました。それだけに、展開のカギを握る(ハナに行くという意味ではなく)のは、この馬になるでしょう。先行勢の中で最も強いシャイニーが、やはり強敵に思います。 バンクレイドは、前々走後にシャドーロールとリングハミで中間試し、その効果が見られるということで、実戦では初めて羽田盃で着用しました。多少掛かったものの、その前のレースとは比較にならず、折り合いはついた方です。1戦ごとに成長が窺えるだけに、距離延長も不安はなく、大一番で真価を発揮する可能性に賭けたいですね。 それから、7日は南関東で、ホッカイドウ競馬の後半2Rを広域場外発売します。メイン11R「ミラクルアドマイヤ賞」は、自己条件ならカッサンドーラが巻き返すでしょう。気を抜く面があり、乗り難しいインヴァリッドですが、南関時の実績から、馬体が絞れれば一変する可能性もあります。後は、好枠が引けたトゥルーピース。ボテっと映る体型の馬ですが、太め感なく順調です。セレブセレクションは、うるさいぐらいの方が走るタイプ。当日のパドックに注意したいですね。12R「琴似特別」は、先行タイプが揃った中で、スマイルセイコーが嵌まると見ました。 札幌11R ◎カッサンドーラ ○インヴァリッド ▲トゥルーピース △セレブセレクション △ヨイチテースト △エイダイセンター 札幌12R ◎スマイルセイコー ○アグランオペラ ▲シャンハイソロン △トコシナエ △オールフォーユー △アキノデメ P.S. 「大井記念」は、本当に素晴らしいレースでした。そして、新江厩務員が泣き、それを見た堀調教師ももらい泣きしていた姿は、コスモバルクが弥生賞を制した時のことを思い出しました。エイシンチャンプの復活への道のりは、短い中でも苦労がありました。それだけに、いい光景を見ることができました。改めて、おめでとうございました!と言いたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月07日 00時47分11秒
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