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2020年01月23日
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カテゴリ:東海・北陸
古くはオグリキャップやマックスフリート、近年ではラブミーチャンなどが歴代優勝馬に名を連ねる、東海の出世レース。兵庫勢は過去に、ホクザンフィールド(2002年)、トーコーガイア(2014年)、オオエフォーチュン(2019年)と3勝していますが、JRA認定勝ちはもちろん、重賞で地元重賞で3着以内に健闘している馬たちでした。そう考えると、今年の2頭は、カラミスジャクソンはJRA認定勝ちはあるものの、重賞では「園田ジュニアカップ」の2秒1差5着が最高。コスモピオニールは、JRA未勝利から転入し、JRA認定と「園田ジュニアカップ」での好走はあっても3着が最高という戦績で、少々物足りない印象がありました。

 東海勢では、「ゴールドウィング賞」を逃げ切ったインザフューチャーや、ホッカイドウ競馬から笠松に移籍してすぐに「秋風ジュニア」を圧勝したダルマワンサなど、楽しみな馬たちがいました。今年は互角以上の戦いが期待できるかと思わせました。

 ゲートの中でうるさかったガミラスジャクソンが、案の定出負けし、慌てず騒がず後方から。ムスターファが先手を取り、ダルマワンサとコスモピオニールが続く展開。早々と縦長の展開となり、前半3Fは35秒7(自分の計測)とやや速い流れが刻まれました。ハイペースと見るや、ダルマワンサは一旦控える判断は素晴らしかったと思います。4F48秒3、5F61秒1とペースが落ちることなくムスターファが引っ張り、コスモピニールが直後の外につける展開。この段階で、先頭からガミラスジャクソンまでの差は3秒ありました。

 残り600mを過ぎたところから、鴨宮騎手の手綱はさほど動かなくてもハミを取り、首を前に投げ出す独特のフォームで内からグングン上がっていきます。直線入口でコスモピオニールが抜け出しましたが、ダルマワンサがコーナーリングはロスなく、直線で前2頭の外へ持ち出します。ガミラスジャクソンはさらに外へ勢いよく持ち出すと、その末脚はさらに加速し、ダルマワンサとの追い比べをクビ差制して、重賞初制覇を飾りました。

 ガミラスジャクソンが繰り出した上がり3Fは36秒8。前にいてクビ+クビ差に健闘したコスモピオニールのそれは39秒8。2番目に速い上がり3Fは、5着ユーセイシューターの38秒2ですから、ガミラスジャクソンの末脚がいかに脅威だったかを物語ります。ただ、ユーセイシューターは、ゴール寸前でガミラスジャクソンとダルマワンサの間で進路がなくなる不利がありましたから、38秒を切るぐらいの脚は使えたかもしれません。

 ガミラスジャクソンは、JRA認定勝ちが逃げ切り勝ちでした。割とスタートセンスは良い馬が出負けすれば、慌ててしまうケースもありますが、鴨宮騎手は冷静な判断で、素晴らしい騎乗でした。笠松での重賞を2開催連続で勝利する相性の良さも感じます。

 一方、ダルマワンサは悔しいレースだったと思います。筒井騎手も、前2頭がやり合う展開を控え、自分のペースを守った判断は正解だったと思いますが、このクビ差はちょっとしたことで逆転も可能な差です。速い流れを追い掛けたコスモピオニールの僅差3着も、着実に力をつけていることを示した内容だったと思います。







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最終更新日  2020年01月23日 17時32分38秒
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